幸運続きの3度めのソウル

 毎年恒例、旦那との夏の旅行…なんだけど…今年は既に3回めだったりする。3連休があれば海外に行ける!という私に彼もすっかり感化されてしまったらしい。更に、去年の夏にソウルに行った時に、ガイドブックを眺めているうちに面白くなってしまったというハングル語。この1年間、熱心に勉強し続けた彼は、ぜひ、その実力を試してみたい、という。…前回に続き、いや、それ以上にお任せで旅行ができる! なにしろ、私にとって韓国で何が一番困るかといえば文字が読めないことなんだから。

 さて、巷では「冬ソナ」ブーム。この夏の日本人の渡航先のトップも韓国だという。かくいう私たちは…旦那はすっかりハマっている。私は、ストーリーはどうでもいいんだけど(失礼…)、ヨン様はやっぱり素敵だ、と思う…(基本的にミーハーである)。そんなわけで、今回の旅行では「冬ソナ」のロケ地になった南恰島(ナミソム)と春川(チュンチョン)をフリーで訪れてみよう、というのがメインテーマになった。この辺の行き方も旦那にお任せ! 私がやったことは航空券とホテルの予約のみ(ホテル選びだけはどうしても旦那には任せられない)。

 少し混んでるかな、と思われる成田空港でチェックインの手続き。ここで思いがけず、Cクラスのチケットが手渡され、「本日、エコノミークラスは満席のため、ビジネスクラスのお席をご用意させていただきました」とのこと! 思わず「やったぁ〜」と声を上げそうになるのを必死でこらえ、平静を装って「ありがとうございます」と微笑む。初めてのアップグレードだ。カウンターを離れてから思わずニヤ〜ッと笑ってしまった。

ラウンジでの朝食
高菜御飯 蛸と胡瓜の土佐酢和え
カレイ照り焼き・蓮根酢漬け・お多福豆 素麺 野菜の焚き合わせ

 ソウルへは1時間45分ほどで到着。本当にあっという間だ。仕事の遅さにイライラしながら入国審査の順番を待ち、これまた仕事の遅い銀行で両替を済ませ、リムジンバスに乗り込んだ。これで1時間ちょっと後にはホテルに着いているはず…だったのだが… ひとつめのバス停を過ぎてしばらくしたところでバスが突然停車。運転手さんがなにやら大声で話をしている。当然、私には何を言っているのかさっぱりわからないのだが、旦那が「鞄がどうのこうの、って言ってる」となんとも曖昧な通訳をしてくれた。すぐに発車するかと思いきや、一向にバスは動かない。20分以上停車していただろうか。私の前に座っていた男性が通路を挟んで隣の韓国人らしき女性に「英語は話せますか?」と尋ね、その女性が英語で事態を説明しているのが聴こえた。どうやら、前のバス停で降りた人が荷物を取り間違えたらしい。それから更に10分以上経っただろうか? ようやく荷物の交換が終わり、バスは発車した。当然ながら(?)運転手さんから何の説明もお詫びもなかった(笑)。思わぬ時間のロスだ…。今日は6時から「NANTA」の予約がしてあるので、それまでに軽くご飯を食べておきたいんだけどなぁ…。

 結局ホテルに着いたのは15時過ぎだった。せっかく飛行機のUGで気分がよかったのに、ちょっと不機嫌モードでチェックイン。しかし、瞬間的に私の不機嫌は吹き飛んだ。「本日はスイートルームをご用意させていただきました」 …え? スイートを予約した覚えはないのに? 「ご予約のお部屋をアップグレードさせていただきましたので」というスタッフの言葉に思わずニンマリ。今回はついてるぞ!

リムジンバスでホテルに向かいます 今回のホテルは新羅ホテルです ホテルのロビー
長い廊下 観音開きのドア! リビングルーム
リビングルームのクローゼット 奥の扉がベッドルームに続いています
ミニバー
どれも結構なお値段です…
ビールが1本W9000もしました モジュラーのあるデスク
ルームキー
リビング側の洗面所
ベッドルーム
ベッドルームのクローゼット
ベッドルーム側のバスルーム
シャワーブース
バスタブもあります




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