不定期日記

2002年3月29日
 よぼよぼと続けていたガンダム連邦VSジオンDX、ようやくワンクレジットクリアーできました!
 だからどうしたって言われると悲しいけど、まあアーマードコア3が出る前でよかったな、と(笑)。
 しかし冗談で始めたゴッグ(ほぼ初プレイ)&シャアゲルでクリアーしてしまうとは……それまで必死にがんばってきたザク(ミサイル)&グフの立場は……。うーん。
 グフ、難しいね。好きやけど。

2002年3月28日
 今日は、BSで「王立宇宙軍オネアミスの翼」をやっていたので、久しぶりに見た。
 実に、10数年ぶりだと思う。劇場で見たっきりだろうし。
 やはり10代に見たのと20代最後の年に見るのでは、ずいぶん印象が違う。まず驚いたのは、ヒロイン(?)リイクニがかわいく見える!(笑)。 劇場で見た当時は「ぶせーくだなぁ」と思ったのにね。これは北沢のものの見方が変わったのか、オネアミスが先を行っていたのか……(たぶん前者だろうな)。
 聖者ぶっているわりにイライラをマナ(妹みたいな子)にぶつけているシーンがあったり、錯乱して主人公のシロツグの職場に電話してきたり、いま見ると非常に人間くさい。不覚にも、シロツグが思わずリイクニに抱きつくシーンは、「おおっ」と思ってしまった。
 ストーリーの背景なんかも、いま見るとよくわかる。当時は半分ぐらいしか理解していなかったんじゃないだろうか。実に大人向きの映画だなぁ。
 ちなみにリイクニは、やっぱり美少女じゃありません(笑)。でもそこがちょっといいのよね、この映画の場合。
 でもラストの印象は、当時とあんまり変わらなかった。なんというか、切ないような、寂しいような。エピローグがほしかった気がするけど、きっとあれはあれでいいんだろう。
 しかしシロツグ、ちゃんと帰ってこれたんだろうか(笑)。そこは気になるところだ。

 最近、BSはいい映画を立て続けに放映している。全部みたいけど、ほとんど見られない。昼間とかにやってくれればいいんだけど、夜はなんやかんやしてるからなぁ。ビデオ撮っても、見ないこと多いし。むう。ついでに長いねん、昔の名作映画。この3日、全部3時間以上の映画だもんなぁ。でも見たいなぁ。
 やっぱビデオ撮るか。

2002年3月27日
 めでたいことがあった。
 「我が名は無法召喚士」「奴の名は暗殺剣士」「影の名は幻夢王」の3冊が、重版決定したのである。
 ひゃっほう。
 最近は出版物も不況のあおりで滅多に重版もかからなくなっていたけれど、まとめて3冊とは実に景気のよい話。これもひとえに、みなさんのおかげです。応援ありがとう!
 最近本屋でも見かけないなぁと思っていたら、本当に売れていたようです。ドラマガでも久々の特集を組んでもらい、そちらのアンケート結果もけっこうよかったらしいので、やはりいままでは宣伝不足だったんだろうかと思ってみたり。みんなも、これからいっぱい宣伝してね(^^;)。
 まだ重版が決まった段階で刷りは終わってないから、まだ品薄状態は続くと思うけど、本屋さんにないときは注文してやってください。
 ホント、読者さまあっての物書き。重版の連絡は、数少ない手応えを感じる瞬間です。これからも期待に添えるようがんばりますんで、なにとぞおつきあいください。

2002年3月26日
 なんてこった!
 ここんところ気が乗らなくて日記更新さえさぼっていたら、実に22日も更新してないじゃんよ!
 あうう、すんません。全然認識してませんでした。
 間にはJGCという格好の日記ネタもあったのにね。
 JGC、大きなトラブルもなく無事終了しました。今年は準備に猛烈な時間と労力の必要なイベントがなかったので事前は楽でしたが、当日は結構ハードでした。参加したイベントはわずかに3つですが、どれも長時間に及ぶものだったので、ほぼ全時間出動。いまさらだけど、簡単にレポートします。

○魔法帝国マルチプレイ大会
 魔法帝国でおなじみ「スカーレット・ランサー」「ブラックレギオン」「サザンクロス反乱軍」「聖十字騎士団」の4勢力が、4×3の12の陣地を取り合って戦うマルチゲーム。なんとプレイ時間は約5時間!
 それぞれの陣営の大将は、「スカ加藤」「ブラック日高」「サザン北沢」「聖十字杉浦」。参加者は任意に、その傘下に入る。そしていつ移動してもいい。
 ルールを説明するのは大変だけど、まあようするに陣取り合戦で、勝負方法がモンコレってだけ。大将たちは部下のファイターたちに資金を投下し、勝利するとその陣地に金を置ける。それが一定量溜まると、旗が立って支配権を主張できるというもの。複数の陣営が同じ場所に旗を立てると、一番多く立てているところのもの。同点なら誰も支配してない扱い。
 ただ問題は、やはりというかなんというか、大将が獲得するファイターの能力だ。数が多くいても、資金の関係で扱い切れない。少数精鋭が一番いいわけだ。

 ここでも、大将の性格が出るからおもしろい。
 特攻隊長のような加藤のところには速攻系の実力者が多く集まり、序盤猛威を奮った。彼の陣営には、ファイター・ランキング20位内がゴロゴロいた。
 次に色物日高。当然のように色物っぽい人材が集まる。さらには奇妙な人脈を駆使して、東京の強豪を3人も途中参加させ(途中参加はルール的に認められている)、中盤の巻き返しは異常だった。
 それから、堅実貧乏性杉浦。こう言っちゃ失礼かもしれないが、比較的おとなしそうな人が多かった。が、なぜか数だけはかなり多い。資金不足で兵力をだぶつかせるという一幕もあり、いかにも杉浦らしい。
 そして、苦労性北沢。うちにはやたら忠誠心が強く、負けても負けてもかかっていく不屈のファイターが集まった。5時間の長丁場、意識を朦朧とさせては「まだやれるッス」といって戦場へ赴く彼らの姿には、感動すら覚えたものだ。

 結局、序盤のリードを守ったスカ加藤が圧勝。ルールの問題もあり、北沢は中盤戦意を喪失しかけたほどだ。支配領地数3、ポイント39(だったと思う)。
 2位は中盤の巻き返しが強烈だったブラック日高。彼らがスカ加藤を押さえなければ、もっと走られていた可能性大だ。支配領地数2、ポイント26(だったかな?)。
 3位は、我らがサザン北沢。支配領地数2,ポイント21(だったはず)。序盤の出遅れを巻き返せないと判断してからは、ゲリラ戦に戦法を転換。敵の支配領土を侵食し、イーブンにして支配権を抹消。自分の陣地だけはさりげなく守る作戦を展開。それが的中して、終了間際に支配領地を2に延ばした。そして我らのエースがもうひとつの領地を奪うのは間違いなしだったのだが……なんの前触れもない時間切れ判定により奪えなかった……。あれさえ取れてれば、支配領地数3で、2位だったのになー。
 そして最下位は聖十字杉浦。支配領地数1、ポイント24(ぐらいだったような……)。終盤北沢と結託して、わざと直接対決を繰り返した結果、北沢軍が奮闘し支配領地数で上回る結果となった。

 とにかくサザン北沢軍に参加してくれたファイターたちは、勝ち負けが半々ぐらいの戦績が多い。つまり、負けても負けても食らいついていく不屈の精神の人たちだったわけだ。終わったときには、妙な連帯感さえ生まれていた。これは貴重な体験だった。というか、結構感動した。参加してくれた人、本当にありがとう!

○モンコレ・チャレンジルーム
 ようするに、ガンスリ。これは2日目のプログラムで、加藤と二人だった。
 前日より新セット「六皇子」が先行発売されていたこともあって、六皇子入りのデックを期待していた人が多かったようだ。しかし残念なことに、北沢も前日に手に入れたばかりで、デックに入れられていなかったため、期待には添えなかった。
 魔法帝国のときは、ぜんぜん指名されなかったのに……。
 ただこのイベント、残念ながら昼から別のイベントにかり出されていたため、中座。午前中は5戦3勝2敗ぐらいで切り上げることになった。それから帰ってきて、4戦ほど。結局9戦4勝5敗だったと思う。って、昼からは1勝3敗かよ!
 ……あとそれとなく悲しかったのは、大量にガンスリに負けたときの景品に用意していたエルリク1〜3が余りまくったこと。半分ぐらいは自腹なのにね。ま、時間がなかったんだから、しょうがない。

○ソードワールド・カードRPG
 発売がのびのびになっている、ソードワールドをカードで遊ぶRPG。実はマスターするのはこのとき初めて。
 まあ基本はソードワールドなので、特別混乱はなし。というか、ここまでソードワールドまんまでいいのだろうか……?
 キャラはおなじみ(?)リウイ、ジーニ、メリッサ、ミレルの4人で、卓には男性3人、女性1人。ランダムにカードを引いてもらったら、見事に女性がリウイとなった。
 魔法戦士リウイという作品は、新米冒険者リウイが女性冒険者3人にいじめられながら成長していく話なわけだけど(ちょっと語弊があるかも……)、これを男性プレイヤー3人がリウイ演ずる女性プレイヤーをいじめる構図となり、非常に気まずい展開。なぜかGMである北沢がリウイの気持ちを代弁することが多くなってしまった。あのときの女性の方、どうもすみません。
 ……逆セクハラ作品のプレイヤーを入れ替えると、しかしタダのセクハラでんなぁ。
 しかも男性の一人は当日のシナリオを遊んだことがあり、可能な限りアドリブで筋書きをいじりながらストーリーを進行させるというアクロバティックなことをするハメになった。できればシナリオは書き下ろしてほしーなー。と、ちょっと思った。
 まあ最終的にはそれなりに盛り上がったんじゃないだろうかと思いつつ、不安は残る。楽しめましたか、あのときのみなさん。って、ここで聞いても見てないよなぁ。むう。

 というようなことがあり、2日はあっという間に過ぎ去ったのでありました。閉会式も友野さんの見事なトークや鈴木銀一郎先生の恒例のシメなどで盛り上がり、いい雰囲気で終了。しかも今年は打ち上げまで用意されていて、大きな不満も感じることなく全課程を終えることができました。

 以上、16日遅れのJGCレポートでした(汗)。
 もうちょっと、マメに更新するよう、努力します。きっと……。 

2002年3月4日
 あっという間にひな祭りも終わり、3月。寒くなるとか言われながらもそんな気配はちょっとしかなく、なんだかすっかり春気分な今日この頃。
 みなさんいかがお過ごしでしょうか。
 JGCウェストを目前に控え、超慌ただしい日々、と思いきや、案外平和な日が続いております。ええのかな〜、こんなぼんやりしてて。
 しかも春眠暁を覚えずとばかりに、最近眠い(いつも眠いという説もあるが……)。困ったものだ。北沢はどうやら長時間眠らないとだめな体らしいんだけど、それでもいつも眠い。試しにどうせ眠いならと、短めの睡眠時間で生活したこともあるが……熱出して倒れました。はい。
 まあいまは元気だし、そろそろ忙しくなりそうだから、いまのうちに惰眠をむさぼっておくのも悪くないかも。昼寝王国ばんざ〜い(←最近「伝説の勇者の伝説」の長編を読んだ)。
 眠いと文章もけだるくなってきてる気がするなぁ……。ま、今後とも、よろしくなのです。

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