![]() アスベストパッキンの取り扱い中止について
昨今、既に新聞・テレビ等で問題になっております通り、アスベストの取り扱いは近々全面的に廃止の方向へ
向かうものと思われます。
しかしながら、現時点ではアスベストに代わる同等の安価なパッキンが存在しないのが実情でございます。
パッキンへの切替をお願い申し上げます。
耐熱性・耐薬品性を必要とされる場合は、テフロンパッキン等を用意しております。
尚、詳細は弊社松原工場営業部迄お問合わせ下さい。
松原工場営業部 TEL072−334−3100(代)〜2
アスベスト及びノンアスベストについて
弊社で(2006年7月20日迄)使用されておりましたアスベストパッキン及びノンアスベストパッキンについての解説です。
弊社で使用されておりましたアスベストパッキンの材質はクリソタイト系(白石綿)となっております。
このクリソタイト系のアスベストは国内での使用は禁じられておりませんでしたがが輸出等では制限されるケースが多くあります。
国際的におきましても使用が禁止されております毒性の強いクロシドライト系(青石綿)は一切使用しておりません。
弊社が採用しておりましたアスベストパッキンは日本バルカー工業叶サのV−1500となっております。
含まれておりますアスベストはクリソタイト系(白石綿)で約70〜80%です。
弊社が採用しておりますノンアスベストパッキンは日本バルカー工業叶サのV−6500となっております。
アスベストは一切使用されておらず代替物質としてロックウール(玄武岩等の天然鉱物を熱処理して作られる人造鉱物繊維)と
特殊ゴムが使われております。
近年、弊社への御注文及び御要望におきまして年々、環境対策の一環としてRoHS指令への適合が求められておりました。
弊社と致しましても御要望に応えるべく材料メーカーや部品加工業社と連携して資料収集を行い準備をしてまいりました。
今後も弊社では(2008年3月末現在)各製品のRoHS指令への適合を徐々に進めてまいります。
弊社では、すべての製品の材質につきまして材料メーカーの提出資料(2008年3月末)を基本に適or不適の判断を致しております。
RoHS指令に基づく環境対策におきまして最も基本的な部分として重視されております、
いわゆる環境汚染6物質の含有の有無(2008年3月末現在、材料メーカーの提出資料に基づく)を以下の表に簡易的にまとめております。
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