◆◇ 焼きものミニ用語集 ◇◆ |
焼きものの言葉は初めてだと意味の分かりづらいもの、なんて読むんだろうというものがあります。 ここではそんな言葉の読み方と意味を簡単に説明しています。 |
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●陶器(とうき) 素地(きじ)が十分焼き締まらず吸水性があり透光性のない焼きもののこと。 陶磁器の総称として使われることも。 ●磁器(じき) 最低1200度の高温で焼成(しょうせい)され白く半透明の焼きもの。 素地(きじ)がよく焼き締まって堅くガラス化して吸水性はない。 ●焼成(しょうせい) 陶土の成形したものを高温で焼いて陶器または磁器にすること。 ●土もの(つちもの) 陶器のこと。陶器の「土もの」に対し磁器は「石もの」という。 ●貫入(かんにゅう) 釉(うわぐすり)と素地の収縮率の違いにより生じたヒビのこと。 西洋ではクラックと呼ばれる。 ●釉(うわぐすり) 焼きものの素地に薄いガラス質の層を作るための原料のこと。 釉薬(ゆうやく)ともいう。 釉の目的は、焼きものの表面を覆いガラス質の光沢を出すという装飾的な意味と、吸水性をなくして汚れを防いだり器自体の強度を増すという実用的な意味合いもあります。 ●焼締め(やきしめ) 形成した器を乾燥させ無釉のまま焼成すること。 ●染付(そめつけ) 白い素地に呉須(ごす)で絵付けをし、その上に無色の釉(うわぐすり)をかけて焼きつけたもの。 中国では青花という。 ●呉須(ごす) 磁器の染付に用いる藍色の顔料。 ●糸底(いとぞこ) 轆轤(ろくろ)から陶土を切り離す時に糸で切った跡が器の底に残ったもの。 陶磁器の底部。糸切(いときり)とも。 器の扱い方はこちらをご覧ください。 |
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