旅行記(韓国編)
2泊3日の韓国の旅
百済の都へ
(その3)
早くも韓国旅行の最終日。
帰国の為ソウルへ戻らなくてはならない。
ソウルへ 朝起床。 布団をたたんで部屋を出た。 とうとうチェックアウトのときが来た。 ん? 旅館のおばちゃんがいない。 「アニョンハセヨ〜。 アニョンハセヨ〜。」 誰も出てこない。 「アニョンハセヨ〜。 アニョンハセヨ〜。」 おばちゃん、どこ行っちゃったのだろう。 早くソウルに行かなくっちゃならないのに。 ホテル代はプリペイドだったので、部屋の鍵を置いて出ることにした。 本当はお礼を言って出て行きたかったのだが。 でも仕方ない。 鍵をカウンターに置いた。 そしてその鍵にメモをくくりつけて置いた。(英語で。) |
チェックアウトします。 有り難うございました。 KAMUSAMNIDA。 |
英語が全く駄目なおばちゃんだけど、このくらいはわかってもらえるだろう!? バスターミナルでバスに乗った。 帰りのソウル行きのこのバスは、来たときと違って快適な新しいものだった。 ソウル・南部バスターミナルに到着。 ソウル市内 さてどこへ行こうか。 ソウル市内観光の定番のミョンドン(明洞)に決定。 南部バスターミナルから地下鉄でミョンドンへ。 初めて韓国の地下鉄に乗った。 乗り方は簡単でわかりやすい。 降りる駅もホームに漢字の駅名が書かれているので親切。 乗り継ぎも楽だった。 列車の車両に目の不自由な人がお金を恵んでもらいにやってきた。 ...メキシコと同じだ。 地下鉄もメキシコの雰囲気にそっくりだった。 ミョンドンへ到着。 韓国を代表する繁華街のひとつ。 ...なのに人はあまり多いとは言えない。 確かに若者は別の新都心へちらばって寂れつつあるようなことがガイドブックに書かれているのだが、ここまでとは...。 よく考えてみたら今まだ朝だしそれに月曜日だからか。 昼飯の時間になったので、店を探した。 飲食店街を歩く。 日本語がところところ目に付いた。 冷麺専門店に入った。 日本語が聞こえてきた。日本人の客は多いらしい。 スタンダードな冷麺を注文。 料金は先払い。 |
やや薄味だったが美味しかった。 再び街を歩き出す。 午後になるとさすがに人が増えている。 |
一通りミョンドンを周ったので、次はナムデムン(南大門)へ向かうことにした。 「ミョンドン駅」からナムデムンの最寄り駅「フェヒョン駅」まではたった一駅。 すぐに到着。 - 歩いていった方が良かったかも。 - ナムデムンまで行くには商店街を通る。 日本語の文字をところどころ見かける。 この付近で見かけた最も多い日本語の文字は「チョー安い」。 『チョー』という言葉、外国で使われると、親しみ感よりもむしろ(本当か否かという)怪しさの方が強くなってしまうような気がするのは私だけ? 細い道から大きな道へ出ると直ぐにナムデムンが見つかった。 |
よしっ、ナムデムンは見たゾ。 あっさりとナムデムン見物は終わった。 ...次はどうしよう。 帰りの飛行機のチェックインまでは中途半端な時間が残っている。 歩いてミョンドンへまた行ってみることにした。 ソウルは街のあちこちに地図が立てられていて有難い。 ...のだが、逆方向に歩き出してしまった。 元に戻ってもう一度歩きなおす。 商店街で「いらっしゃい」というような日本語を言われた。 私を見て日本人だとわかるようだ。 別に日本語のガイドブックを手に抱えていたわけではないのに。 漢字で「明洞○○」と書かれた看板が見えた。 繁華街までもうすぐか。 |
ここミョンドンで最後にすること... それは何か思い出となる韓国のCDを買うこと。 CD店を探して歩き回る。 でも意外にもCD店らしいものが見つからない。 やっとCD店を見つけ、とりあえず買った頃、 いよいよ空港へ行く時間になった。 空港へ行くバスに乗るには、頻度と所要時間を考えると、(私が調べた限りでは)ソウル駅でバスに乗るのが一番良いようだ。 ソウル駅はとても大きく、インチョン行きバスの発着所に辿り着くのに時間がかかった。 バスはデラックスなリムジンバス。 客は殆どいない。 空港で適当にお土産を買う。 そして、成田へ向けて出発した。 これで2泊3日の駆け足の韓国の旅は終わりとなる。 |
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