1) インターネット上では半角カタカナを使用しないのは常識である。半角カタカナのデータが送られたシステムは,重大な障害が発生する危険性がある。
2) インターネットは本来ヴォランティアの集まりから発生した無料のサービスであり,利用者は他人に迷惑を掛けないようにしなければならない。
これに対して,以下のような反論をするのは簡単である。
1) 半角カタカナは通常販売されているパソコンで容易に入力されるものであり,そのデータを受けただけで障害が発生するシステムを作る方がナンセンスである。また,このようなデータが流れて問題であるのなら,メーラーやサーバ側で対策を取っていて然るべきである。
2) 今日,インターネットを利用している一般利用者は,全て何がしかの費用を営利企業に支払って利用している。
今更この事について議論をするのも馬鹿々々しいが,この事例からも,如何にSEなる人種がユーザの便宜を考えず,自分達の決めたルールにユーザを従わせようとする者であるのかがよく分かるであろう。そして,システム屋がこれは駄目だということの多くは,単に面倒くさいか技術力が(世間一般よりも)不足しているから出来ないだけなのである。このようなSEをやっつけるために,物の怪は存在するのである。(笑)
あ,なんだかまとまってしまった。このコーナー,これで終わるつもりはないのだが・・・。(=^^=;;
ちなみに,当時のメーラーのアイコンの下には「受信トレイ」,ブラウザのアイコンの下には「インターネット」と書かれていたが,カタカナ部分は全て半角だった筈である。あれ,このパソコンのデスクトップもおんなじだ。(爆)