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3月上旬のバーチャルネットトーク



カウンターのリセットたて、立てよ国民雛祭り騙された二人グラビテーション。

政治とネットだらだらと政治の話心を叫ぶ人

平成14年3月1日 たて、立てよ国民
氷「アルヲさんの演繹、帰納説明が為になった上に、興奮してしまって夜更かしして眠たい目を擦ってます。こんにちは、バーチャルネットトークです」
二「アレ、萌えデスヨ!氷見は、高校生に戻った気持ちで広辞苑引っぱり出してましたネ、同じくばーちゃるねっととーくデェス」

氷見がニルの腹をドツキながら小声で「私、まだ16才。今日女子校の卒業式に来賓で出席したけど、一応高校生なのよ!」と呟いた。

氷「まあ、なんていうのか演繹を利用した方がセンセーショナルで面白いのですが、突っ込みがし易いんですよね。なにせ前提のどこかに矛盾が存在すれば、全て否定出来るわけだから」
二「そうデスネ。前提が正しければ、結論も正しくなるのが演繹法デェス。自分の論に完璧との自負があれば演繹で論を進めると良いデェス。その方がわかりやすいデスシ、見ている方も楽しいのデェス」

氷「まあ、こんな勉強を再びしたい気持ちにさせてくれたアルヲさんに感謝します」
二「氷見、なにか役に立ったのデスカ?」

氷「テキスト系801小説を読み始めてから、無題さん斬鉄剣さんを嫌いな理由を一生懸命考えてたんだけど、無題さんの2月27日の日記っていうか、なんでこんなにデマゴーグの文章が私のカンに障るかといったら、斬鉄剣に似てるからなんだな』という言葉と、今回のアルヲさんの演繹と帰納を読んで、ポンッと膝を打っちゃった」
二「デマゴーグさんの文章と斬鉄剣サンの文章の似ている点デスカ?」

氷「うーんと、結論から言うと、二人とも演繹法が好きだと思うのよ。ポンッと前提となるセンセーショナルな言葉を打ち出した後、そこから論を推し進めて結論に達しようという感じ。例えば斬鉄剣さんの求められてでは『サイトってのは「そのオーナーの世界」なんですよ』とか『アマチュアのテキストに文章力なんてものは必須ではありません』とか『日本語の文法がどうのとかの形式的な理屈を重視する今の流れを変えないとダメ』などという前提を提示しながら結論まで導こうとされています。同様に、デマゴーグさんの文章力も『文章力とは文章を用いて表現する力』を前提としてあげ、論を詰めていく形を取っているのよ」

二「それについてはデマゴーグさんの『斬鉄考』でも触れられているのデェス。演繹という言葉よりも『非常に良く似た波動』という表現をされているのデェス」
氷「その項では『斬鉄剣は宗教なのか』というタイトルが打たれているんだけど、宗教家は確かに演繹をよく使うのよね。そちらの方が信者を思考停止に追い込めるから。あっと、別に斬鉄剣さんがそんなつもりで使っていると言うつもりはないのよ」

二「で、それがどうしたのデェス?氷見の言っていることは、そんなに珍しい論調でもないデスガ?」
氷「うん、そう思うよ。たぶんそのことは、他サイトでも語り尽くされていることで、デマゴーグさん、斬鉄剣さん、お二人ともしっかりと感じていることだと思うし。そんなことがわからない二人じゃないわよ」

二「じゃ、何が言いたいのデェス?」
氷「んと、えっと、ちょっと待って。無題さんの801における扱いってどうなっているかしら?」
二「受けデェス。801アワードでも1位デェス」

氷「お姉さま方がどう感じているのか少し分からないところはあるけど、奇しくも無題さんは『受け』を得意としているのよ。ネットバトルでも
二「無題サンは攻めているように思えるのデェス」
氷「えっと、無題さんのネットバトルを考えてみると、相手の文章を引用して突っ込むことが基本なの」
二「ナルホド、そういう意味で受けデェス」

氷「で、相手の文章に対する突っ込みを重ねながら、結論らしきモノを導き出す――コレって帰納的じゃない?」
二「そうデェス。ちなみにプチ無題と斬鉄剣さんに揶揄されたWEBSITEサンも同じ手法デェス」
氷「そう。帰納法を得意とするのが無題さん達、とも言えるかもね。だから、無題さんと斬鉄剣さんというのはお互いの手法が全く違うだけに、相容れない部分が多いのかも、というのが、私が出した帰納的な結論なんだけど」

二「無題サンは斬鉄剣サンを自分と似ているとリンクコメントで言っていマシタ!氷見は無題さんは帰納法だというなら、アレはどういうことデスカ?」
氷「えっとね、推測で恐縮だけど、無題サンは演繹を実は好きなんだけど、その厳しさ難しさを理解しているのよ。あ、理屈でと言うよりも、感じているってことだと思うんだけど。だからそれを堂々と展開する斬鉄剣さんを自分のことのようで見ていられない、ということじゃないかしら」

二「うーん、なんとなく、801ちっくデスネ。演繹と帰納ってどうなんでショ?」
氷「まあ、どちらが優れているというワケじゃないけど、隙が出来にくいのは帰納法といえるんじゃないかしら?理由は演繹の特性を考えれば一目瞭然。で、演繹の方が一般的にウケるのは、大衆が望むのがハッキリとした言葉だから。コレはタナカマキコがうける理由と一緒」

二「タナカマキコさんは大衆扇動がお得意ですカラ」
氷「そう、そう言った点で、今日のオチ行くわよ」
二「お、オチデスカ?」

氷「デマゴーグさんへ。
朕さんは、なぜ、アパラチア山脈という名前からデマゴーグという名前にしたのかしら?私はこの題名にアナタの意思を強く感じます。今回の件で少し落ち込んでおられるようですけど、演繹法で語る路線は変えるべきじゃないと思います。アナタはデマゴーグ=扇動政治家なのだから。自信を持ってテキストサイトのタナカマキコ、たれ
(彼のあまりの行動に削除)(3/3)

―――――――――閉幕――――――――

「えっと小説はどうしたのデェス?」「なんのことかしら?」という氷見の顔に滲む一筋の、汗。
平成14年3月2日 二人の行動に制限をかけずに更新するテスト。
氷「こんにちは、覚えたての論理を思わず使ってしまう、ちょっぴりアレなバーチャルネットトークです」
二「まあ、昨日のは当たり前のことを大業な言葉で説明しているだけな、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「しかしアレよね。昨日の文章だけど、なんでこんなに魅力のない文章になるのかしら?」
二「ヤパーリ、演繹で語るべきデスネ。せんせーしょなるな言葉をバリバリ使いまショ!氷見のスリーサイズは上から、き」

氷見が素早い動きでニルの腕をねじ上げ、柱にくくりつけた。「な、なにするのデェス」氷見は答えない。答えない代わりに、爪でニルの額を軽く弾きはじめた。弾く弾く弾く弾く弾く弾く……はじるす……一撃一撃は全く痛くないが、ひたすら一時間も弾かれ続けると人は正気を失う。その狂気への臨界点をニルは迎えようとしていた。

氷「ふぅ。まあ、なんというか」
二「あうあうあうあうあうあうあうあうあうあううあうあ」

氷見は手を休めない。ひたすらニルの額を弾き続ける。やがてニルの口元からヨダレがこぼれだし、彼はあっさりと昏倒した。

氷「私たちは、存在自体が許されざる者的だから、あまり派手なことはやめておきましょ。ね?」

氷見の問いかけにニルは動かない。かろうじて失禁はしていないが、眉間がひたすら痙攣している。そんな事態になって、氷見はようやく彼の額を爪で弾くのを止めた。


氷「そうよね、ありがと。難しいところだけど、キミに分かってもらえることが私は一番嬉しいかも。――え?今日はなにするかって?んーと、別に決めてないのよ。だからね――」

氷見はそこまで言うと、手にした水を口に含み昏倒しているニルの顔面に吹き付けた。


二「う……氷、見……」
氷「下らないことをしゃべろうとするアナタを虐めるの」

再び氷見はニルの額を爪で弾きはじめる。パチンパチンパチン……単調で規則的な刺激の連続が、ニルの意識を再び奪った。

氷「あのね、眠っているから言うけど、私アナタのこと好きなのよ。苦悶の表情を浮かべているときなんか特に」

氷見は燃え上がる心のままに行動していた。怒りよりも恍惚が彼女の体を支配している。ふたたび口に水を含むと瞼にゆっくりと口づけをする――口づけをしながら、彼女は水を力の限り彼の瞼に押し込んだ。当然、ニルは苦悶の表情を浮かべる。
ハァハァ……氷見の顔が恍惚から愉悦に、呼吸は荒く、唾の量は激しく、心臓の鼓動は大地のドラムのようである。

二「あーと、そろそろこんな展開はやめまショ?」

ニルはおもむろに起きあがって、酷く冷めた表情で呟いた。氷見もフンッと鼻で笑って狂気の表情を崩した


氷「そうね。やめておきましょうね。バブル的アクセスでも見に来てくれた皆さんを無視するような行動は慎みましょう」
二「まあ、二日に一回はこんな感じで行くのデェス」
氷「エッ、ということは逆に、二日に一回は言及系になるの??めんどくさいわよ」

二「じゃあ、小説を書くのデェス。テキストサイト系小説サイトなのに作品が2本しかUPしてないってのはまずいと思うのデェス」
氷「だって、面白そうなバトルが起きないじゃないのさ。なんで1月のような事変が多く起こらないのかしら?1月の頃にこのページを立ち上げてたら、もう書きまくりなのよ?今さらあの頃の小説を書くのは季節はずれも良いトコだし」

二「斬鉄剣さんのテキストサイト史記に応募して見るというのは如何デショ?」
氷「イヤなのよ。もうね、なんか参加型の企画に乗るのは虫酸が走るっていうか、私の薄っぺらな自負心がそういった行動を拒否するの。もう人と絡むのは苦手すぎるのよ」

二「氷見……斬鉄剣さん嫌いデスカ?」
氷「え、えええっと、きらいじゃないのよ、あなたも嫌いじゃないでしょ?」
二「はい好きデェス……というか萌えてマァス」

ブチ。

氷「あああーーーーーーーーーーーーもう、そんな一回やったパターンは二度もみたくないのよッ。めんどくさいし、うざいの。アンダースタンド?」
二「チッ、ヤラしてくれたっていいデショ?ワタクシだって好きでやってんじゃねえんダヨ!」
氷「アンタねえッ、今日は珍しく管理人が『好き勝手に話ヤガレ』っていってんだから、有効に使いましょうよ」

―――――――――――――夜は更けていく――――――――――――
「っって終わり?」「疲れたようデェス」「やっぱりダメねぇ、キャラに好きなように会話させるのは」「脳内会議を開いている気分デェス」「うわ、最悪」
………と、読んでくれる方を無視して本日の更新は終了、と。


追記
氷「デマゴーグさんは黒字の文章をUPした意図はなんでしょうか。真っ向から反論してこそデマゴーグさんなのにな。なんとなく気持ちは理解できないわけじゃないけど、一気に力が抜けました」
二「少し哀しいデスネ……」
氷「昨日の時点で気づかない私もバカなんだけど。一生懸命応援してしまったよ。なんだ、結局普通の人なんだ。叩かれ強い人だなって少し尊敬してたのにな」
二「と、すると、ワタクシ達の文章も晒されたと考えて良いのデスカ?」
氷「デマゴーグさんの気持ちの中にそれがないとは言えないわよね」
二「なんか脱力デェス。正面から闘ってこそデマゴーグさんがデマゴーグさんたる所以だと思うのデスガ」
氷「朕さん、サイト閉鎖する気でしょうね。というよりも、せざるを得ないんじゃない?論理系を標榜する人が感情むき出しの文章を、背景にとけ込ませてUPしてるのよ?そんな卑怯な人間が論を掲げてももうだれも見ないわよ」
二「ダメダメデェス。最悪の方法を採った気がしマァス」
氷「気じゃないわよ。最悪なのよ。ギャグでもなんでもなく文章を反転させて人を罵倒するなどという方法は。最悪です」
二「哀しすぎます」
氷「デマゴーグ帝国の皆さんに対しても不誠実ですね」
二「名付け親があんなコトしちゃダメデェス」

氷「と、いいながら、アンタしっかりログを保存したわね……」
二「当たり前デェス」
氷「じゃ、明日はコレについて言及していくということで」
二「ネタは転がっているものデェス」

平成14年3月3日 雛祭り。
氷「デマゴーグたんカコイイ!こんにちはバーチャルネットトークです」
二「カコイイデェス。同じくばーちゃるねっととーくデェス」

氷「あーアレよ、ホントに。ココはデマゴーグさん養護に走る宮本テクを使うというのが良いかもしれないわね」
二「禿げてマァス!」

氷「えーと、デマゴーグさんが脳死スレ降臨されてたの。面白くもないけど、とても人間的で楽しいわよ?」
二「アルヲサンも降臨しておられたのデェス」

氷「まあ、格好の小説の材料だわね」
二「終局を迎えるたら書くのデェス」
氷「あー、煽られてるのかしらね。むかつくわね。でも書くけど〜」

二「なんかあれデスネ……まあ、ぶっちゃけた話、デマゴーグたん、普通の人過ぎてつまらないデェス」
氷「そうね、愛蔵さんのように精神構造がもう少し強いと面白いんだけどね。普通の23、4才にはコレが限度かしらねぇ」

二「うーん、面白くはないデスガ、少し可愛くないデスカ?脳死スレのデマゴーグたん」
氷「あら、ニルくんもそう思う?私も尊大な仮面を剥がした素顔が以外におちゃめさん。いつまでもsageないのは、腹が立つ」
二「引き立つノハ、アルヲサンの誠実っぽさデェス」

氷「脳死スレを眺めながらの更新が一目瞭然で恐縮だけど、無題さん更新してるわね。あら、しかもウチが取り上げられてるわね」
二「よっしゃ!って感じで、今、氷見が握り拳をつくってガッツポーズしてマァス。あ、氷見、殴らなくてイイデスヨ?私痛いのは大嫌いデェス。あ、ホントに勘弁して欲し/」

ガンッ、ニルの顔が左右に揺れた。――ただ、この程度で済んだことにニルはホッとした。

氷「まあ、デマゴーグ・デーをいち早く公開したのは正解だったわね」
二「昨日、真面目に凹んでいた人間の言葉とは思えないデェス」
氷「いくらなんでも一日たてば回復するわよ。あと、脳死スレでこのサイトが痛いという一言には少しやられたけどね。まあ、痛いのは昔からだし、自覚してるんで気にしなーい」

二「デマゴーグさんのことはもうイイデスネ。後はテキストサイトヲチ系サイトの今後、デスネ」
氷「まあ、そこらへんのことは良いんだ。なるようにしかならないし。まあ、デマゴーグさんほど肥大するサイトはそう現れないわよね。」
二「アパラチア山脈→デマゴーグの盛衰をリアルタイムで眺めたことをありがたく思うのデェス」

氷「うん、そうね。まあ、蛇足だけど今日のデマゴーグさんの美しい一言を上げると、アルヲさんに向かっていったこの一言よねぇ」
いやネ、アンタみたいに頭良さげでヒトの書いた文章に
「サラッ」と突っ込むヤツ素でムカつくんすヨ。ヲッチャーだかなんだか知らないけど。
俺にできねえから。
とイってみるテスト(と言ってもシャレになっていないテスト。)
二「か、格好良すぎデェス」

氷「もう形振り構ってないって感じで素敵すぎ。もうこういうキャラで、形振り構わず人のサイトを批評するサイトを作ったらどうかしら?ある意味受けるわよ?絶対」
二「突っ込みがしたくなくなるくらい全方位に向かって徹底的に罵倒しバカにしまくるのデスカ……」
氷「こういうキャラをつくってしまったら、無題さんもいっているけど最強なのよ。是非続けて欲しいわよねぇ」
二「存続キボンヌ、デェス」

氷「ああ、それじゃあ、なんというか今日の締め。生徒会長ってホントにいろんなサイト見て回ってるのね」
二「シンクロニシティとは思えないデェス!」

氷&二「ではでは〜」

――――――閉幕――――――
平成14年3月4日 だーまーさーれーたー!!
氷「小人……っていうか、大手の皆様とならべられると苦笑します。こんにちは、バーチャルネットトークです」
二「ワタクシの可愛さに気づいたようデェス!同じくばーちゃるねっととーくデェス」

氷「サイトのコンセプト通りに、とりあえずデマゴーグさんの追悼小説でも書きたいところなんだけど、なんとなく自粛ムードが漂ってるのよねぇ、私の心に」
二「何を言っているのデェス?氷見はだれかと同じことはしたくないだけデェス。単なる矮小な自負心以外の何物でもナイのデェス」

氷「まあ、人が、しかも超大手さんがやったことはなんとなく追従っぽくってダメなのよ。やるとすれば、デマゴーグさんとアルヲさんの酒場での一幕みたいにしたいトコロなんだけどね。脳死酒場……様々な雑音の中、帝国の統治を放棄した陛下と黙々と会話を交わす帝国の食客青年アルヲ、みたいな感じに。叙情的にそして情熱的に――という感じなんだけど、ただ、いい加減飽きたのよ」
二「さすが氷見、やることなすこと飽きっぽいのデェス」

ニルはそう言って、そのまま仰向けに寝ころんだ。寝ころんだまま、胸の上で手を合わせ目をつぶる。

氷「どうしたの?」
二「ワタクシもバカじゃないデェス。いい加減殴られポイントも把握してマァス。さあ、どうとでもするのデェス!」
氷「あのねぇ、私だって、いっつもそうポンポン殴ってるワケじゃ――まいっか」

氷見は苦笑いをしたまま、彼の顔を踏みつけた。

氷「えっと、ほんの少し前に微笑みを持って迎えられた『法の盾』。最近はこれ+『パパの友人に泣きつく』のが流行っているらしいのですが、『呑舟の魚は枝流に游がず』という吉田茂元首相の信念に従い、小魚たる私はきちんと楽しみたいと思います」
二「びゅぶぶびぃ」

氷「ニルくんもこの通り大変喜んでいるようです。さて――27才で親父の名前出さなければ論戦が出来ない人間というのは少し凄いです。と、いうか、親父様の知り合いの方ももの凄く当惑しただろう、と思われます。地元の有力者という言葉もギャグです。こんなところで『育て方を間違えた』と親父様に気づかせるあなたは間違いなく……っていうか、本当に心の底から面白くないのでもうやめましょう。言葉に全然乗り気でないのが表れています。あれですよ。なんつーか、デマゴーグさんが昨日確信的にキチガイを演じておられたのとは違い、デフォルトの方に突っ込むのは酷い話です。そんなこと私が許しません。テキストサイト界の人権擁護委員として言わせていただきます。みんな彼を虐めるな。私は皆さんの悪辣な差別行為にたいし、どこまでも闘います。そんなイジメをするべきではありません。イイですか、皆さんっ――」
「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃがあが」

氷見は恍惚とした表情のまま、彼の顔をぎりぎりと踏みつづけ――言葉の盛り上がりに合わせ、彼女のつま先がリズミカルに踊りだした。

氷「昨日のデマゴーグさんは自ら進んであのキチ○イ役を演じ、そして私たちはそれに乗らせていただき、その空間を楽しんだのです。怒り、悔しがり、嘆き、苦笑した――全ての感情はデマゴーグさんとの素晴らしいコミュニケーションでした。私は思います。デマゴーグさんは優秀な方でした。ご本人がどう思われようと、今のテキストサイト界にあのようなカタチのネタを提供できる方が他に誰がいるというのです?全ての名声と帝国を投げ出して、3月3日の雛祭りの日に自らの祭りを開催する男。コレはもう漢です。私には無理です。さらに、そんな人に突っ込まないのはテキストサイトヲチ系サイトを自称する私にはできませんッんっンンッ
二「ぐっががががががが」

氷見の体に瞬発的に力が入り、一気に頂点へと突き抜ける。そして、一瞬、ビクンッと身震いをしてニルの体の上に倒れ込む――。

氷「ん、はぁ…」
二「い、痛すぎるのデェス!アナタは人の顔を踏みつけて、一人SMに耽るのはやめるのデェス――っていうか最後までするなんて失礼極まりないデェス!」
氷「ですが……そんなデマゴーグさんとは違う、真性○○○○の方の……テキストサイトの片隅で…生きる権利を、奪うべきではない、か、と。もう……いいわ……なんか、とても疲れたから……テキトーにまとめておいて」

二「じゃあ、ワタクシが代わりにまとめるのデェス。ルミ姉さん3/3に禿同デェス。被害に遭われたtacさん、お疲れさまデェス」

――――――――閉幕――――――――
平成14年3月5日 グラビテーションか、貴様らっ
氷「もうね、なんていうのか〜悔しいというのは通り越して、なかなかのネタだなぁと思いました。こんにちは、自業自得なバーチャルネットトークです」
二「グラビテーションデスカ?おなじくばーちゃるねっととーくデェス」

氷「なんていうのかしらね〜。このことに関しては全面降伏だわ、なさけないけど。結局、tacの日記さんのサイトは見てたけど、ひよこの口さんのサイトなんて見てなかったのよね。それなのに単なる興味だけで昨日みたいな弄り方するもんだから、赤っ恥をかかされるのよ
二「氷見?殊勝な言葉の割には、なんかとっても悔しそうデェス!さては悔しいのデスネ!この負け犬がッ

ジトーと氷見はニルを見つめた

二「なんか言い返す言葉はあるのデスカ?負け犬がッ
氷「ないわよ。ふん」

氷見は振りかぶった手を思い切って振り下ろした。「え?なにをするのデェス?」「気にしないで殴りたいだけだから」ガキッ、「イタイのデェス」「文句は?」「ありまくるのデェス!」ボカッ、「で?」「でって何を言っているのデスカ!イタイのデェス!」ガギィ、「それから?」「あ、ああああ酷いのデェス!」グボッ、「だから?」「何もナイのデェス……黙るのデェス」グワァギッ、「なんで殴るのデェェェス」「気分の問題よ」

氷「さてと、これだけの大ネタをかました二人ですから、どう収拾付けるのかしらね?」
二「続けるんじゃナイのデスカ?」

氷「そりゃ続けるでしょうけど、今まで通りの雰囲気に戻るのは難しいんじゃないかしら?誰もが考えるけどやっちゃっいけないネタだったのかもしれないわねぇ。まあ、ネタ職人としては本望と思うべきよ。自分たちが思うようにネタを披露して、結構大規模に踊ってくれたんだから

二「特に氷見の踊りップリは滑稽でシタヨ!私はアナタに踏まれていただけデスノデ、構わないのデェス!」

氷「まあ、頑張って立て直してください、ということで」
二「唯一の被害者であるはるまきサンの「今回のネタを知った瞬間の心情」が今回のネタのほのぼのさを物語っているのデェス。相も変わらずネタの扱いの上手な方デェス」

氷「そうね、とりあえず、昨日の言動は行きすぎてました。ひよこの口さん、tacの日記さん申し訳ありませんでした。ネタに反応したバカなサイトということでお許しください
二「ペコリーノ」

     ◇◇◇

氷「えーと、ホントは昨日UPしたかったんだけど、鳥山先生の「ROSF青年対策有害社会環境基本法ですが、私も反対表明をしておきますね。また、チョト法案の現状を確認しますね。たぶん、ここら辺が私の最大の働き所だと思いますし」

二「あと、サイトで反対表明をするだけでなく、地元の自民党の代議士に姓名住所を明かした上で『表現の自由を阻害する法案に賛成する方に票を入れることはできナイのデェス』とメールしてやるのデェス。サイトでの表明よりもコレが違う人から10通も来た日にゃ、期数の若い代議士さん達は焦るのデェス!ガンガンやるのデェス!」

氷「そうね、間違っても政治家に一斉配信するようなことはしないこと。ピンポイントで一人一人説得するつもりで。代議士個人が選挙に響くと感じるようになるまで、ね。無論、荒らし系のメールは送らないこと。私は事務所でそんなメールを受け取った日には速攻に削除しますので。所詮、政治家にとって貴重な意見は地元の有権者の意見。三重の代議士に横浜の人間が陳情しても聞いてくれるわけがありません。あくまでも地元の代議士。コレ鉄則です」

二「なんか、二人して真面目なこと言っているのデェス」
氷「まあ、テキストサイト村にお世話になっている身ですから。現実で出来ることはやります」

氷見&ニル「ではでは〜」

――――――――閉幕―――――――

「閉幕後のお楽しみ、氷見リンクの時間だよ」「ハァ?なに気が狂ったことを言っているのデェス?」「いや、なんていうのか、アクセスのバブルがはじける前に人様と接点を持とうと……」「そんなことをする愚を犯した人間を私は何人も知っているのデェス。人に絡むのが苦手な氷見にはお勧めできないのデェス」「相手様にも迷惑かけるわよねぇ。ココ最近のバブルアクセスって基本的に無題さんとか、アルヲさんとか、デマゴーグさんの終演ヲチの方々でしょ?そんな濃いのが好きな人たちに紹介するサイトって難しいわよねぇ。ネタ系サイトは好き嫌いがあるだろうしねぇ」「こう言うのは如何デェス?ネガティブなアクセスかもしれないケド、オレのサイトは自身あるぜ!って方、メイルメー」「メーってあんた……まあ、それもいいかもね。じゃあ、なんていうか、私は絶対に評価しませんので、ご自身のサイトの素晴らしい点を書き連ねてメイルメー」「たぶん誰も来ないと思うのデスガ……氷見、凹みをネタにしようとしているデスネ。まあ、氷見も人の子、ほんの一時のバブルアクセスに頭がおかしくなるのも仕方がナイのデェス……」「う、それは寂しい〜」
平成14年3月6日 政治とネット。
氷「テキストサイトと現社会の政治との架け橋になるため日夜努力している、バーチャルネットトークです」
二「えーと、同じく、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「ROSFさんが火付け役でテキストサイト界に広がりつつある青少年有害社会環境対策基本法案への懸念――」
二「怖いのデェス!こんなアホな法案を出す人間の顔が見たいのデェス!」

氷「まあ、そこら辺はおいおいと。で、内閣府の仕事らしいから、内閣府に所属を明かして問い合わせしてきました――あっと、私とニルの共通の友人が、ですが」
二「その友人によるとデスネ――ここらへんはネットを見れば一目瞭然ナノデ、この友人によらなくても良いのデスガ、正確には田中直紀参議院議員(真紀子さんのハズバンドデェス)を中心とする面々の議員立法なのデェス。現在は党内の内閣部会の下に置かれている小委員会で討議されているのデェス!」

氷「で、現状は?」
二「ここらへんもネットで検索すれば一目瞭然デスヨ。02・02・20に該当小委員会による民放連への具申があったのデェス。民放連は明確に反対されておりマァス!」
氷「目新しいことはないの?」

二「そうデスネ、内閣府の可愛い声のオネエサンは『自民党内の調整段階なのでなんとも言えない』と前置きをされた上デ――」
氷「で?」
ニ「えとデスネ。『今国会の成立をめざし、田中議員が精力的に動かれているみたいですと『が』を強調されて『自民党内にも色々な意見があるやとも聞いております』と言っていたのデェス」

氷「と、私達の共通の友人が言っていた、と」
ニ「そうデェス。その友人は雇い主の代議士さんに情勢を聞いたところ『まあ、自民党内にもいろいろな意見があってな』と内閣府のお姉さんと同様のことを言っておられたそうデェス」

氷「つまり、崩すことは可能である――そう思って良いのかしら?」
ニ「そうかもしれないのデェス。法案成立の過程を言うと、とてもとても大事なのが、自民党の麻生太郎先生が会長を務める政調会デェス。ここで了承されたら法案が成立すると言われておりマァス。言いかえれば政調会の担当部会さえ通さなければ日の目を見ることはありまセェン

氷「この法案の担当部会は前述の通り内閣部会ね?」
ニ「その通りデェス。ここの部会の責任者、部会長鴨下一郎先生が実に大切なキーマンとなってきマァス」

氷「鴨下先生といえば東京第13区、足立区の選出。あ、これは――いけるんじゃない?」
ニ「そうデェス。鴨下先生は3期目という期数も若いですし、都市での自民党と言うことで選挙地盤の強い人じゃないはずデェス。つまり――」

氷「足立区在住のみなさぁん、鴨下先生に法案反対の意思をこめた懇切丁寧なプレッシャー(メール)を送りましょう!この法案を決して成立させないためにも!

ニ「この法案、甘い観測かもしれませんが、ワタクシ、成立しない可能性の高さを感じているのデェス」
氷「なんで?」
ニ「まあ、自民党の中でも法案に対する問題を考えている人たちもいるようですし、蛇足デスガ田中議員、奥様の党内の評判、酷すぎマァス。別に奥様がダメだからすべてダメと言うわけじゃないのデェス。ただ、人情として、『江戸の敵をなんとやら』で旦那の足を引っ張りたくなるのも十分考えたくなるのデスヨ」

氷「まあ、そうね。だとしたら、自民党に対してメールで要望をだす、というのは間違ってない行動かもしれないわね。自民党内に真の擬似世論を感じさせるためにも」
ニ「真の擬似世論テ」
氷「あのね、法案の要望を出したのはPTA連合会でしょう?田○真紀子を好きなクソババァの巣窟なわけよ。このババァどものおかげで、あんな扇動政治家ごときが偉そうな顔できるのよ?つまり、今の世論はクソババァとワイドショーがつくった擬似世論。だから、私達も同じ様に擬似世論を形成して勝負しなきゃなんないの。ネットの中の有像無像が見せる擬似世論をね

ニ「自民党はそれによってどう思うのデスカ」
氷「んーと、自民党内に擬似世論の高まりを感じさせる→法案をける雰囲気と理由を作る→自民党にも各団体から反対意見がでている→最も気を使う法案作成に貪欲な田中議員への扱いは、真紀子の旦那ということで黙殺。理想的な皮算用はそんなところじゃないかしらね。で、これを実現するためにも、足立区の皆さんがしっかり鴨下先生への直訴メールすること。そうね、重要な人だから足立区以外の私達も同じく鴨下先生に直訴メールしたほうが良いかもね

ニ「とにかくこの法案は悪法らしく穴がありすぎるのデェス。しかもすり抜ける穴、つまりザル法ではなくて、問題の無いところにまで傷を付ける、いわば、ウィルス駆除ソフトを導入したらなぜかパソコンが動かなくなったという感じのクソ法なのデェス。気を引き締めて対応するのデェス」
氷「私達も全力で行動します

ニル&氷見「ではでは〜」
――――――――――閉幕―――――――――――
「と、まあ、今日はこれくらいかしらね。自民党内閣部会の正確な動きを現在偵察中だけど、運動の仕方によっては破棄することもきっと可能よ」「そうデスネ」「皆さんと少し路線が異なるけど、コレも立派な運動でしょ?止めろ、というなら止めますけどね」「……そうデェス」
「なに?浮かない顔しているけど?」「氷見サン……昨日の告知を忘れてないデスカ?」「忘れてないわよ。考えないようにしているけど」「結局メール1通もこなかったデスネ。素で凹んだのデェス……」と、言うことで本日の更新は終了+企画倒れ&終了でした。

平成14年3月7日 だらだらと
氷「あーと、少し訂正。昨日の更新で『成立しない可能性の高さを感じている』と書きましたが、あくまでも私達の皮膚感覚と少ない情報に基づいているので、正確ではありません。土日になればもう少し情報として有用な話が出来ると思います」
二「リンクしていただいた先で「もう安心」的意見があったので驚いているのデェス。こんな時こそワタクシ達の情報も鵜呑みにしない、そんな姿勢も必要だと思うのデェス。法案は何度も何度も部会に提出されていマァス。乗り切ればいいのではなく、今もこれからも負けちゃダメなのデェス」


氷「まあ、そんなところで、こんばんは、バーチャルネットトークです」
二「同じく、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「今日は別に目新しいネタもないので、てきとーにだらだらと」
二「そんなこと言って、氷見は少しビビってるのデェス!役所の仕事の偉いところは自己保身がしっかりしているところなのデェス。当然、昨日の電話も記録をしっかり取られているので、いろんな意味でやばいことはヤバイのデェス」

氷「う……まあ、なんというかそういうわけで、もう少し慎みを持ってサイト運営をしていきたいと……」
二「フン、ワタクシ達の生活を脅かす真似は許さないデスヨ、氷見」
氷「ごめんなさい」

氷見はペコリと頭を下げた。

氷「まあ、今日は少し私たち怯えているところがあって、その内容を伝えるべきか伝えないべきかで悩む状態なのよね」
二「氷見、何をいっているか意味が分からないデスヨ」

氷「いいや。まあとりあえず、通常運転に戻りましょうか」
二「通常運転といわれてもデスネ――少しリハビリが欲しいデェス。デマゴーグサンの閉鎖から働きづめデェス。読んでくれる人は増えましたガ、サイト全体に余裕のない文章が目立つのデェス」
氷「うーん、そうなのよ。言及系っぽくなりすぎたっていうか、私が楽しんでいない状況なのよね。もっと楽しまないとねぇ」

二「――ワタクシをさんざん弄んでおいて楽しんでないもクソもないのデェス!チョトむかつくのデェス!」
氷「あ〜、キミを『殴る』ことを表現するために、地の文を書かなきゃならないのがめんどくさいので割愛」
二「割愛テ!氷見サン、ストップストップ!Oh〜No〜助けて欲しいデェス。痛い、イタイのデェス!」

氷「と、いうニルくんのイメージは砂糖水さんのピアノの先生(http://www1.odn.ne.jp/satoumizu/flash/piano.htm)フラッシュのイメージとなります」
二「Oh〜氷見、違うデショ〜ママさんッママさんっ、てなんでヤネン!」
氷「ノリ突っ込みもデフォルト装備してます」

二「ヤパリ今日はノリが悪いのデェス。じゃ、寝マァス」

平成14年3月8日 えー、また政治のはなしー??(非難囂々)
氷「くはー、無題さんを見てると精神の不安定さがもう、もうたまらないのよ。そう、たまらないの。こんにちは、バーチャルネットトークです」
二「おなじく、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「無題さんにリンクされたのはとても嬉しいんだけど、なんていうか、大丈夫かしらね」
二「氷見、そんなママンのような顔で心配しなくテモ……」
氷「ママンて。まあ、コレがきっかけで長期休業に入られると少しさみしーわね。なんだかんだ言っても無題さん好きな人多いし、私ととしても核がなくなると小説書きにくいし」

二「そういえば、氷見の処女作のテキスト@801系小説は無題さんデェス。発表しようにも発表する場所がなかったので、お蔵入りしているのデェス」
氷「そうそう、それで次作目はろ――ってなにをいわせるのよッ」
二「アナタもノリのいい人デェス」

氷「さ、こんな一部の人しか分からないネタはおいておくとして、今日も少し政治の話をしましょうか」
二「それこそ、あまり興味のない人の方が多いデスヨ」

氷「まあ、最近話題のムネヲサンだけど。少し前のフライデーにそのムネヲサンから献金を受けた人が晒されてたわね。ニルくんはチェックしてた?私は思わず食い入るように見てしまったのよ。で、とてもビックリした人が献金を受けているの
二「ホヘー、またマニアックなところに目を付けているのデェス」

氷「えーと、自民党のO村先生知ってる?」
二「マニアック過ぎる人デスガ、知ってマァス。前回の自民党総裁選挙で橋本派にも関わらず、小泉サンの応援をしてお叱りを受けた政治家サンです。剛毅なイメージのある新進気鋭の若手政治家デェス」

氷「この方、実はムネヲサンから献金をたくさん貰ってるの。あ、いや、このこと事態は問題ないのよ?法律的に違反でもないから問題はないの」
二「ふーむー。それでどうしたのデェス?」

氷「少し考えてみましょうか。橋本派の組長といえば、橋本元首相。若頭はムネヲさんとするじゃない?O村センセは、出世するであろう有望株な下っ端。とっても大ざっぱだけど」
二「大ざっぱデェス。でも間違ってもない気がするのデェス」

氷「コレね、推測だから。あまり真面目に受け取られても困るんだけど、上昇志向が強烈な叩き上げの若頭は組長の座を虎視眈々と狙っていた。そこに昨年4月の総裁選挙があった」
二「で、橋本サンが出馬したのデェス。ムネヲサン一生懸命応援されてマシタ、なにか問題デモ?」

氷「んとね。ここでもう少し仮定を。ムネヲさんは、『橋本に首相に返り咲かれては、若頭の自分の出る幕がまた一歩おくれる』と考えたとするわね。で、ただ、派閥内の自分の立場では組長に牙を剥くことは出来ない――」
二「ナルホドッ。そこで自分の配下に金を払って刺させた――そういうことデスカ?」

氷「あー、そう言ってしまうと少し語弊があるのよね。そう言うことをさせるために金をばらまいて配下を抱えていた――という表現の方がテキトーかも」
二「ウームー、O村先生は剛毅であるというよりも、違う顔があったということデスカ?――つまりO村先生は『派閥の力学からの脱却』を訴えながら、その実『若頭の命令で組長を刺そうとした不届きモノで、単なる派閥の主導権争いの鉄砲玉をしただけ』ということデスカ?」

氷「まあ、そういう仮定も成り立つってことよ。O村先生がムネヲさんからキャナリの献金をうけていることは事実だから、そんな話も想像しちゃうわよ。ってことで」
二「新進気鋭の若手政治家の隠れた素顔デスネ!」

氷「まあ、結局、橋本さんは入院してもう政治的にはダメだとの噂が広まっているし、ムネヲさんはもう自民党離党は当たり前、最悪、議員辞職まで考えられている。哀しいけど、もう、二人に目はないわ」
二「人を呪えば穴二つ、デスネ
氷「まあ、そういうことでー」

氷&二「ではでは〜」

―――――――――閉幕――――――――――
平成14年3月9日 心を叫ぶ人。
氷「こんにちは、バーチャルネットトークです」
ニ「おなじく、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「氷見という名前のサイト持ちさんは結構いるようで、その中のお一人さんとメールでやり取りしたんだけど」
ニ「平凡な手帳のひみさんデスネ!この方は氷見よりも前から、しかも氷見市に住んでいるからひみさんという、豊田にすんでいるから豊田村さんと同じ、ごく正当なハンドルデェス。氷見のように「氷のように見る」って感じで名がついたVNCとは違いマァス」

氷「ぐ……まあ、実は私、ひみさんのサイトを見るまで氷見市って場所があること知らなかったのよね。すごく間抜けだけど」
ニ「ひー、この人お間抜けデェス!で『氷見』と漢字をあてた時に、一発でよく変換されるなぁとか驚いていたんデェス!大ばか者デェス!きっとあれデスヨ、氷見はこの名を女の子らしいと勘違いしてたのデスヨ。だから、某スレで『あのハンドルはやめたほうが』と言われた時、さっぱり意味が分からなかったのデェス!」

氷「だから?」
ニ「――えーと、氷見サン?あのすごくサディスティックな顔をしている氷見サンデスガ、なにかあったのデスカ?私なにもした覚えがないのデェス。あーと、殴られたくはないのデェス。理由は分かっているのデスガ、えーとえーと、なにも聞かないフリということで――えとえと、1発?2発?わかりました、3発くらいデスカ?それ以上はもういやデェス……ああああああああ、その手を引っ込めるのデェ/」

氷見の体が左右にゆれた。隣にたまたま現れたアメリカ人が驚嘆の声をあげる。「OH……イッツデンプシー」永遠とも思える連撃の末、彼女は息を吐いてその場に立ち尽くした。床には血を吐き尽くしたニルの屍が横たわっている。

氷「急所ははずしておいたから」
ニ「こ、このキチガイオンナァァァァ、殺す気デスカ!?このワタクシを殺す気デスカ!?」
氷「元気そうね。じゃ、次ぎ行くわよ」
ニ「ひ、氷見サン、あっさりしすぎデェス」

氷「まあ、なんというかいろいろなところで物議をかもしている無題さん3/9(3)の日記なんだけど、まあムネスレ33の最後の文『善悪をハッキリさせて糾弾したい人とは相容れない』に同意」
ニ「まあ、氷見は少し違う理由なのデスガ――」

氷「ん、なんていうか、あの文章を頭から筆写したんだけど、実に綺麗なテクニックをつかって文章が書かれていることもさることながら、なんかねぇ、凄く感情の機微がわかるのよ。あ、ここでこんな風に考えたんだなとか、ここで腹が立ち始めて切れたな、とか。これを感情だけで書いたとしたら、ホントに良い文章を書く人よね。詳しく解説していくのは、なんとなく気が引けるので、この一文だけ」
陰険で陰湿で利己的で独善的で、自己を顧みることもなく、自分本意のエゴを撒き散らして他人に責任をなすりつけることを恥とも思わない、醜い生き物め。
ニ「これがどうかしたのデェス?」
氷「この文を書いたときはまだ普通の感情だとおもうけど、ただ、凄く綺麗なのよ。筆写しろとは言わないけど、口に出して感情込めて読んでみてよ。韻を踏むようなテンポの良い単語の羅列(『陰険で陰湿で利己的で独善的』)から一転して、グッと心に攻め入ってくるような文章でしょう?」
ニ「そうデスネ……なんか、しっかりと責められている気分デェス」

氷「まあ、緑字の部分と青の部分て、実はほぼ同じこと言っているのよ。こういう『単語表現→文章表現』という修飾語の使い方すると、前述のテンポの移り変わりと相俟って、とっても効果的なのね。まあ、あまり多用するとくどくなったりするので、素人にはお勧めできないってヤツよ。まさに」
ニ「無題さんの得意技でもあるのデェス」

氷「確かにそうね。まあ、私が本当に好きな文章は『で、たくさんのメールが来たって事実〜』で始まる一節なんだけど。この感情の機微を知るために、無題好きは筆写してみるがいいです。実に細かく心が動いている感じがわかります。この葛藤はとても――母性本能がくすぐられます」

ニ「――っていうか、氷見サン、母性本能て」
氷「あうっ。痛すぎ?」
ニ「イタすぎマァス」
氷「そうよねぇ、でも無題さんを好きな女の子とメールしてるんだけど、やっぱり同じこといってたわよ?なんか本当に母親気分で見守ってますって。えーと、18歳の腐女子属性の無い普通の子なんだけど」
ニ「っていうか、その子は現実の18歳の女の子だからイイのデェス。あなたは違いマスヨ」
氷「あああう、ごめんなさい。マウスコードで逝ってくるわ」

ニ「ではでは〜」

――――――――閉幕――――――――
平成14年3月10日 あれ?
氷「こんにちは、バーチャルネットトークです」
ニ「こんなサイトの入りをパクる必要がドコあるというのデェス!ガビーン」

氷「いろんなサイトを逆探して楽しんでるわね、ニルくん」
ニ「そう言う氷見は少し凹んでいるようデスネ」

氷「あのさー、私っていつも一言多いのさ。しかも感情的になったときほど、強引な論を振りかざしたりするのね。初対面の人には形式で済ましておけばいいのに、プチ切れて見せたりして相手に不快な思いをさせたりするのよね。見ず知らずの相手の失敗なんて無視しておけばいいのに。まだ若いな、私。人のミスが許せない。つい口が出ちゃう。情けない」
ニ「ま、すんでしまったことは仕方が無いデェス。それともまだ他に凹む要素でもあるのデスカ?」

氷「えーと。ごたごたしながらもテキ@801スレのpart2が950で終了したので、名前の登場回数によってpart2スレの最萌え選手権をやろうと集計したんだけど、2時間の労力に見合うようなネタに仕上がらなかったので封殺。これは封殺するのに勇気がいったけど、まあ、ネタを捨てられないから失敗をするんだしね」
ニ「ま、捨てて正解デスヨ。ここで時系列によって萌え対象がどう動いていったのか、とか、12月25日からのテキストサイトの動向と801スレの関係を解説したって面白くもクソも無いデェス。誰も望んでないことをする必要はナッシング」

氷「そうなのよねぇ、こうやって書いてて思うんだけど、内容的に面白くないでしょ?自分では苦労しただけに会心の出来と思いたいんだけど、UPして叩かれてもつまんないのでカットしましょう」
ニ「そうするのデェス」

氷「ま、そう言うことで凹みは終了して、平常運転に。まあ、さして面白いネタは転がってないけど、斬鉄剣さんの最新作はなんていうか、まあ、それは、ていうか、あの、そのさー、なんというかさー」
ニ「言葉を選んでいるようデェス」

氷「大好き
ニ「オイオイ」

氷「まぁ、まじめな顔して言わせてもらうと、無題さんに一回言及してから吹っ切れたわよね、斬鉄剣さん。いいとか悪いとか言うつもりはサラサラ無いんだけど、芸の幅というか、ネタに対する突込みが一段上に行ったというか。面白いかどうかは別にして」
ニ「凄い微妙な発言デスガ、そんな感じデェス。ただ、それだけに少し心配でもあるのデェス」

氷「ん?なにが?」
ニ「えーとデェス。斬鉄剣サンは少し前にサイト終了をほのめかしていマシタ。最近のノリを見ているとそうとも言えないように見えるのデスガ、吹っ切れ方が自分のサイトを守るとは、逆の方向に吹っ切れているのデェス」
氷「んー。確かに無題さんのネタを積極的に扱うのはその傾向が無いとは言えないけど」

ニ「あのデスネ。サイトを守ることを考えたら今日のようなネタはタブーデェス。デモ、火中の栗を拾うようにネタをかました――吹っ切れたと言えば聞こえがいいデェス。一段、ネタの扱いがうまくなったといってもイイかもしれないのデスガ!
氷「うん」

ニ「サイトを守る必要がなくなった、サイトが壊れる心配をしなくなった――と、言いかえると、斬鉄剣サンの思考のベクトルがサイト運営にはなくなったと考えたくもなるのデェス」
氷「ん、まあ、そういうこともね、あるかも」
ニ「ま、もっとも杞憂の可能性も否定出来ないデスガ」
氷「まあね、モトモトは攻撃的な方なので、単に無題さんをネタにして楽しんでいるだけかもしれないし」

ニ「そこの判断は難しいデスネ。斬鉄剣さんはいっそのこと石橋サンをネタに弄くり倒せばいいのデェス。そうすれば我々ヲチャも少しは予想がしやすいデスヨ。――あ、閉鎖するのかッテ。」
氷「って、それはチョト」
ニ「じょーくデェス、はっはっはー」

―――――閉幕――――――
平成14年3月11日 ネットバトルの花道
氷「ていうかさ、愉快な人達よねぇ。こんにちは、略してTVNT、バーチャルネットトークです」
ニ「それは誰のことを言っているのデェス?九十九式さん、ドリフトウッドさん、ナフさんのことデスカ?おばんドスェ、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「ああ、あの人たちはもう一種のエンターテイメント集団だから。いや、まあ、なんていうの?一言で言って『無題さんの愉快な仲間達』のことなんだけど。ちょっと思いつくだけでも名前を挙げると、かまくらさん、まさゆき係長さん、鳥山先生けむろさん、えーとあとは少し毛色が違うけど、斬鉄剣さん。暗い流れをホント綺麗に対処してるのよね」

ニ「んー、どこのことを言っているのデェス?」
氷「一々説明するのはメンドクさいからしないわよ。ただ、この人たちの思考の流れをチェックしておいて損はないわよ。臭い言葉を使わせてもらえれば、オトコの友情というのはこういう事を言うのよね。わかる?」
ニ「うにー」

氷「ま、『弱い時に叩くのは基本』などとのたまう人は恥を知らないし、オトコの美学を持ってないのよ。たぶんこんな時に責める発言しても、なんの得にもならないってことを知らないのよね」
ニ「でも、無題さんが元気な時に喧嘩を売ることの可否は前例が明確に否定してるのデェス」

氷「分かってないわよねぇ、ニルくん。いい?『栄光と不可能は同じ場所にある。目前に不可能があれば、そこに栄光がある。戦え。ふるえよ。おびえよ。そして熱くなれ。どうせ生きることは戦うことなのだ』なのよ」
ニ「鈴木輝一郎センセの『真田密伝』の帯に書かれている一節デスネ。中身は毎朝牝馬とエッチする三好青海入道がでてくるなどおバカな部分が満載デスガ、(いろんな意味で)熱い男を描くのが好きな鈴木センセらしい一節デェス」

氷「まあ、ネットバトルはあくまでもオトコらしく。挑む時も、挑まれる時も。これは顔の見えないサイト同士の戦いだから余計に尊重すべきと思うのよ」
ニ「そうデスネ。倒せばなにをしてもいいなどという発言はしないようにしてほしいものデェス。情けないデスヨ。日本男児は非合理的でもオトコを重んじてほしいものデェス」

氷「まあ先ほどの引用を少し拝借すると『栄光と不可能は同じ場所にある。目前に不可能があればそこに栄光がある。挑め。ふるえよ。思考せよ。そして熱くなれ。ネットバトルはオトコの花道なのだ』ってことなのね」

氷「ま、私は女だから、オトコの花道のようにはいかないけどね」
ニ「ワタクシもロシア人デスヨ〜。ロシアの誇りのためには個人の栄光なんて気にしないのデェス」
氷&ニ「あははー」

――――――――――閉幕――――――――

氷「今日の話は女性差別をしたいわけではなく、オトコの美学なんて古臭くて「ああ、やっぱりオトコはバカよね」って事なんだけど、利口な男よりもバカなオトコの方が魅力的ということで」
ニ「うわ、いい訳全開デェス!」
氷「だってさー、今日は九十九式さん達を楽しもうという趣旨で書こうと思ってたのに、なんかいろいろ楽しげなことがあったし、ついつい筆が――」
ニ「まあ、氷見の言動が矛盾や情動を含みまくりなのは、皆さん知っている事デスヨ!せいぜい叩かれた時の厨房スメル漂う、情けないいい訳を考えておくのデェス」
氷「うう、やっぱり〜?」

と、苦笑いを浮かべてたたずむ氷見であった。
平成14年3月12日 ん。
氷「こんにちは、バーチャルネットトークです」
ニ「っていうか、あれデスヨ。氷見は打たれ弱すぎるのデェス。ちょっと過去の日記を見つけられただけで凹んでいるのデェス」

氷「あのね、Whitelieの頃の日記を見られても別に凹まないの。それより3ヶ月前に半分お遊びで作った純然たる仮想サラリーマン日記を覗かれた日にゃー、オイッ痛すぎるぞ、あんた!って感じ――あれ?」

ふと、氷見はパソコンの画面に書かれた文字を読んで噴出した。

氷「ありゃ、ちょっと話題を変えて。今脳死スレの過去ログを見ていたんだけど、デマゴーグさん――っていっても、もう誰も覚えてないかもしれないけど、あの批評サイトの陛下さん、通称朕さんに叩かれたわよ!」
ニ「あ、ホントなのデェス!叩かれているのデェス!」

氷「えー、私ものすごく好意的に取ったけど。少し引用
583 :◆9qoWuqvA :02/03/12 21:42 ID:N5gMDNU5
>>582
勿論知ってます。かなりやっちゃってます。
中立性完全放棄して、俺みたいにバケの皮剥がれてます。
ちなみに、俺の憎悪の程度は

アルヲ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ルミ>>いが板>>>マサムネ>>氷見

です。
っていうかアルヲはメール攻撃とかしてきたので心底ウザい。
584 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! :02/03/12 21:44 ID:egF/39Kh
氷見の評価が高いのは意外ですね。漏れは氷見がキライなんだが。
585 :アルヲ◆vh0C8XRY :02/03/12 21:46 ID:b5ufZ3hp
言われたい放題だな(w
586 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! :02/03/12 21:46 ID:egF/39Kh
本物?
587 :◆9qoWuqvA :02/03/12 21:48 ID:N5gMDNU5
>>584
あそこはマサムネに通じるダメダメさなので、どうでもいいだけです。死ね。
588 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! :02/03/12 21:49 ID:egF/39Kh
ああ氷見も嫌いなんだ納得。
ニ「ホラホラ叩かれているのデェス!」
氷「いや、なんていうの?どうでもいいって言っているんだから、私なんか無視してもいいのに、わざわざ嫌いリストの末端に載せてくれるところに、愛を感じるわよね」
ニ「ていうか、うちの名前がそこら辺と並んで表記されたのは慶賀という感じデェス」

氷「と、まあ、2chに名前を晒され慣れていないので少しはしゃいで見ました。というか、『マサムネに通じるダメダメさ』ってどういうことだろう……」
ニ「理屈じゃないデスヨ、たぶん」

氷「なんにせよ、ヲチをするしか価値がないという感じのサイトなので、この程度の評価ならいいんじゃないかしらね」
ニ「つーか、ヲチをする価値もないのデェス」

氷「あーそれ言っちゃお終いじゃない?」
ニ「ではでは〜」

――――――――――――閉幕――――――――――
追記. 明日こそ証人喚問ネタで行こう。
平成14年3月13日 鉄の団結、氷の非情
氷「まあなんというか、オフ会参加したいなぁ〜。こんにちは、バーチャルネットトークです」
ニ「ワタクシ達が参加するのは何系統のオフ会デスカ?ばーちゃるねっととーくデェス」

氷「そうね、まあ、テキストサイトヲチ系サイトウェブリンクを作って、アクセスと交流を加速させていきましょうか?」
ニ「アホデェス。なんでそんな些少な集団を形成しようとするのデェス?」

氷「えー、小さいかな〜。アルヲさんルミ姉さんあたりが絡めば、二人の知名度とアクセスにひかれたサイト持ちさんが集まってきて結構それなりな集団が出来るかと」
ニ「他人の褌が目当てな企画をしてどうするのデェス!ここはいっそのこと「ひみつながり」ウェブリンクでも考え出したらどうデショ?」

氷「また、狭い範囲というか、なんというか」
ニ「簡単デェス!何の知識もいりまセェン。●ココ●をクリック!とかやって平凡な手帳さんとアクセスのやり取りをすればいいのデェス」

氷「っていうか、元来の目的はオフ会なんだけど」
ニ「二人っきりなオフ会はイヤデスネ、確かに」

氷「あははー(アルヲさん風)。まあ、平凡な手帳さんつながりの話で、昨日も書いたけど、彼からプレッシャーのあったムネヲさんの話題を」
ニ「浅野さんのメール騒動に爆笑したのデェス!」

氷「まあ、それは笑ったけど置いておくとして、ムネヲさんの証人喚問ってのは、実に自民党らしい――いえ、橋本派(経世会)らしい決断だったと思うの」

ニ「どう言うことデェス?」
氷「いろいろな新聞でムネヲ切りについてさまざまな論調が乗っていたんだけど、論調を載せるまでもなく橋本派にとっては当然の結論だった、ということなのよ」
ニ「デモあれデスヨ、氷見サン。ムネヲさんが田中真紀子前外相と相打ちで議運の委員長辞めた時、橋本派の総会でムネヲさんは拍手で迎えられているのデェス!ムネヲさんを切ったというのはどう言うことデェス?」

氷「経世会は鉄の団結の派閥。その団結によって数を形成し、自民党のみならず日本の政治を形作ってきた派閥。まあ団結の要には金があるんだけどね。さて、団結を重視するということは、個人はどうなんだろうか、と考えると――」
ニ「個人より集団の利益、ということデスカ?」

氷「その通り。それは経世会の初期、いわゆる田中派の頃からの伝統なの。いわゆる政権派閥といわれる経世会にとって、「派閥にとって害」とみなされた人間はスッパスッパと切られちゃう。歴史を紐解くまでもなく、創始者の田中角栄さんはあっさりと裏切りにあい、政界のドンと言われた金丸さんも最後には検察に差し出され、竹下さんは火の粉をかぶって一線から身をひいた――」

ニ「たしか橋本サンも参院選の敗北で有無を言わさず首相を下ろされたのデェス」
氷「そう。今は青木参院幹事長あたりが最も力を持ってると言われているわね。まあ、ここらへんはテレビを見ても小泉さんとの蜜月ブリは良く分かるでしょ?」

ニ「野中サンはいかがデェス?あの人は力が有りそうデェス」
氷「あ、野中さんの片腕が鈴木宗男さん。今回のことで橋本派内で一番ダメージを負ったのも、彼」
ニ「なるほど〜」

氷「まあ、上のおろされた人達の例を見れば、いかに実力のあるムネヲさんとはいえ、あっさり切られるのはあたりまえと思うでしょう?」
ニ「ムゥ〜。非情な派閥なのデスネ」

氷「ん。ああ、そういえば、某代議士がこんなことを言ってたわ」
『そんな鉄の団結と氷の非情さの変わりに、政権のそばいることに対する執念は、人を切れば切るほど逆に萌えるんだな、あの派閥は。みてろよ、奴らは決して小泉政権の守護者を辞めねぇからな』
ニ「こ、怖い派閥なのデェス」
氷「そう、伊達に泥臭く金を集め、惜しげもなく金を吐き出す派閥じゃないわよ」

ニ「うーん、あ!じゃあ!テキストサイトの経世会といえばドコデェス?」
氷「えーでも明確には……ボソッ」

ニ「氷見〜〜!!発言が大胆過ぎるのデェス!怖いのデェス」
氷「だまらっさい、誰もが思っているわよ。今のあの(以下削除)」

氷見&ニル「ではでは〜」

――――――――――――――閉幕――――――――――――――
「誰も興味ない話をまたしちゃった」「いいのデェス。サイトに意外性を演出することも大切デェス」「うーん、最近はネタに詰まると政治話ね」「まあ、そんな感じでいくのデェス。ワタクシも今日はドコかに迷惑をかけたとか、今日はドコかで叩かれたとか逆探がドキドキするのはノーサンキューデェス」「まあ、そうね」

と、どきどきする二人であった。
平成14年3月14日 ホワイトデー
氷「ホワイトデーです、こんにちはバーチャルネットトークです」
ニ「おなじくばーちゃるねっととーくデェス」

氷「思えば先月のバレンタイン企画の一環として登場した、このサイト。政治の話をしたり、テキストサイトの話をしたり――なんとか、一月持ちました」
ニ「やめるような口ぶりデスヨ?」

氷「あ、当分止めるつもりはないよ。ただ、感慨深くて。失うものも多かったけど、得たものは失わなければ得られないものばかり――」
ニ「たとえばどんなことデェス?」

氷「んー、サイトで好き勝手なことを言う自由を失い、その代わり更新する張り合いを得た。ちょうど今くらいのアクセスがバランス的にちょうどいいのかな、って思ったり。これ以上アクセス増えると、マサムネさんのゲロ袋が破裂したように、朕さんのやる気が胡散したようになる。――あっと、もちろん二人を同列同種に記しているわけじゃないけど、理由としてどちらのサイトにもアクセス過多の弊害って存在しているとおもうのよ」

ニ「そういうのはお二人のようになってから言うべきデェス。ワタクシは氷見とは違いマスヨ?もっともっとアクセスが欲しいのデェス!もうガッポガッポと懐に入れるのデェス!テキストサイト界の鈴木宗男と呼ばれるようになるのデェス!」
氷「アンタがいうと、まるで私の本心がそこにあるかのように聞こえてヤなのよねぇ」

ニ「さらに証人喚問を受けるように衆人環視の中、大手さんに苛められるのデェス。もうチャットでミッチリ」
氷「あのーニルくん?」

そう声をかける氷見の体が深く沈みこんだ。そのまま――まさに水面を払うような綺麗な水面蹴りを繰り出した。足を払われたニルが蹴鞠のように宙を舞う。だが、一回転して元の位置に着地する

氷「あまり微妙なネタは使わないように」
ニ「こ、怖かったのデェス、ご、ごめんなさいデェス」

氷「ま、後ネットで変わったことといえば、ラグハイムからラグナロクに乗り換えたことぐらいかしら」
ニ「irisサーバでhimiを見かけたら声をかけて欲しいのデェス!」

氷「まあ、そんなこんなで今日は雑感で終わりなんだけど」
ニ「ほんっとに雑感で終わりデスネ」
氷「ま、こんな日もたまにはある、ということで」

氷見&ニル「ではでは〜」

―――――――――――閉幕――――――――――
「ほんっとに純粋に興味だけなんだけど、リアルチョコ、チョコメールなんかを貰ったサイト持ちさんはホワイトデーのお返しするのかな」「うーん、実際の所、どうなんデスカ?」「凄い興味あるのさ〜」「まあ、ワタクシもお返ししてませんし」「え?アンタチョコ貰った?」「貰ったのデェス、氷見に」「あ、脳内補完ね、あげたあげた、さっさとかえせーお返しせろー」
と冷たい顔で抑揚のない声で呟く二人。
平成14年3月15日 あ、哀れ。
氷「こんにちは、バーチャルネットトークです」
ニ「同じく、ばーちゃるねっととーくデェス」

氷見は苛立たしげに爪を噛みながら焦れている。ニルは彼女の顔を覗きこんで心配そうにしている。

氷「あー、もうなんかあれよね、なんでなのかな。どうしてないんだろうなぁ。むかつくー」
ニ「不機嫌そうデスネ、どうしたのデェス?」

氷「いや、いいのよ、まあ、なんというか当たり前のことだし。それよりも、ムネヲさん、ついに離党するみたいね
ニ「そうなのデェス。自民マンセーなワタクシとしては、これで自民党としては責任の一つを果たしたという感じでホッとしているのデェス!議員を辞める辞めないは、後はムネヲサン個人のこと。自民党が口出すことじゃないのデェス

氷「あのさー、それが問題だとと思うんだけど。トカゲの尻尾きりみたいじゃないの」
ニ「トカゲの尻尾きりのどこが悪いのデェス?トカゲの尻尾きりマンセーデェス!トカゲ側の人間としては胴体まで切られたら生きていけないのデェス

氷「うわっ。それってうちのBBSでなのさんに教えてもらった真紀子信者よりタチ悪いでないかい?」
ニ「そんなことないのデスヨ。ワタクシはデスネ。基本的にムネヲサンをサイテーの政治家とは思っていないのデェス。いや、むしろ政治家になるのなら、アレくらいの実力者になりたいと思うのデスヨ

氷「まあ、それは言えるわよね。お金の稼ぎ方や品という面においてはサイテーな部類の人だけど、橋本派にとっては――むろん自民党にとっても――非常に便利で使いやすい男だったわけだから。面倒見も良く行動力もあった。声も大きい。確かに使い勝手が良いわよ」
ニ「そうなのデェス。ある意味、豪腕な政治家というのはムネヲサンみたいな人を指すと思うのデスヨ……ワタクシはそう言った能力を持っていないのであこがれるのデェス」

氷「まあキミは議員になろうとした決意した瞬間に、周りの人が権謀術数を張り巡らして逆に叩かれまくった経験を持つ弱い人間だモノねぇ」
ニ「心底人間を嫌いになった瞬間デェス。というか、現在進行形デスヨ、まだまだ権謀術数のど真ん中で叩かれつづけているのデェス」

氷「まあ、それはご愁傷さま。思う存分叩かれておきなさいよ。良く言うじゃない?『才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波にて成る』って」
ニ「まあ、17歳で選挙に出ようと思ったワタクシが悪いのデスガ」
氷「つーか出れないしね。あなたロシア人だし」

ニ「ちなみに北方四島の択捉出身デスヨ!」
氷「それはとってつけた設定ね」
ニ「なんデェス?」
氷「一応あなた、交換留学生なのよ?ドコのアホな町が択捉の町と友好姉妹都市提携をするのよ。それこそ政府からもマスコミからも叩かれまくるわよ?」 ※注 『テキストサイトはじめて物語 第一話』参照。
ニ「うわー忘れていたのデェス!ガビーン」

氷「まあ、そんな小ネタはいいとして、次ぎは少し感謝を。昨日、テキストサイトの大手サンでバレンタインチョコを貰った人はホワイトデーにどうするのかなって質問したら、チョコを貰った某大手さんからメールが着たのよ!」
ニ「凄いのデェス!そんなリアクションを貰えるなんて凄いのデェス」

氷「了承を貰ってないので、ご本人の名前を挙げるのは一応控えさせてもらいます。ホントはメールをくれた人にこんなこといいたくないの。でも、あえて言うわっ『この鬼畜!』と!声を大にして言うわよっ」
ニ「って氷見!その発言はとてもとても失礼デスヨ?」

氷「だってこの人チョコ30個も貰ってるのよ?30個よ?30個。そんな所から類推していくとその数は天文学的数字よ?――うわーん」
ニ「なに泣いているのデェス?その数って何が天文学的なのデェス?」

氷「チョコは集まるところに集まるんだなって。モテ様はうらやましいなっって。鬼畜指数が高いなっって。」
ニ「何を言っているのか分からないのデェス。とりあえず落ちついて」

氷「これが落ちついていられますかっ!?30人にチョコを貰うということは20人食ってるってことよ?20人食っているということは8人は妊娠してるってことなの(×40%)。8人妊娠しているってことが明るみになったってことは、裏ではこれまでに92人が水子供養をしていてもおかしくないってことなのよ。おかしくないってことは、それはもうすでに事実。92人が水子供養をしているということは、その人の両親を含め×4人(水子含む)、つまり368人もの人が涙と血を流しているのつまり鬼畜指数学的にいうと368鬼畜のベースのところに妊娠3ヶ月に入る8人×2をかけるわけだから、もうこれは鬼畜としか言いようがない数字なのよっ

ニ「あの、氷見サン?」
氷「モテ様は鬼畜だ!!!!モテ様は鬼だ!!!モテ様は敵だ!!!ジーク、キチーク!!!※注2 氷見は『ジーク』という言葉を間違えて使っております。

ニ「あーもうドメスティックバイオレンスデェス!」

ニルはそう宣言をすると氷見の頭をポコンと叩いた。

氷「はっ」
ニ「やっと正気に戻ったのデスカ?」
氷「う、うん、えっとなんの話をしていたっけ?」
ニ「氷見の機嫌が悪いのは何故かなって話デェス」

ニルの誤魔化しに氷見はポンと膝を打った。

氷「ああ、そうそう、それで今日はホントにむかついてるのよね」
ニ「そうそうて。――まあ良いのデェス。で、いったい何が氷見サンの機嫌を悪くしたのデェス」
氷「だってさ〜、私が登場していないのは、どう考えてもおかしいのよね。――コレに

ニ「――氏ネ。このド腐れがっ

二人の空間が急速に冷えていった。

―――――――――― 閉幕 ――――――――――
氷「みずしらずの私達の為にわざわざご回答頂き、ありがとうございました」
ニ「ずうずうしいとは思いながらも、こんなネタに使用させていただいたのデェス。ペコリーノ」
氷「はやい話、ネタフリと考えさせていただきました。ホントにありがとうございます」
ニ「様代わりしつつあるテキストサイトの状況デスガ、あの方のタメの閉鎖企画がんばって欲しいのデェス」
氷「感動のフィナーレの一幕を担われますよう。。。。」
ニ「謝罪と心からの感謝を込め――」


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