名人戦問題:毎日単独案を否決 将棋連盟棋士総会で MSNニュース速報(2006.8.1)

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/shougi/news/20060801k0000e040081000c.html

 

関連資料

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名人戦問題:毎日単独案を否決 将棋連盟棋士総会で 

 名人戦の主催問題を審議する日本将棋連盟(米長邦雄会長)の臨時棋士総会が1日、東京・千駄ケ谷のけんぽプラザで開かれ、毎日新聞社の単独主催案が反対多数で否決された。

 総会には現役、引退棋士合わせて195人のうち、192人が出席。契約期間を7年間(66〜72期)とした毎日新聞社の案に対する表決を行った。結果は賛成90票、反対101票(議長は投票せず)だった。

 連盟の理事会は3月、名人戦の主催を毎日新聞社から朝日新聞社に移す方針を決め、66期以降の契約解消を求める通知書(3月28日付)を毎日新聞社に送付。本社の撤回要求に応じないまま、5月9日に両社の共催とする案を提示した。

 その後、連盟は当初の通知書の内容を事実上、撤回した文書を毎日新聞社に提出。5月26日に開かれた棋士総会では、<1>毎日新聞社が単独主催を希望した場合は棋士の表決を行う<2>共催を希望した場合は理事会一任−−という案が賛成多数で承認された。

 この総会決定を受け、毎日新聞社は7月10日に単独主催案を提示。<1>名人戦契約金(64期は3億3400万円)とは別に将棋振興金3000万円を7年間拠出する<2>66期の契約金は100万円増額して3億3500万円とし、67期以降は毎年協議する<3>名人戦と併せて王将戦を継続する<4>全日本都市対抗将棋大会を創設する−−という内容を盛り込んでいた。

毎日新聞 2006年8月1日 15時04分 (最終更新時間 8月1日 15時16分)

 

(写真説明) 日本将棋連盟の臨時総会であいさつする米長邦雄会長=東京都渋谷区千駄ヶ谷で1日午後1時1分、手塚耕一郎写す

 

 

(ホームページ管理人註)

「日本将棋連盟ホームページ」より

 

平成18年度臨時総会について

 この度、2006年8月1日(火)午後1時より、東京・将棋会館隣りの「けんぽプラザ」3階にて、平成18年度臨時総会を開催しました。出席者は192名(含委任状36通)。(2006年8月1日現在 会員数195名)。

 

 名人戦主催につきましては、本日棋士の投票により下記の通り決定しました。投票方式は毎日新聞社の申し入れの通り、毎日案を支持するか否かの採決をいたしました。

 

 毎日案を支持する 90票

 毎日案を支持しない 101票

 有効投票数191票

 

【米長邦雄会長のコメント】

 今後、朝日新聞社との契約を前提に交渉いたします。僅差でありましたので、朝日新聞社に共催の意思があればそれも含めて交渉して参ります。

 

2006年8月1日 社団法人日本将棋連盟広報部