マサイマラ Masai Mara

マサイ・マラ国立保護区は面積が1700kmあり、タンザニアのセレンゲティ国立公園と接しています。5〜7月にかけて、セレンゲティからマサイ・マラに向けて、200万頭に及ぶヌーの大群が草を求めて大移動することで有名です。ケニア随一と言われる野生の宝庫だけあって、たくさんの動物たちに合うことが出来ます。空からのサファリが楽しめるバルーン・サファリはこのマサイ・マラでだけ許されているものなので是非体験することをお奨めします(事故があっても責任は自分にある由の申請書にサインをさせられますが..)。

フィグ・ツリー・キャンプ入り口 TVで見たマサイ・マラ国立保護区へ

ケニアに来るきっかけとなったTV「アフリカポレポレ」で見たマサイ・マラへやってきました。宿泊はフィグ・トゥリー・キンプ。テントのような部屋が特徴のロッジで、目の前に流れる小川にはカバがやってきます。昼時には牛たちを散歩させる光景も。
マサイの人は親切で、散歩していたら片言の英語で糞とか獣の巣とかの説明をしてくれました。糞からもいろいろな情報が得られるようです。
もうここに来る頃にはケニアの歌を歌える程になっていました。それはTVでも紹介されていたこんな歌−「ジャンボ!ジャンボ・ブアナ/ハバリガニ・ンズリサナ/ワゲニ・ンワカリビショ/ケニア・イェトゥ/ハクナ・マタタ」。「こんにちは!ご機嫌いかが?とてもいいですよ。・・・問題無いですよ。」ってな感じのほのぼのした歌です。
テントのような部屋
フィグ・トゥリー・キャンプのロビー マサイの人
ライオンのファミリー 警戒 ライオンのファミリー

近くに寄っていくと、子供を近くに呼び寄せて警戒している様子。しばらく立つと危険はないと感じたのか、母は寝ころび、子供達は遊び始めました。
大丈夫かな?
三つ子だよ

ライオンの子というと崖から突き落とされるイメージを抱いていたけれど、ここには崖もなさそうだし、平和に暮らしているようです。
遊ぶ子供たち 遊ぶ子供たち2 ちょっとだけ木陰
黒毛

マサイ・マラで有名な黒毛のライオン。ブラック・レッグと呼ばれていました。雄だけどまだ若いので、たてがみが貧弱です。
兄弟 あっち行け! ブラック・レッグ
大地のチーター お日様が好きなの?

なかなか会えないと言うチータがっ!広い草原での日向ぼっこは気持ちよさそう。木の上に登ることも多いそうで、写真家に好まれる絵図のようです。
ひなたぼっこ


虹の根本ってあんまり見ませんよね。草原にかかる、半円の虹を見ることが出来ました。
虹へ向けて走る 夜はやっぱり

ここでも夜にはやっぱりマサイ・ダンスを見せてくれました。もうヌーとシマウマとマサイ・ダンスは見飽きたっちゅーの。
マサイのマサイ・ダンス
膨らんできたバルーン バルーン・サファリ!

ちょっと高かったけど(日本で頼むと1人5万円。現地では4万円でしたが!)やっぱり乗ってよかった。まだ陽の上がらない内から準備して、陽の出と共にフライト。操縦するのは、移住してこのロッジに住み込んでいるというアンドリューさん。1台に12人乗り込みます。
バルーン立ち上がる
飛んだ! 飛んだ!

爽快爽快。高いところからの360゜の大パノラマ。ちょっと寒くて、バルーンを上げるための炎が温かく感じられました。
2号機 高く飛んだり低く飛んだり

地面すれすれに飛んだり、400m上がったりと操縦技術を自慢するかのようにいろいろと楽しませてくれます。危ないって言う人もいますが..。
逃げまどうガゼール 小さな点

小さな点が動いているのが見えます。左はトムソン・ガゼール、右はヌーです。ガゼールはとっても遠くにいるのに、怖いらしくて逃げまどっていました。
ヌーの黒い点
着陸態勢 着地 着陸

着陸態勢をとって着地。アンドリューの上手な操縦のおかげで、衝撃もなく予定していた場所へ着陸。もう1台は丘の向こうへ飛んでいってしまいました。
丘の向こうへ消えた2号機
草原で朝食 料理に群がる みんなで朝食 草原の真ん中で朝食を

一緒にフライトした皆さんと草原でシャンパン・ブレックファースト。ライオンとかが来たらどうすんだろう..。食事の後、ロッジに帰ったのは10:00頃でした。
振り返るキリン 振り返るキリン2 逃げるキリン
イボちゃん

ただひたすらまっすぐ走り続けるイボいのしし。アフリカン・エキスプレスと呼ばれています。日本人に対しては“イボちゃん”と紹介していました。
イボちゃん 大地
トピ トピ

真っ黒い顔をしたトピ。群からはぐれたのでしょうか。
トムソン・ガゼールのケンカ? ケンカ?

トムソンガゼールが頭をぶつけ合っています。なわばり争いのケンカかな?
ナイト・サファリ

結局全てのサファリに参加することに。懐中電灯を持って軍用ジープで出発。キリン、カバ、ガゼールなど結構たくさんの動物が見れました。とっても寒い!
暗闇のキリン 暗闇のカバ 暗闇のトムソン・ガゼール
ライオンのファミリー2 ライオンの子供 ライオンが多いねー

初日はライオンがいないねー、といっていたのに、いるとこにはいるんですねー。一匹連れて帰りたいね。大きくならないなら。
右の小山は蟻塚です。
蟻塚
シマウマのファミリー 見飽きた

しまいにゃー見飽きて見向きもされなくなってしまったシマウマ君。でも結構絵になるんだけどね。右のバッファローはみんなでこっちを見るので..。
こっちを向くバッファロー バッファローのファミリー
ちょっかい チーター これで、サバンナともおわかれ..

来る前は、何にもない景色や動物園でも見れる動物の写真なんて..と思っていたのに、フィルムは買い足して10本、デジカメは400MB分に!大自然に振れ、たくさんの動物たちを見ることが出来て、とても堪能できました。移動がもうちょっと楽だったらいいのになぁ。フィルムは普通のストアではロッジの半額以下でした。
グレート・リフト・バレー/大地溝帯 大地溝帯

ナイロビまで帰る途中で大地溝帯を見学。ほんとに溝になっていました。そして最後のお土産交渉を。店主は怒っていましたが、ぞうのマットを半額で購入。
帰りはクタクタ..

悪評高きエア・インディアが案の定飛べずにナイロビで延泊。対応が悪くて、空港とホテルを行ったり来たり。楽しみにしていたムンバイ観光も中止でした。
中止になったインド・ムンバイ観光 おみやげ!

木彫りや石細工などケニアらしいお土産をたくさん購入。マサイ村で買った槍とアンボセリで買った水を飲むような豹が付いた木彫りの器がお気に入り。
おみやげ!

ケニアのトップページへ ナイバシャ湖へ 「旅の日記」のページへ