連帯労組・関西生コン支部弾圧事件 永岑三千輝氏『大学改革日誌』2006年7月5日付(2006.7.5)

 

http://eba-www.yokohama-cu.ac.jp/~kogiseminagamine/SaishinNisshi.htm

 

 

75(2) 本学元教授・佐藤真彦氏のHPで、将棋界のスキャンダル問題と関連して、門真市議の戸田氏に関する事件(裁判事件)を知った。何か、遠い過去の政治弾圧の話を読むようで、これがいまの日本で起きていることとすると、空恐ろしい。憲法「改正」、自衛隊の全世界への派遣合法化といった政治潮流とも、内面的には関連するように感じられる。その背後に、グローバル化の荒波を弱いものに転化する力学構造・利害対立がある。すなわち、コストダウンの達成を弱小業者や労働者にしわ寄せするゼネコンや大手セメント業界の利害がある。こうした構造は、他の業界に多かれ少なかれ共通していることではあるまいか。(関連の『財界展望』記事

巨大な勢力の狭間・足元に置かれて迫害されるユダヤ人の立場は、現在の日本においても、存在している。「全国・各界に広がる「弾圧糾弾!連帯関生支援!」の声には、非常に多くの著名人が賛同しているようで、本学関係者では、田中正司名誉教授が加わっておられるようだ。