EF400mm F4 DO IS USM

Top > 実験室
EF400mm F4 DO IS USM
ロクヨンは鳥撮りには長さ写りとももちろんもうしぶんないんですが、とにかく重たい^^;
近所の公園のお散歩にはかなり大げさだし、ちょっと急な山登りなんかには重くて危険、なにより疲れ果ててしまうのです。
そこで小型で軽量、テレコンつけてAFにも対応っていう、前からちょっと目をつけていたヨンヨンに手を出してしまいました〜(爆)
このレンズ、なんかちょっと特殊らしく 「積層型回折光学素子」とやらを採用しているということ、なんでもその描画は独特なものがあるらしいのですが。。。
EF400,EF600,A600と並べて記念撮影(笑)
ヨンヨンはやはりかなり小さいですね〜重さも1.9kgと軽いです。A600はフードが伸びてないので余計に小さく見えますね。
実写の感触
予想通りとにかく軽いので、手持ちでもいけますね!これを狙って買ったのでまずはOKといったところです。写りの方ですが、実はやはりロクヨンの出動頻度が高くそれほど実写サンプルになる画像が撮れていません。(爆)
ただ、今までの感じではなぜか歩留は今ひとつのようです、、、ピンがきていない写真が多いですね、400では被写体が小さいしテレコンをつけると精度が落ちますから20Dとの組み合わせではこんなものかもしれません。
うわさのリングボケですが、やはり背景によってはかなりでます。それから何かボケが独特な感じですかね、「とけてる」というかなんと言うか。鳥撮りや風景撮りにはもしかしたらあまりむいていないかも。
まずは典型的なリングボケのサンプル。
水面やコケの点光源がリング状になっています。
(クリックでリングの部分の拡大)
背景に光源があればかならずリング状になるとは限らないようです。
こちらは、かなり良く写ったサンプル。
被写体がこのぐらい大きければピントもちゃんときてますね!
エクステンダー付きです。
背景の葉っぱのボケがなんかにじんでいるような独特の溶けかたのような気がしませんか?
ピント精度
実写ではピントがいまいちなことが多いので、ピントのチェックしてみました。
今回から鳥さんの置物に被写体になってもらいます。このために購入(爆)
F4 む?開放からかなりシャープだしピントもきてますね。 F5.6 一段絞ってもさほど変わりない?
中央の測距点に固定して、置物の鳥の目にAFさせた。
被写体はものさしの10cmのところに置いてある。
被写体までの距離は約4m、被写体の大きさは嘴から尾羽の先まで約8cm(実物よりかなり小さめ)
絞りはF4,F5.6を試した。
最短距離からのAF、無限遠からのAFともテスト。
三脚、レリーズ使用。屋外の撮影の為、若干風(被写体ぶれ)あり
掲載画像はノートリ、クリックで中央をトリミング画像へ(当倍、圧縮のみ)
こうしてみるときちんと被写界深度に入っていますね。やや後ピンか?と思えるもののまったく問題ないレベルのようです。
これならピント調整は必要なさそうですね〜これだとなんで歩留が今ひとつなのかちょっと納得できないんですが。。。


番外編
ついでに、ロクヨンとA☆を持ち出して同じテストをしてみました。
被写体の距離を約6mに伸ばした以外はなるべく同じになるようにしました。
掲載画像はノートリ、クリックで中央をトリミング画像へ(当倍、圧縮のみ)
EF600mm F4L IS USM
F4 F5.6
A☆600mmF5.6ED
F5.6 F8
どうですか?なんか一番歩留の良いロクヨンが一番だめなような。。。ロクヨンは前回テストしてからピント調整に出した後、歩留がかなり良くなったのでこれといってテストしていませんでしたが、結果は前回がかなり前ピンだったのにたいして、調整後は後ピン傾向になっているようです。たしかに調整の跡がうかがえますね(笑)
まあ前回に比べれば納得のいく範囲に収まっているというところでしょうか?実写で歩留が出ているので良しとしましょう!
なぜか開放のシャープさもましているような気が、、、なにか被写体や明るさ気候条件が関係してるのかなぁ?
驚いたのはA☆ですね、MFにもかかわらずなかなかいい感じで被写界深度におさまっています。私のMFも捨てたもんじゃないですね(笑)


Top > 実験室