栃木県野木町 101人コンサートレポート


1996・9・28(土)に栃木県野木町エニスホールで行なわれた101人コンサートの レポートです。

大学から上野駅まで自転車で10分ほど。そこから電車に乗って一時間、京極 夏彦の「魍魎のハコ」を4分の1も読まないうちに野木駅に到着する。 野木駅を出てから歩くこと20分弱、交差点を左折すると稲を苅りとった後と思 しき見晴らしのいい空間の中にポツンと洒落たデザインの建築物が……。 「これがエニスホールか」と思いつつさらに歩くこと数分。到着時刻は午後5 時、開場一時間前である。が……ロビーには既に数十人単位の人間がいて結構 混雑している。

会場のエニスホールは、ごく新しく、建物の外観もなかなか洒落ているのだが (大賀は美を表現するボキャブラリーに乏しいのでこんな表現しか思いつかな い。誰かがfollowしてくれることを祈ろう)、中庭的な空間がロビーに面して いて、そこにはテーブル&いすが何組か置いてある。
梶原さん・小山さんの姿を見かける。梶原さんに氷さんこと安藤さんを紹介し てもらい、ご挨拶。
開場30分前の5:30、「一列になってお並び下さい」とのアナウンスにより、既 にロビーを埋めつくしていた列がさらに伸び、列の最後尾は前述の中庭に届い た。MLの小高さんに会う。

6:00開場。席を確保(ステージに向かって右寄りの2列目)してから、開場入口 付近に設けられたCD・マウスパッドの売場を物色しにいく。「先着何名様に浩 子さんのサイン色紙(CDより一回り大きいサイズ、今日の日付入り)プレゼント!」 の誘い文句に釣られて、まだ入手してなかった"夢半球"を購入。
マネージャーの宗さんを入口付近で見かける。やっぱりかわいらしい。
#室井滋に似てるとは余り思わないな……
#いえ、僕も「女優:室井滋」は高く評価してますけど(^_^;)

席に戻ると、ラピュタ・ナウシカのサウンドトラックがBGMとして流れている。 これは会場スタッフの趣味か、はたまた浩子さん側のスタッフにfanがいるの か……。僕はここらへんの映画も音楽も好きなのでナントナクうれしい。斜め 前の最前列には飴屋さんが座ってらした。
ステージにはグラウンドピアノとシンセがセッティングされている。

[第一部]

[第二部]

AQさん、浩子さんに「ちょっとお茶飲みますね」、とtimingを外されつつも、 カンピョウを帽子につけて登場。
#ノギスではありませんでした:-)
(以上、全17曲)

終了後、毎回のことだが、アンケートを熱心に書いている人が多い。 自分もアンケートを書いていると、小野bassさんに声をかけられる。 しばし会話を楽しんだ後、会場を後にする。9時ちょっと前のこのあたりは、 街灯が200mおき位にしかないせいか、やはりちょっと淋しい。コンビニなども 見当たらないし。

上野に到着した時、京極夏彦の「魍魎のハコ」には、340ページ付近に栞がは さまれていた。ようやく半分、といったところか。
#しかし新書版で680ページなんて本……
#何で上下巻にしないのだろう?


===感想===

最初の方で、ちょっと喉の調子が良くないのかな?、とか感じたりした部分も あったのですが、進むに連れて調子が上がってきたような印象を受けました。 (僕の誤認かも知れませんが……。)
会場のエニスホールの方が企画されたとのことで、101人コンサートとしては、 スタッフにプロの方々が多いものだったそうです。が、アットホームな雰囲気 が溢れているのはいつもの通りで、良いコンサートでしたね、本当に。アンコー ルを求める拍手も盛大だったと、浩子さんからオホメの言葉(?)もいただきま したし:-)

企画スタッフの方がこのMLに参加されてるのかどうか存じませんが、すごく楽 しめたです。ありがとうございました。
もちろん、浩子さん・AQさん・宗さん・他のスタッフの方々にも感謝してます。 おつかれさまでした。

文責 : 大賀正幸 / taiga@is.s.u-tokyo.ac.jp
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