月夜見 虹のあとさき
      『バック・ステージ』の後日談というか完結編というか。


       1

 凪の海“カームベルト”に挟まれた魔の海域・グランドライン。ワンピースへの夢半ばで幾多の海賊たちが海の藻くずと消え去り、最終島ラフテルへの伝説は果てしなく遠く、今や神格化さえしかねない勢いと化している。冒険物語のレベルならここまでの背景で十分なのだが、現実はもう少し複雑で。例えば、海軍という公安機構が存在し、海賊たちの略奪や暴力などという、所謂“不法行為”を取り締まっているし、してまたその海軍へ上納金を収めることで懸賞金を免れ、悠々と存在を認められている“王下七武海”なんて海賊たちもいる。してまた何と、その"王下七武海"の一人が、秘密裏に犯罪者集団を組織し、王国の乗っ取りなんて大それたことを計画していたりするというから、まったく現実というものは、世知辛いやら、油断も隙もないというやら。

「ナミさん、前方に島が見えます。」
 今日は珍しく女の子コンビが見張り台へと上がっている。濃い青みを帯びたつややかな銀髪のポニーテイルを風になびかせながら望遠鏡をのぞいている細っこい少女が、ネフェルタリ=ビビ。ここだけの話、悠久の歴史と文化に栄えたアラバスタ王国の王女様で、ただ今、隠密裡に母国への帰途にある。そんな彼女が話しかけたのは、オレンジ色に近い濃い亜麻色の髪をスポーティなショートカットにした利発そうな少女で、この船の航海士ナミ。ビビは仲間でありながらも微妙にお客様だが、ナミの方はこの海賊団の旗揚げのほぼ直後から行動を共にして来た、言わば“古株”で、しかもその上、どうかすると腕っ節でも最も強いのかもしれないと皆から恐れられてもいる…という言い方はあんまりかもしれないが、そのくらい存在感では誰にも引けを取らないお姉様である。ビビが見やっていた方向へ目をやったナミは、
「うん。名前が付いてないけど、それでも海図には載ってるわ。」
 手元でここいらの海図を広げた。
「上陸するんですか?」
「ううん。近くにもっと大きな町のある島があるの。補給するならそっちに行った方が早いから、ここは通過するわ。」
 …ログポースが必要なこの海の設定を忘れたんかい、このオバちゃんはと怒らないでね。ログが引き合う正規?の島と島の間には、時々途中の補給基地的な町があったりする。この航路の制覇は諦めたものの、現地にしぶとく生き続けた人々が開いた町だったり、海軍が運営していたものが発展したものだったりと様々で、必ず見つかると限らないところがなかなか“グランドライン的”でもあるが、今のところは助けられている彼らだ。
「ナミーっ! 上陸しねぇんだなー?」
「そーよーっ、このまま進んでちょうだーいっ!」
 甲板からのウソップの確認の声に身を乗り出すように怒鳴り返して、元に戻しかけた視野の中、舳先の羊頭にいつもの背中が見えた。麦ワラ帽子に赤いシャツ。こうして見ると随分と小さい。自分と1歳しか違わないとは到底思えぬ童顔で、言動はもっと信じられないくらい幼稚だが、
「…不思議よね。」
 つい呟いた声を傍らのビビに拾われて、
「え?」
「あ、ううん。何でもないの。」
 少し焦りつつも笑顔で誤間化した。彼よりはずっと大人な筈と誰もが自分に自信を持ちつつ、だのに、そんな彼と一緒にこんな危ない海への冒険へ同行している。そういう人間が自分も含めて4人もいる。
〈俺は海賊王になる男だっ!〉
 初めて聞いた時は呆れを通り越して頭に来た。その頃は海賊という人種を忌み嫌っていたからでもあったが、だのに、そんな彼と一緒にいると、なぜだろう、夢が夢でなくなって行くから不思議だった。いつか叶うようなそんな気がする…とかいうのではなく、本当に夢が現実のものになる。ナミもまた、8年間も縛られていた地獄の軛木
(くびき)から解き放ってもらえた一人だ。だから…逆に言えば、彼がいたからこそ、皆それぞれが自分の法外な夢を、現実と地続きなそれだとして、諦めずにいられるのかも知れない。
“…で、その片翼は何処に行ってるのかしら。”
 その彼とは最初の仲間だという付き合いの長さもあってか殊更に仲がよく、呼吸やら気概やら何やら色々と飲み込み合ってもいる…のにどこかで鈍感で野暮天な、三刀流の剣豪の姿が甲板にない。お互いに自分の中での“一番”同士なくせして妙に不器用同士でもあって、何でその想いが噛み合わないかなぁと時々周囲を苛々させもする二人であり、
“いっそルフィが女の子だったら問題はないのかも…と、いう訳にもいかないか。”
 それだと話の大前提からして、なし崩し的に崩壊してしまう。別に女海賊という設定でも構いはしなかろうが、主軸になってる男のロマンとか侠気とか、そういうものが雲散霧消してしまって…今ほどの人気は出てないかも知れない。
“…あんたねぇ〜〜〜。”
 あ、すまんすまん。ゾロさんはどこ行ったんでしょうねぇ、ホントに。
「ナミさん? 何か探してます?」
 働き者でよく気のつく王女様が、甲板を見回すナミの様子に気がついたらしい。
「うん…ゾロの馬鹿はどこ行ったのかしらって…。」
「その馬鹿ならここに居るぜ。」
「えっ!」
 振り向くと、しぃ〜っかりと眉間の溝を深めた緑髪の剣豪さんが、見張り台の縁からその逞しい上半身を覗かせていた。
「コックからの差し入れだ。」
 差し出されたのは、ビスケットとスコーンの盛られた皿とカフェオレで満たされたマグカップが二つ載ったトレイ。
「あ、あははははは…、ありがとね〜。」
 引き吊り笑いを振りまくナミに、鼻先でふんと息をついてさっさと降りてゆく彼であり、
「どうしたんでしょうね、Mr.ブシドー。」
 トレイを受け取ったビビが小首を傾げて見せる。
「…あんたも訝しいって気がついてた?」
「ええ。あまり甲板に居たくないみたいで。サンジさんのお手伝いなんて、以前なら頼まれても嫌がっていたのに。」
 だが、それを言うなら、マドモアゼルたちへのおやつの運び役なんて、サンジもまた譲る筈がない仕事。そこまで読み取れるナミとしては、
“ったく、ウチの男共と来たら。”
 妙なところで結託し合ってたり協力を惜しまなかったりする、そのレベルがまた、ナミが見る分には何となくかわいい代物で、
“ま、今のところはあたしが加わるまでもないってことなのかな”"


        2

 今のところ、航海は順調だった。大ボスが抹殺の標的としたビビや、暗殺リストに載ってしまったルフィたちを狙うバロックワークスからの刺客たちも、ここ十数日ほどは姿を見せない。もっとも、小者の輩や海軍筋の追っ手には構われもしたが、そんなのは数の内に入れない彼らなので“ここ十数日ほど”というのは、ある意味、正確な描写ではないのかもしれないが。さっきビビが確認した島が近づいて来た。地図の上でもケシ粒のように小さかったが、実物もかなり小さい。一周するのに一日かからないかも知れないほどの大きさだ。ただ、樹木が豊かそうで緑陰も濃く、適度に高さがあって、ちょっとした避暑などには最適かも知れないたたずまいではあった。
「かわいい島ですね。」
「ホントね、それに涼しそう。」
 ゆっくりゆっくり近づいて、その位置が斜め前方から真横になりかかった時だった。
「きゃっっ!」
「…っっ!! な、なにっっ!」
 不意な衝撃がゴーイングメリー号船内を大きく揺さぶったのだ。見張り台の中で撹拌されかけた女の子二人だったが、幸いにして怪我はない。
「んもぉっ! どーしたの〜、一体〜っ!」
 プリプリと怒って下へ問うたナミに、甲板に集まった男性陣たちがそろって顔を向ける。
「それが判らないんですよ、ナミさん。」
「? 何が判らないの〜?」
「どうやら、この大砲がぶっ放されたらしいんだがな、誰も傍にいなかったんだ。」
「??? …どういうことよ、それ?」
「だから"判らない"んだってばよ。」
「?????」
 どうも何だか話が通じていないような気がして、
「ああ、もうっ!」
 まだるっこしくなったナミは自分の目で確かめることにした。見張り台から降りて来て眺めた大砲は、まだ砲身が温かいほどだから、これが犯人の使った凶器だというのは間違いない。
「ホンっトに誰も傍にいなかったの?」
「ああ。」
 彼らの曰く、ルフィは羊の頭に乗っかっていたし、ゾロはメインマストのある主甲板からキッチンへ戻りかけていた途中。サンジはそのキッチンの中に居たし、ウソップも同じくキッチンで舵を取りながらおやつを食べていた。(ついでに言えば、カルーはルフィの傍らで昼寝をしていたらしい。)という訳で、後甲板に据えられたこの大砲には誰も近寄らなかったことになり、
「…どういうことよ、それって。」
 まさか…という何かを仄めかした顔になって皆を見回したナミだったが、そんな面々の中、殊更に青くなりかかっている人物に気づいて、
「あ、ああまあ、済んだことはともかく、被害が問題よね。」
 急に話題を変えて見せる。
「…へ?」
「あ、そ、そうですよねぇ、さっすがナミさんだ。」
 話を合わせたサンジが隣りのウソップの脇腹を肘の先で小突いた。
「何すんだよ、てめぇ。」
 訳が判らず咬みつきかけたウソップも、大きく目を見開いて顔をこわばらせている誰かさんにやっと気づいた模様。
「あ、ああ、ああ。そ、そうだった、そうだった。どこに打ち込んだのかの方が問題だわな、確かに。」
 彼らのどこかわざとらしい様子に、後から降りて来たビビがキョトンとしたが、
“あ、ああ、そうだったわ。”
 この手の怪談めいた話に途轍もなく弱い人物がいるのだ。それも…人間や野獣といった形あるものが相手なら、どんなに凶悪凶暴なデカブツでも平気でぶっ飛ばしてしまう"化け物"じみた男が…なのだから、まったくもって信じられない話。不安そうに落ち着きなくキョロキョロとしている彼の肩をポンポンと叩いてやり、
「ほら、何を怖がってる。」
 ちゃんと宥める役も決まっていて、こういう段取りにはもうすっかり慣れたビビが、
“ルフィさん、かわいい♪”
 なんだか自分までが嬉しいといった顔になって小さく微笑ったのだった。

 そ〜れはともかく。ついつい段落終えてしまったが、そうじゃなくって…問題は謎の砲撃の後始末だ。
「見事に島の真ん中へ突き刺さっとるからなぁ。」
「船影は見えないし、まさか人はいないとは思うんだけど。」
「でもでも、心配ではありますよね。」
「だよな。当ててたら、謝らんといかんし。」
「…あれが当たってたら、謝るどころのレベルじゃないと思うが。」
 まったくである。皆の意見が一通り出たところで、
「うん、一応確かめに行こう。」
 船長からの決定が下って、予定外の上陸と相成った。
「ビビはともかく、ルフィが黙って逃げるって言わないとこは海賊としては問題かもね。」
 そういや、それで“バラティエ”でも1年間のタダ働きをさせられかけてたんだものねぇ。不満では無さそうだが、そんな甘いこと言っててやってけるのかしらと、ナミとしてはむしろ“心配”なのだろう。まあまあ、そこがらしいということで…。
「…ここいらでいいわ。錨を降ろして。」
 入り江を選んで浜辺へと船を停留させる。入り江の端には、簡単な桟橋もあれば簡素ながら丸太を埋めた階段も設
(しつら)えられていて、間違いなく人が出入りしている痕跡がある様子。もしかしたら、これから向かう予定だった町の人々のちょっとしたリゾート地でもあるのだろう。
「こりゃあ、ますます覚悟がいるかもなぁ。」
「怪我人が出てたらしゃれにならんぞ。」
 こんな風に心配する辺り、確かに変な海賊さんたちである。
「でも、だったらもっと何かしらの騒ぎが起こってるんじゃないの?」
 そう。島はあくまでもシンと静かで、涼やかに緑が躍る木立ちには小鳥のさえずり、木の葉擦れの音。どこかに清流でもあるのだろう、せせらぎの音も聞こえて、そのくせ人の声や気配は全くしない。それしかない一本道を道なりに上ってみた皆は、周辺のたいそう静かで清涼な雰囲気に心洗われながらも、いつどこから全身血まみれになった被害者が飛び出してくるやらと、妙な意味での覚悟をたずさえた進軍を進めていた。そうしてたどり着いた終着地点は、
「…ここって。」
 一際の静寂が満たされた空間である。どこやらから切り出されて敷き詰められたものだろう、方形の白っぽい石畳が作り出す小さめの広場が広がっていて、奥にはすっきりとした建物が一つ。どこか謎めいた雰囲気のする何かの“祠
ほこら”であるらしい。白木造りの、結構立派な神殿風のものだったのに、
「あーあー、こりゃあ不味いんじゃないかい?」
 選りにも選って…屋根と壁を少しずつ突き崩すようにして祠の中へと飛び込んでいるのは、間違いなくゴーイングメリー号から発射された大砲の弾だ。
「しょうがねぇなぁ。ちょっくら修理するか。」
 ウソップが4次元ポケット…もとえ、がまぐちバッグをぱかっと開いたが、その傍らで、
「こういうのって、宮大工さんとか専門の人が手をつけなきゃいけないんじゃあ…。」
 ビビが辺りを見回しながらそんな風に呟いた。確かに、普通の家屋とは違って、手順や手続きの問題だけでなく、仕様や作りという点にも、何かしらの宗教や思想に則ったしきたりや決まり事があるのやも知れない。
「けど、誰かに聞くって訳にも行かないし、あたしたちもそんなにのんびりと構えてはいられないのよね。」
 大体、そもそもは丸っきり覚えのないアクシデントから始まったことだ。
「こうやって確かめに来ただけでも良心の呵責があるという証拠。それに免じて、素人の修理で我慢してもらいましょう、うん。」
 力強く拳を握り、胸を張って自信満々に言い放つナミであり、
「…いつもああなんですか? ナミさんて。」
「まぁな。ウチのクルーは“天動説人間”でないと務まらんのでな。」
 おいおい、ゾロさん。そんなきっぱりと。

《天動説人間;テンドウセツ−ニンゲン》
 中世ヨーロッパの教会支配下で主流とされた、地球が静止していて天体がその回りを運行するとされていた説を“天動説”といい、その説に準えて、自分が中心に世界は回っているのだという考え方をする人間のことを“天動説人間”という。同じ意味だとして“あんたが大将”というルビを打たれることもある。
こらこら

 冗談はともかく。大いなる海が相手の船乗りには、ジンクスや迷信も馬鹿には出来ない代物。祟りがありそうなことならば、出来得る限りの対処をするのも大切な心掛け。ナミの言いようは極端だったが、やれるだけのことはやっておこうと、全員で修理に取り掛かることとになった。
「材料はどうするよ。」
「こういうのはどっかに修繕用のが備蓄されてるもんなんだがな。」
 それでなくとも周囲の芝草やら傍らを流れるせせらぎやら、それは綺麗に整えられていて、参拝する人が絶えない様子が伺える。ぐるりと周辺を見て回ると、少し離れたところに小屋があって、
「おお、あるある。」
 礼拝用らしいロウソクやら松明やら、式台に燭台、その他の道具や装具と共に、祠と同じ材質の板や木材も幾らか蓄えられてあり、
「ふ〜ん、女神様みたいだな、ここに祀られてんのは。」
 道具などのあちこちに、紋章のように刻まれているレリーフの図柄は、若々しい女性の姿のものばかりで、
「一体どういう筋の神様なんかねぇ♪」
 妙なことで目をハート型にしているサンジに、
「ほ〜ら、そんなことを取り沙汰してる暇も無いの。」
 ナミが急かして修理開始。屋根と壁は抉れた分の板を丸ごと総取り替えするとして、
「扉はちょっと難しそうねぇ。」
「まぁな。選りに選ってレリーフが欠けてる。」
 一番大きなそれだろう、麗しき女神様の像の、波打つ髪と後頭部を少々削ってしまっていて、
「これは接ぎ木じゃあ不細工よねぇ。」
 とはいえ、レリーフの予備はない。
「しゃあねぇやな。俺が彫ろう。」
 言い出したのはウソップで、
「え?」「ウソ…。」「本気か、おい。」「女神だぞ、女神。」
 こらこら、あんたたち。彼の絵画の腕前は先刻承知の筈だろうが。何はともあれ、修理に取り掛かった彼らであったが、
「…何なの、この空。」
 祠の周囲に飛び散った残骸を片付けたり、新しい板の寸法を計ったりという、単なる下準備に手をつけた途端、頭上の空がまるで一気にカーテンを引いたかのように"さぁーっ"と暗くなったのだ。あれほど上天気だった空の一体どこに隠れていたのやら、鈍色の雲たちが重たげに垂れ込めて、それと同時に周囲の木々を吹き寄せる風が揺らし始める。筆者の文章描写では不充分かもしれないが
おいおい、絵に描いたような不気味な雰囲気で、
「…怪しすぎるわ。」
 今時、どんなB級映画でももう少し凝った演出をしくものだ。
「カルーが心配です。」
 臆病なカルガモを留守番に置いて来たことを思い出し、ビビが眉間を曇らせる。
「そうね。それにあたしたちがいても大した力になんないし。」
「おいおい。」
 まずはナミとビビが船へと先に帰り、
「な、なんか怖くねぇか?」
「そうか? お前、雷は平気だったろが。」
 ルフィまでが何だか落ち着かず、妙に怖がっている。言われてみればなんだか独特の気配があるような気がしないでもないが、ここは祠なんてものがしつらえられてあったような場所。何年にも渡る人々の神聖な想いが蓄積されていて、それが静謐な空気の中に立ち込めていたとしても不思議はない。………で、
「んじゃ、俺らも帰るわ。」
 言い出したのはゾロであり、当然、
「くぅおら、待たんかいっっ!」
 金づちを片手にサンジが即座に異議を申し立てたものの、
「そうは言うが…。」
 ゾロの胸回りに別口の腹巻きのように腕を回してひしっとしがみつき、見るからに怯えてがたがた震えている船長の様子には、さしもの暴力コック殿も
こらこら折れるしかない。どうでもいいが、このバージョンではしっかり“霊感少年”になってしまったわね、ルフィさん。
「いいか、ルフィを船まで送ったらお前は必ず帰って来いよっ!」
「へいへい、心得た。」
 ともすればいいかげんな生返事。振り向きもせずに手を振って、聖なる祠を後にしたロロノア=ゾロとルフィである。この後に、一体何が待ち受けているものか。この段階の彼らには到底知る由もなく、運命の歯車は音もなく回り始めていたのだった。

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