“いわゆる一つの傾向と対策?” その2(笑)
 

 *聖☆兄 第11巻発売記念!
  やっぱりしっかりネタばれしまくりの内容ですので。
  ご家族が買ったのの読む順番を待っているとか、
  もちょっとお値頃になってから買うからと
  まだ読んでない方は、ご自身の判断で読み進めてください。

  あと、ネタばれの方向も
  当方仕様で ずんと偏っておりますのでご容赦を。(笑)

     *10巻の感想書き散らかしは こちらvv  

     ◇◇


いよいよ発刊となりましたネ、新刊が♪
言いたいことというか書きたいことがいっぱいあって、
なのに、キーボードに触れない環境の歯痒さよ。
んきぃ〜っとなりつつ作業していたので、
あのパンプスの購入者は思わぬ目に遭うかも…
いやいやいや、そんな性の悪い呪いをかけてどうしますか。(まったくだ)


でね? 何と言いますか、
これは私の勝手な感触、はたまた解釈なのかもですが、
今回は妙に腐女子を踊らせるような
言い回しというか展開が多かったような。
貴婦人ならぬ 棄腐人となってる人には、(字、合ってないかもですが。)
そうとしか把握出来ないだろうという、
一種の踏み絵ですか、せんせえ と。
ウルウルさせたくともすっかりとドライなアイを
原作者様に向けたくなりましたよ。


のっけのユダさんのイメチェンネタ、
明るさも過ぎれば 周囲の陰を濃くするというお話を、
イエス様がいかに天然か、
それが強烈すぎて 勝手に(?)傷つく人続出というオチだったと読んだ私は、

 “……ウチのイエス様はまだ甘い”と

やっぱり方向音痴なこと、感じてたり致します。

 「〜〜〜〜。」
 「? ブッダ? どうしたの?」

言いたいことがあっても言えないもどかしさ、でしょうか。
綴じ合わせたふくよかな口元が、
でもでも 妙にたわんでおりますよ、ブッダ様。

 “…もうもう構わないでくださいな。////////”


ベルゼブブさんの奇襲ネタでは、
ああ やっぱりハエの羽根なのねと、妙なところに納得してから、
さりげなく、若しくは無自覚に
ハエへのトラップを仕掛けておいでの主夫の鑑、
ブッダ様の恐ろしさ(しかも天然)に
イエス様との最強コンビっぷりを再確認させていただいたような…。
最聖と悪魔たちの境界線が
ふぇいすぶっくで明らかにされたのも絶妙でしたしね。

 「いや、だから。
  写真のアップ云々じゃなくて、こういう形でされるのは…。」

 「だよねぇ。」

魔族とも通じているのかという誤解を広めかねぬというか、
嫌がらせにしか受け取れないというか。

 「と言いつつ、
  自分のFBにだって
  ブッダの写真 あんまりUPしてねぇだろうが、キリストよ。」

 「え?」

 あ、いや。
 そうそうたくさんUPされるのも恥ずかしいけど、
 でも、スマホに結構 隠し撮りとか収納してるよね、キミ。

 や…、あのっ、だからあのねっ。

話が大きく飛びますが、
ブッダ様が 自撮りするの苦手なお話の中、
(地縛霊が成仏しようと寄って来るとは…)う〜ん
ヨシュア様の、

 『本当はこんなにすてきなキミを、
  世界中に誤解させたままだなんて…私が自分を許せないよ!』

この嘆願、いやさ 哀願を読んだ私が
ああああと声なき声を上げ、
なんだ この情熱的な口説き文句はvvと
腰が砕けそうになったのは 言うまでもありませんよ、神の子よ。

 ただ、

原作様では そう思っていて、
インスタをもっと楽しんで♪と勧めているイエス様らしいけれど、
ウチのヨシュア様には 微妙に温度差があるらしく。
どうして?と 腹蔵なく小首を傾げて問う如来様へ、

 「……だって。」
 「だって?」

ばつが悪そうに視線を泳がせながらも、
言っては下さるらしくって。

 「…だって、
  こんなに素敵なキミをそんな格好で
  世界中にひょいと公開するなんて。」

 「するなんて?」

屈託なく繰り返されるブッダのお声が、
私にはちょっぴり痛いのと言いたげにうつむくと、

 「キミを見初める人を徒に増やすだけでしょうが。」

 「はい?」

何ですて?と 訊き返されてはもういけません。
キッと切れ長の目許を鋭く眇めると、

 「だってこんなに瑞々しくて麗しく、
  聡明で光り輝く存在だよ?
  どんな世界の どんな途轍もないライバルたちが
  キミに一目逢いに来ましたと押しかけたり、
  入信します改宗しますと言いつつ言い寄らないかを思うと、
  もうもうもうっ。」

 「あ、や…あのっ。イエス、イエスっ。///////////」

判ったからもういいって、
ルシファーさんもベルゼブブさんも呆れて帰ったしと。
真っ赤になっての両腕振り出し、
イエス様の憤懣の発露、押さえ込むよに懸命に宥める、
如来様の奮闘が見られるいつものオチです、すいません。(笑)


問題発言と言えば、

 『今夜は…帰りたくない』

というのもありましたね。(大笑)
そのままお台場で泊まって行きたかったのかな?
既にルームシェアしてる場合は、まず縁のない台詞ですものね。

 「…そういう問題ですか。/////////」
 「というか、それって別の意味もある言葉なの?」

  「……………え"?」

そんなあなた、
私の愛する玻璃の眸をこちらへ向けたまま、
叡知探求の輝きに そうまでキラキラさせて
純真無垢なままに訊かないでほしいというか…、

 「大人になったら判ることです。」
 「おとな……。」

ますますと小首を傾げておいでのヨシュア様は
この際 おいとくとして。(おいおい)
人はハンドルを握ると人格が変わると言いますが。
サーリプッタさん、
生真面目が過ぎてのああだったのなら、
中道をいくという教えもちゃんと悟れてないような…。
私としては、
車で飛ばしてもカンタカや鹿は出るらしいという事実が
ちょっと随分と意外で意外で。
どう取り入れたらいいのやら、いや どうせ覚えてられないってと、
セルフ突っ込みを
入れてしまったのでございます。(おいこら)


縁日デートや動物園デートであったにもかかわらず、
金魚の進化のお話よりも、ノアさんのお話よりも、
ゾンビ(今時は リビングデッドというのですね)ネタの方がウケたのも、
くどいようですが、私が立派な 棄腐人だからでしょうか。
襲われたら早く額を撃たないと…って、
そうするしか退治出来ないのですか? ハードだな、そりゃ。
イエス様の妄想の中、
ゾンビたちへ身を晒すブッダ様には彼ならやりかねぬと つい思ったし、
咬まれて虫の息のブッダ様が
私がベジタリアンなうちに殺してと懇願するくだりは、
そのまま反射的に“まどマギですか”と思った自分へ、
ああ いい歳して新しいものにもちゃんとハマッて…と、
ぬるく笑ってしまったものですが。

 「…他の人みたいに なんて美味しいシチュエーションかと、
  ありがたくも素直に萌えないか、こら。」

ああ、この靴の裏の感触は梵天さん。(…判る人いるんだろうか。)

 「○タリロですね。」

梵天さん、だいせいかぁい♪…じゃあなくて。
やだなぁvv
そういう“最強な萌え”は
自分の心の中にこっそり濃厚なのを隠し持っておいて
何度も何度も反芻するよに堪能して、美味しく発酵させるのが

 「…やめてください、それ以上。/////////」

 「ブッダ? 真っ赤だよ。」

梵天さんと言えば、最後の“イングレス”のお話は、
ブッダ様同様 ルールとかよく判らないままなのですが、
イエスが護るとした“ポータル”のブッダ様を、
苦行と銘打って攻撃しに来る梵天さんって…。
もしかして生誕会の甘茶攻撃と同じ感覚?

 「いや あれは祝福ですよね? ね?」
 「イエス、そんな風に気を遣う必要はないですよ。」

 苦行というより 面白がってのことに決まってるんです。
 それが証拠に、

 「マーラの家という世界最強のポータルへ
  あっさり乗り換えたくらいですし。」

 「う……。」

 《 そうでなかったとしても、
   私を壊せば(倒せば?) イエスに永遠に恨まれますよと
   言ってやってもよかったし。》

 《 うう……。》

特殊波長のやり取りらしく、

 「?? どうしたの二人とも?」

何も言わないまま睨み合ってしまってと、
ウチならこういう相性のやり取りになりそうだなぁと、
そして、そうだってことは、
やっぱりイエスへの思い入れが強い天部だってことを
自分でわざわざ確かめたようで、
うううとほろ苦かったりする釈迦牟尼様だったりして?と、
どこまでも腐ったおばさんの、
新刊 斜め読みの一端のご披露、お粗末さまでございます。




   〜Fine〜   15.02.24.


  *小枝も美味しいですが、
   それではメーカーも違いますよ、父なる神様。
   ちなみに、私は“すぎのこの村”派でした。
   短めのクランチアーモンドまぶした
   ポッキーみたいな、
   でも芯はプレッツェルじゃなくてクッキーだった代物で、
   結構美味しかったんですが、
   すぐに姿を消したんですよね。(う〜ん、何の話だ)

   もっともっと一杯言いたいことはあるのですが、
   時間がないので こたびはこのくらいで。
   やっぱり新刊ってステキ〜〜vv
 

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