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野遊び通信


久しぶりです!


昨年のリース展まえの11月、12月は、実や紅葉や自然の花材がたくさん集まって、ひたすらリースをつくり、リース展後は片付けに追われました。
1月は冬ごもり、ひたすら寝ては本を読む毎日でした。

カット
                 冬の山中湖点描

そしてようやく体力がもどったのでしょう、心が外にむかいはじめました。春を心待ちにしている一方で、白一色の雪の世界や、葉をおとしてシンと静かな林のなかを歩きたくて、すこし寒いところへ出かけました。


第12信

草津(2001.2)

・・・

つらら

草津は雪の中。1mもあるツララが軒から垂れて、あちこちで雪おろしをしていました。

(モミについたツララ→)
シュプール

翌日も快晴。ヘリコプターで白根山のお釜を上から見る予約をとり、時間まで、ふと思いついてスキー遊び。道具一式は借り、そのままの服装ですべりましたが、その気楽さがいい。リフト下の雪面にはうさぎの足跡がたくさん有り、白い世界に、カラマツやダケカンバ、モミが墨絵のようで見とれました。


お釜

ヘリの予約時間がきて、雪上車がつれていってくれた大雪原は、静まりかえって、人を寄せつけない厳しい冬の顔をみせていました。

ヘリが舞い上がると、すぐ下にトロリと青いお釜が見えました。槍ガ岳や北アルプスの山々すぐ近くで噴煙をあげる浅間山などをみつけてワーワーいっているうちに着陸。いつも虫の眼の私も鳥の眼のおもしろさに開眼しました。


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