富沢中学校


訪問日 : '01.08.17(姉のみ)
      '01.12.30(姉妹)



 なぜ仙台市体育館がSD内で神奈川県予選のモデルに使われたか、について情報をいただいた長町南のベアさんから、実は同時にもう一つ大きな情報をいただいておりました。それは…

井上先生はIHを見たついでに、すぐ近くの富沢中に散歩に行き、門の写真も撮ったのでしょう。
 
ある高校の門のモデルになっています」 

ある高校?? 
うーん気になる…。 しかし長町南のベアさんのほうでは、そのことを最初に発見なさったのは息子さんで、ベアさんの手元にはコミックスがないため、どこの高校かは確認中とのこと。 …これはやはり写真を撮りに行って確かめなければならないでしょう〜! ということで、姉がお盆の帰省から戻る途中(しかも18きっぷで各駅停車使用^^;)、仙台での乗り換えの時間の合間に寄ってきました。

 さて、その時の私の話を少々……。 富沢駅は
仙台市営地下鉄南北線の終点にあり、仙台駅からは15分くらいかかります。仙台駅に降りたとき、1時間20分後の電車に乗ることにして富沢駅へ向かったのですが、富沢駅に着いたとき、残りの時間と仙台駅まで戻るために必要な時間を計算したところ、なんと20分後には中学校を見終わって富沢駅まで戻ってこなければならないことがわかりました。仙台駅内のコンビニでちらっと地図を見て中学校の大体の方向を確認していましたが、富沢駅からは歩いて片道10分はかかる距離だなと思われました。 しかも、大体の方向がわかっただけでまだ道もわかっていません。さらに、どこの門がどこの高校のモデルなのかもまだわからない…ということは、行って戻ってくるだけではなく、写真を撮りながら中学校の敷地をぐるっと一周して帰ってこなければならないということ…。

 
私は覚悟を決め、すぐにホームで帰りの地下鉄の時間を確認したあと階段を駆け降り、そのまま駅を出てダッシュ。仙台市体育館の前も走り過ぎ、そしてたまたま通りがかった人に道を聞くこと二度。そして無事に中学校の校庭が見えてきました。(この時点でもう駅を出てから7分…。) とりあえずそこでカバンからカメラを取り出し何枚かシャッターを切ったあと、休む間もなくカメラを持ったまま、けっこう大きな中学校の周囲を、時折写真を撮りながら走って一周。(この時点で12分経過…。)そしてそのまま立ち止まる間もなく駅へ駆け戻り、なんとか地下鉄の時間の2分前に駅に到着し、きっぷを買ってエスカレーターを駆け上がり1分前に乗り込むことができました。
 ほんと数年ぶりに長距離走をやってしまいましたが、やはりパソコンの前に座っているだけの毎日ではいけませんね(笑)
 
 さて、そのとき地下鉄の車両には乗客が誰もいなかったので、私は座ってすぐお昼ごはんに買っておいた
クリームパンをカバンからとりだして食べたのですが(まだ長旅だし先に食べとこうと思ったのですよ…)、仙台駅に着く頃には、私はかなりの胃痛と胸やけに苦しめられておりました。
 …いやあ走ったの久しぶりで、走った後にすぐ食べちゃいけない、っていうことをすっかり忘れてました…。(^^;)


 ふう。 さてこのようにして撮って来た写真だったのですが、校庭側からやプール門側からなど、色々なところから写真を撮ってきたので、しばらく、どの門がどこの学校のモデルかということを特定できなかったのです。

 しかし、先日妹が「正門らしいところから撮ったものが、海南大附属の校舎(
12巻133ページで宮益の紹介のシーンに出ているもの)かも」と気づいたのです。それが下の写真です。

 海南の設定上のモデルのほうは、藤沢市内にあるバスケの強豪校「湘南工科大附属高校」だというのが主な説ですが、
この写真が、今回その海南の校舎のモデルらしいとわかった富沢中学校の正門です。ぜひ12巻133ページ
(宮益の紹介のページ)をご覧ください。
 この正門は、ランニング一周上の最後に見たため、時間がなく何枚かしか写真を撮っていなかったので、絵と同じ範囲ではなかったのですが、もっと右のほうに立ってもう少し斜めに撮ればコミックス通りと思われます。
(でも開閉式の門のかたちなどもすっかり同じですね。)
 富沢中が海南のモデルではないかということを長町南のベアさんにご連絡したところ、わざわざ正門を見に行ってくださったようで、やはり「間違いない」とのこと。
 というわけで、海南の校舎のモデルはやはりこの「仙台市立富沢中学校」のようです。
 仙台にはおそらくまた行くことがあるだろうと思いますので、富沢中の写真はきっちりそっくりな写真が撮れましたらまた更新したいと思います〜。


 このように校庭の右側には、向かい合うバスケのゴールもありました。
              〜(^^)〜






 (02/03/04 遅ればせながら更新)
 
こちらが新しく撮ってきた写真です。年末帰省する途中、妹と仙台に寄って正門の写真をコミックスとできるだけ同じアングルで撮ってきました。

 歩道に街灯が立っているのが原作の絵とは異なりますが、やはりここが海南の校舎のモデルに間違いないようですね〜。(^^)



(02/07/22更新)
姉の部屋をごらんいただいた方から、
メールにて情報をいただきました!

「あくまでも憶測で、もしかして、なのですが、
宮城インターハイの時 仙台市体育館で
バスケット競技が行われました。その時、夏休み期間中という事もあり
近所の富沢中の体育館がウォームアップに使われていました。
当然 強豪校などいろんなチームが来たわけです。
散歩ではなく それを見に来たのでは?と思いました。」


なるほど…、富沢中の体育館がウォームアップ会場として
使われていたならば、きっと、井上先生も
見に行こうと思われたのでしょうね!
そしておそらくは体育館の中へも入った、ということ
なのでしょう!

うーん、そうすると富沢中の体育館も、
中を見られることがあればぜひ見に行きたいですね…。
もしかしたら原作中のどこかの体育館のモデルになっているかも
しれませんし……。(^-^)





しかし、海南の校舎のモデルが中学校とは…。
やはり初期の頃(十数巻くらいまで…)は
モデルの使われ方は断片的だったことがわかります。



それにしても、あの帝王・牧や高砂らが
中学校の校舎で勉強してるっていうのは、
なんだか変な気分ですね。

校舎自体は大きくて立派なのでまあ問題ないのですが、

まさか、牧の座っている机と椅子も中学生用だったりとか…(^^;)


それについての妹のコメントも掲示板より引用しておきます。


「帝王にはひどく不釣合いですね。
てか、きつい(笑)
『高校生用はまだですか 監督!』(笑)

そんなんでしたら、むしろいっそのこと
『机一切必要なし!ねー神さん!』(c)ノブ
ってのはどうでしょう(訳分からん理屈(笑))」


しかしさすがの神も、このときばかりは「おう!!」とは
言わないような気がしますが…。



そして新学期。
「待ちくたびれましたよ…」 

と不敵に微笑む神…??






しかし、こんなモデル地まで捜索されてしまうというのも、
背景がきっちりそのまま描かれているので
探せば特定できる、ということ、
そして、ほんとうにキャラ達がどこかにいるのではないかと
つい思ってしまうようなキャラクター1人1人のリアリティ、
ひいてはスラムダンクという漫画が私たちに与えたインパクト
ゆえなのでしょう…。



長町南のベアさん、メールをくださった方には、
貴重な情報をいただきまして
誠にありがとうございました〜〜m(_ _)m

今後も、皆様からの情報お待ちしております〜。






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