日帰り温泉紀行  インチキ山屋の温泉体感記
 ★File.055★
    日光・湯元温泉

2008年08月31日
龍頭温泉館 「憩いの湯」
▼場所・温泉名・・・栃木県日光市中宮祠/
龍頭温泉
▼泉質・・・・・・・・日光湯元硫黄泉
              
▼料金・・・・・・・・・ 800円 (子供400円)、タオル付き
▼入浴場・・・・・・内風呂のみ
          
▼п@: 0288-51-0026
   http://www.nikko-ryuzu.jp/

    奥日光、戦場ヶ原と中禅寺湖にはさまれた場所にある日光名瀑のひとつ「竜頭滝(りゅうず
   たき)」の滝壺付近にある、「龍頭之茶屋」の併設施設。日帰り入浴の他に、素泊まりの設備
   (23室)もある。休憩室も無料の休憩スペースの他にグループなど多人数用の個室も用意され
  ている。館内には土産物売り場、食事処、リラクゼーションルーム、会議室も完備。
  温泉は、日光湯元温泉を100パーセント掛け流しで使用しているとの事。ただし浴室は男女別
  の内風呂が1つずつあるのみで、露天はない。風呂のすぐ外には、ごく小さな坪庭がついてお
  り、ガラスの扉を開放しておけば、半露天風の雰囲気が得られる。シャンプー、ソープなどは備
  え付け、入浴料にはタオル1本が付属する。

●COMMENT
 施設は新しく、清潔であったが、浴室はかなり狭い。10名以上同時に入るの
は遠慮したい。風呂も小さな内風呂が1つあるだけで、かなり物足りない感じ
だ。温泉は日光湯元温泉を100パーセント掛け流しとの事だが、10キロ以上離
れた湯元温泉から温泉を運んでいるのだろうか?、それとも引いているのか?
その辺が定かでないのだが、硫黄泉そのものはホンモノであろう。加温はして
いると思うが、それなりに気持ちよかった。
元は保養施設だったということだから、その延長線上で日帰り入浴も始めたと
いったところか!? 行楽の帰りにちょっと汗を流していく…、程度の利用であれ
ば充分であろう (笑)
 久しぶりの温泉だったので、気持ちよかった。硫黄がかなりきつい感じだった
ので、肌の弱い私はちょっと心配だったが、刺激も少なく、たっぷりと温まって
疲れがとれた感じにひたった。
 坪庭に面した窓からトンボが迷い込み、温泉の湯にしっぽをちょんちょんとく
っつけて、産卵のしぐさ。こんな硫黄泉に産んじゃだめだよーと、マユぴょん と
見守っていた。
 アホなトンボさんが卵を産みに来た。人が近くにいるのに、勇気あるトンボさ
んだったと思う。あんなふうに一生懸命に生きる姿は、今の人類よりもはるか
に立派だと思った。
期末テスト3日前だったから、あの必死で決死な姿に元気をもらえた気がした。
おかげ様で頑張れました (笑)。
トンボさん、本当にありがとう。 あ、温泉は気持ちよかったですー。



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