Swansea Porcelain
Bowl & Creamer (1814〜1822)









このBowlとCreamerは"Bearded tulip"patternで描かれており
このパターンはNantgarwとSwanseaの両方で見られます。
私のHPに同パターンのNantgarwのPlateがありますので
見比べて下さい。
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/antique/page104.html

この作品は、Mr.Bailey( Billingsley)とBaxterの2人と共に
Swanseaの主要な装飾家とされるDe Junicが、関与した
ものと思われます。
De Junicは、”from the Royal Manufavtory at Paris"
からSwanseaに雇用された人物でSevresという言葉は使われて
いませんが、おそらくSevresからだろうと推論されています。

紛らわしい事に、この"Bearded Tulip"patternは、
このフランス人のDeJunicの他にDrane and Turner
も描いていたので、描き手を断定するのは難しいのです。