日帰り温泉紀行  インチキ山屋の温泉体感記
 ★File.072★
    
山形・蔵王温泉

2013年9月23日
山形蔵王・蔵王温泉 「新左衛門の湯」
 
▼場所・温泉名・・・山形県山形市/蔵王温泉
▼泉質・・・・・・・・・・強酸性硫黄泉
             (硫酸塩・塩化物温泉)

▼料金・・・・・・・・ 700円 ( 一般大人 )
▼入浴場・・・・・・露天風呂、内湯、かめ風呂、足湯
                

▼п@:   023-693-1212
             http://www.zaospa.co.jp
         

     奥州三高湯のひとつで、開湯は原始時代からとも言われる。蔵王山麓の大自然に抱か
   れた土地に湧く、強酸性の硫化水素・明ばん緑ばん泉なので、身体に傷などがあると強烈
   に沁みて痛い。温泉街には約80軒の旅館と3軒の共同浴場、巨大な露天風呂もある。
    その中で 「新左衛門の湯」は、比較的新しい日帰り温泉施設で、設備が良く整っており、
      食事処の「湯の花茶屋」、土産物屋「伊勢屋」、貸し座敷も併設している。
      源泉は強酸性の硫黄泉なので、肌が弱かったり苦手の人もいるだろうという事から、「最上
   高湯」と呼ぶ 100%の源泉と、源泉を4対6に希釈した「四・六の湯」と名付けられた二種類の
   浴槽を用意している。シャンプー・ソープは備え付け、無料の休憩所と、鍵対策も万全で、タ
   オル類の貸出、販売もしている。

●COMMENT
個人的に、硫黄泉は最も温泉らしい感じがする温泉なので、大好きな部類に
入る。なので、源泉をわざわざ半分近く希釈して使うなんて、もってのほかだ!!
と、思っていたが… 、入ってみると、それはそれで中々良いではないか (笑)
まあ、ごまかさずハッキリと明記してあるし、きちんと分湯されているし、確かに
肌が弱くて温泉に入りたくても入れない人もいるのだから、これも 「有り」 だと
思った。
少し残念だったのは、露天風呂のヒサシが大きすぎて、完全に湯船を覆ってお
り、ちっとも露天になっていなかった事だ。これは雨対策なのか…?、意味が判
らない。これでは単なる外風呂、大きく窓を開放した内風呂と変わらない!
それ以外は、大満足だった。 というか、文句のつけようが それしかないとい
う事である (笑)。
食事処も、郷土の名物メニュー等があって美味しかった。ただ、名物の「板そ
ば」が無かったのは、何故なんだろうと思った。
以前、草津温泉の硫黄で肌が過敏状態を起こした事があり、少し心配だったが、あれから何年もたっているので、思いきって源泉100%湯に浸かってみた。 少しピリピリ感があったが、肌はすべすべになり、温泉らしい臭いで癒された。
肌の弱い人用に源泉をうすめてある湯船もあり、ありがたかった。
施設は、清潔で文句なし。
硫黄の香りが、とてーも気持ち良い!!
温まるだけでなく、硫黄臭でホッとする。
すぐゆだってしまうけど、いつまでも入っていたいような心地よさでした。
広々としているし、すごくのんびりできる。
温泉っぽさがあって、満足感もあります。
白濁 + 硫黄臭 は、王道 !!

 


  
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