不定期日記

2002年9月29日
 とりあえず、無事に帰ってきました。
 時差16時間に加えて、日付変更線をまたがったので、見事に時差ぼけです。28日の朝の12時半にカナダを出て、日本についたら29日の16時。飛行時間は8時間ほどで、ずっと太陽と共に移動。
 もうわけわかんねーっす(笑)。
 とにかくもうヘバヘバにヘバってるんで、今日は無事に帰ってきた報告だけです。
 また近いうちにカナダレポートとかアップできればと思ってます。

 ……しかし、20000万ヒット超えてねぇ。さ、寒い、日本はカナダより寒いよ(爆)。

2002年9月14日
 まもなくカナダに向けて出発です。
 本当は今週、メチャメチャ日記のネタがありました。免許の更新に行ったり、鉄騎買ったり。
 けど、日記の更新すらままならないほど忙しかったんですわ〜。つら(涙)。
 当初の予定では、JGCが終われば身軽になって、ぽいぽいっと仕事を片づけて旅立てるはずだったんですが、なんやかんやで前日まで仕事をしていて、そしていまもまだ少し残っているので残り時間でがんばる予定。
 まあ旅行の準備は9割終わってるんでいいんですがね。
 うう〜、鉄騎結局箱すら開けてないよ〜。遊ぶヒマなんてカケラもなかったよう。カナダから帰ったら、吐くほど遊んでやる〜(仕事しなさい、仕事)。
 そんなわけで、北沢は29日に帰国するまで、レスをつけられません。カナダでも閲覧は不可能じゃないと思うけれど、日本語に対応してないと思うんだよね、やっぱり。
 ですからみなさんで、しばらくは自由に盛り上がっていただけると幸いです。
 一応、書き込みネタの提案……。

○交流掲示板
 夏の思い出、楽しかったことなどなど。ま、なんでもいいですけどね(^^)。

○感想掲示板
 好きなキャラ(どの作品でもいいです)でスレッド立てて、同意の人はそれにどんどん重ねていきましょう。ナゼ好きか、どのシーンが好きかも書いてくださるとうれしいです(^^)。サンプルをちょこっと作っておきます。自分でやるのはなんだかあれだけどね(^^;)。

 というわけで、2週間ほど放置されますが、みなさんのご協力を期待してみたりしつつカナダ行って来ます。
 これで書き込みまるでなかったら寒いなぁ(苦笑)。

2002年9月9日
 いよいよ旅行まで目の前と迫っているのに、さっぱり仕事が終わりません。旅行の準備は、まさか前日? ドキドキ。
 そんなせっぱ詰まった状況の中、8日は名古屋での「六王国の戦火」発売記念イベントにゲストとして参加してきました。
 結論から言って、とても楽しかったです。主催はいつもなにかとお世話になっている、ゲームショップ・バネストさん。場所もおなじみ東別院会館でした。ずいぶんと予約者が少ないと心配されていたようですが、当日になってみれば40人近くが集まって部屋はちょうど満杯。とても盛況でした。
 北沢もせっかく六王国発売記念だからと、召喚術師シオライでデックを組んでバトルロイヤルに参加。しかしまだ六王国を手に入れていない人たちが多く、なんだか未知のカードでボコっている悪い大人みたいな心境でした。しかも相手は、ことごとく中学生だったからね(^^;)。
 でも途中まで加藤&北沢のことをただの参加者と思っていたらしく、正体を知ったときの彼らのリアクションはとても新鮮でよかったですね(^^)。「うわ、この人らがモンコレ作ったんだ!」みたいな感じ(^^)。

 お昼からはシールド戦に参加していた加藤ヒロノリと交代してシールド戦へ。召喚術師はガリュウ。実は使ったことがない(苦笑)。六王国の小説にも、唯一リザードマンだけ登場してないしな〜。
 けれどこの日の北沢はバカツキ。バトルロイヤルでも4勝1敗だったけれど、こっちでも異常に引きやサイの目がよく1戦目、2戦目はほとんど電車道だった。イニシアチブ差3や4で先攻取れるんだから、不気味だ(^^;)。結局シールド戦は3戦して、3勝。最後の対ベルウッド戦は接戦になったものの、なんとかこれまたサイの目に恵まれ勝利。1回対抗中の「待った」を許してくれた対戦相手には、なんだか申し訳ない(汗)。制作側がカードの内容を把握してないのはいかんな〜と反省してます。次からは、容赦なく「待てません」と言ってください(^^;)。

 結局この日、負けはわずかに1。あとは全勝というあまりない結果に終わった。ゲストが大暴れしていいもんだろうかと思いつつ、やはり勝てるとうれしい北沢であった(^^;)。まあ臆面もなく賞品もらっていった加藤ヒロノリよりはいいよね(爆)。

 そのあとバネストさんのお店によって買い物したりユーザーの方々といろんなお話したりしてまったりし、打ち上げをして帰りました。来てくださったみなさん、バネスト店長中野さん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。疲れも吹き飛ぶ楽しい一日でした!

 たださすがに、家に帰ったら即オチでした。仕事おわらねー(涙)。

2002年9月7日
 今日は、アンディ・フグの誕生日です。 生きていれば、38歳。格闘家としては難しい年頃ですが、彼の不屈の精神ならばきっとバリバリの現役だったことでしょう。彼の訃報を聞いたとき、不覚にも涙が浮かんだものです。やはりいい人ほど、早く死ぬのでしょうか……。
 と、ネタふりをしようと思ったら、マジでちょっとしんみりしてしまった北沢慶×○歳です。いやあ、次の1月には成人式かぁ。ヤンキーがいっぱい集まるのかなぁ。
 ……すいません、嘘つきました。本当は27歳と36ヶ月です。
 そして誕生日を記念して、今日はバイオハザードの劇場版を見てきました。なんてステキな誕生日なんだろう(爆)。
 単刀直入に言って、結構おもしろかったです。ゲームのバイオハザードは1のディレクターズカット版、それに2の途中までしかやってませんが(恐がりなんで)、わりとゲームの雰囲気を維持しつつ映画としてうまくまとまっていたんじゃないかと。それにもちろん、ジャンヌ・ダルクなどで好演した主演女優のミラ・ジョボビッチのなんともいえない魅力もいい感じでしたね。
 途中までは完全にびっくり箱ホラー路線なんですが、ジョボビッチが覚醒していくにつれてアクション性が増し、恐がりの北沢も「うおー、かっこえー」とビビらずに見られるようになりました。その分、ホラーファンには辛い点を付けられるかもしれませんが。
 まあゾンビものの基本をそれなりに押さえていた気もするし(かつて仲のよかった仲間や肉親がゾンビになって襲ってくるとか)、オチもなかなかシャレてていいとか、特に文句をつけるところはない映画でしたね〜。ゾンビ映画ファンなら、いろいろ言いたいことがあるのかもしれませんが、ホラーは怖くて見られない北沢にはわかりませんでした(^^;)。
 でもやっぱりジョボビッチの鉄の女っぷりは見ていて痛快。こんなこと言うとファンには怒られるかもしれないけれど、沈黙の戦艦などでおなじみのスティーブン・セガールに通じるものがある(極めて個人的見解)。モンコレ・ノベルを実写でやるなら、ベアーデはジョボビッチで決定だ!(あるわけねえって(笑))。

 ま、そのあとイエサブで六王国の戦火1箱買ったり(SNEの人間の多くは、自社のカードを自腹で買っている……)、酒飲んだりうまい韓国料理食ったりと、それなりに充実の1日でした。
 ただ、いまから明日用のデック組まないといけないのがちょっとつらいです。ええ。この2日で6時間しか寝てないのにね。

 カナダにひとりバカンスに行くからって、そんなまとめて仕事回さないでよ、みんな……。

 そんなわけで、名古屋のみなさん、9月8日は優しくお願いします(^^)。

2002年9月5日
 今日は来週からの海外旅行にそなえて、日本円を外貨に替えてきた。
 どこの銀行でもできるものかと思っていたら、案外面倒くさいことに特定銀行でしか両替ってできないもんなんですなぁ。以前海外に行ったときは街角の両替屋でほいほいと日本円をその国の金に換えていたものだけれど、やはり逆は難しいようで。
 というわけで、北沢は9月14日から海外へバカンスに行きます。夏休みをとれない仕事なので、ちょっと遅い夏休みって感じでしょうか。会社の人間にはずいぶんと文句言われましたが(苦笑)。
 で、どこにいくかというと、カナダです。
 カナダですよ、カナダ。大自然、スキー、アイスホッケー、メイプルシロップ! ああ、なんと貧弱なボキャブラリー(笑)。あ、ナイヤガラの滝と赤毛のアンもそうか。
 実は忙しすぎて、ツアー屋さんまかせで何にも調べてないズボラっぷり。これからどうするか、どうなってるか具体的に確認して準備をする予定だったりするからいい加減なもんである。
 とりあえず29日までの2週間、ぼんやりと自然の中で過ごしてリフレッシュしてくる予定です。なんか仕事明けに海外にいくなんて、立派な作家先生みたいやね(^^;)。本当は貧乏が無理して旅に出ます。帰ってこれなかったらどうしよう(笑)。
 とりあえず、旅の無事を祈っていてくださるとうれしいです(^^)。

2002年9月4日
 今日は、例の新人募集でやってきた、新人たちのお披露目があった。
 ここ数年のパターンでは、10人前後取るというケースが多かったが、今回はマジ若干名。募集期間が短かったこともあって応募者はずいぶんとすくなかったが、それでも極めて狭き門だったことが伺える。
 具体的な人数は社内のことなので明言はできないが、面接までこぎ着けるために約8倍の競争率、そこからさらに合格者は半分以下に絞られた。実に最終的には20倍近い倍率である。
 もちろん合格者たちが本当に使える人材かどうかはこれからの働きにかかっているわけで、そういう意味では非情な会社&世界でもある。毎回募集したうちの半分以上が、2年前後で会社を去っていることからもそれはうかがい知ることができると思う。
 もちろん試験に落ちた人たちも、それだけたくさんいるということだ。だけれども、SNEの試験に落ちて、いまゲーム業界でがんばっている人だっている。別の道に向かって、ひとかどの者になっている人もいる。
 どうなるか、どうするかは、結局本人次第。試験に受かった人も、残念ながら落ちてしまった人も、次の目標目指してがんばってほしいと思っている。
 そして北沢も、次を目指して頭を捻っている。いつだって、頭から煙が出ている。
 なかなか楽に生きることは、できないらしい。

 ……怠惰な性格なのになぁ(ダメだろ、オイ)。

2002年9月2日
 JGCから、帰ってきました。
 いやー、今年のJGCは疲れた。本当に、ヘトヘトに疲れた。
 ここ数年のJGC(念のため説明しておくと、日本最大級のアナログ・ゲームイベント。2泊3日ホテルを借り切って、徹夜で遊び尽くすというゲームの祭典)は、TCG中心で楽だった。なにせひたすら大好きなモンコレで戦っていればいいわけだから。
 だが今年は、ソードワールドライブRPGという100人のお客さんを同時に楽しませるという、普通に考えたら正気を疑うようなイベントの担当だったため、とにかく大変だった。
 もちろん準備はSNEの若い連中が凄い馬力とやる気でメキメキと進めてくれたため、ずいぶんと北沢は楽をさせてもらった。その管理も、会社のベテランがこなしてくれたので、本当に北沢はアイデアを出したりときどきチェックしてサジェストやアドバイスをするだけの、楽な仕事だった。
 けれども、当日は違う。
 前説担当として、先頭に立って司会をしなければいけない。しかもライブRPGは一度動き出したらもう止められない。なにせ100人がバラバラに動き回るのだから。だから前説で説明し忘れたことなどあろうものなら、イベント自体の運営に影響を与えかねない。
 司会で迂闊な失言などしようものなら、会場全体のテンションを下げてしまう。盛り上げるためにはよどみなく流暢にしゃべり、ときには笑わせ、雰囲気に飲み込んでいかないといけない。
 そもそもSNEという会社がライブRPGをやるのは初めてで、ノウハウもない。100人もの客が一斉に動いたらどうなるか、想像もつかない。
 そんな状態なものだから、どれだけ準備に万全を尽くしても、不安がぬぐい去れないのだ。しかも他のイベントの準備もあるため、ライブにだけ集中すればいいというわけにもいかない。

 けれども、結果から言ってしまうと、ライブRPGは大成功だった。
 少なくとも、僕にはそう見えた。
 個人的なミスは、実はたくさんある。ゴチーンと落ち込むぐらい、失敗した。けれどもどうにかフォローはできたと思うし、他のスタッフがフォローをしてくれた。20人近くのスタッフが一丸となって100人のお客を楽しませる(そして楽しむ)一体感は、すごいものだった。
 あっという間に4時間が過ぎ、興奮のままにイベントは終わった。まだアンケートを見ていないので(実は初日はアンケート用紙を用意し忘れたため、2日目しか不明……)参加者の方々がどう感じているかはわからない。けれども、あの興奮と歓声は偽りではないと思う。

 はっきりいって、JGCのために7〜8月は異常な過密スケジュールになる。毎年この時期は、ゲーム作家にとって地獄の季節だ。けれどもあの参加者の方々の満足げな笑顔が、そんな苦労を吹き飛ばしてくれる。それが罠だという気もしないでもないが(^^;)、次の夏もJGCをやろうという気分にさせてくれる。

 今年はとにかくソードワールド関係のイベントに終始し、久しぶりにRPG三昧のJGCだった。TCG関係のイベントにまったく顔を出せなかったのは残念至極だが、RPGのよさ、楽しさを再確認できるよい夏の終わりだったとも思っている。

 共にがんばったスタッフのみなさん、そして遊びに来てくださったみなさん、本当にありがとうございました!

追記:「HTTドラゴンを倒せ」は、今年は27000ヒット対60000ヒットで、ドラゴンの敗北でした。去年の勝利はいったいどこへ?
追記2:JGC会場内で行われたサイン会、なんと50人もの人が来てくださいました。ただ会場の関係上、ぽつりぽつりと現れる感じだったので、一度途切れたときは寂しさで死にそうでした(笑)。そのあと、どどっといらっしゃってうれしかったですけどね(^^)。
追記3:加藤&北沢による新企画RPG、わずか5人の方にたった2時間しか体験していただけませんでしたが、ギャラリーの方も含めて楽しんでいただけたような雰囲気でした。次はもっと完成度をあげて、ゆっくりと遊びたいですね!

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