日帰り温泉紀行  インチキ山屋の温泉体感記
 ★File.046★
    甲州・増富温泉

2005年10月20日
増富ラジウム温泉 「増富の湯」
▼場所・温泉名・・・山梨県須玉町/増富温泉
▼泉質・・・・・・・・二酸化炭素・ナトリウム炭酸水素塩泉
              (源泉温 32度 )
▼料金・・・・・・・・・ 700円 (子供500円)/1日
▼入浴場・・・・・・源泉風呂(3種・温度設定)、寝湯、打たせ
          湯、泡風呂、
          ジェットバス、サウナ、薬草風呂、
          その他・イベント湯
▼п@: 0551-20-6500
  http://www1.ocn.ne.jp/~masutomi/

   須玉町の自然健康村の一環として誕生した、増富ラジウム温泉の日帰り施設。男女日替り
  制の2つの大浴場内には、季節に応じて3通りの温度を設定した浴槽を用意している。冬季以
  外では、冷温(27℃), 低温(30℃), 中温(33℃)に設定した源泉風呂がある。このほかに、中国原
  産の生薬を使った薬草風呂や、季節ごとに変わるイベント風呂(今回は、赤ワイン風呂)など特
  徴を持たせた各種の浴槽が用意されており、充実している。露天風呂の設定は無い。
  シャンプー・石鹸は備え付け、貴重品用無料ロッカーもある。休憩室と食事処、売店も完備。
  このほかに、リフレッシュ整体ルームも用意されており、マッサージ付き入浴のコースも設定し
  ている。更に、温泉利用指導認定者が常駐しており、症状別の入浴指導なども行っている。
  本格的温泉療養施設としての色合いが濃いが、瑞牆山や金峰山の登山帰りにも、よく利用さ
  れている。

●COMMENT
源泉はラジウム・ラドン泉であり、薄いコーヒー色をしたやや土臭い感じのす
る低温泉だ。これを3種類の温度に、加温または冷ましてそれぞれの浴槽に
掛け流されている。温度はいずれも低めで、一番高くても33℃だから、どちら
かというと殆ど冷泉だ。目的別に入浴順や、入浴方法を解説した表示がされ
ていた。それによると、各温度の浴槽には30分程度ずつ、長く漬かる事が勧
められていた。
どうやら、ここは温泉療養を目的とした利用がメインのようだ。
…なので、景観とか、癒しとかを主として求める向きには、ちょっと的外れだっ
たようである。時間的なゆとりがタップリあれば、それはそれで良かったのだ
が……。
薬草湯とワイン風呂の方で、山登りの後の疲れを癒した。



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