ハノーヴァー

北ドイツのニーダーザクセン州都ハノーヴァーは経済学術の中心であると共にイギリスの「ハノーヴァー王朝」発祥の地として歴史的にも大変重要な位置を占めて
おり広大な「ヘレンハウゼン王宮庭園」でも有名である。＊＊135万平方メートルに及ぶ大庭園＊＊はドイツで最も美しいバロック様式の庭園と言われている。
＊Grosser Garten ： Berg Garten ： Georgen Garten ： Welfen Garten＊の4庭園で造られている。1665年にJ.Friedrich公がここに別荘を開き「Ｈｅｒｒｅｎｈａｕｓｅｎ」と
名づけ宮殿の南に大庭園の原形を造った。E.August選帝侯夫人Sophiaが1680年より30年間にわたり指揮をとりオランダ風バロック庭園を完成させた。
Ｂｅｌｌ噴水を中心に8面の花壇があり南に生垣に囲まれた8つの小庭園がある。奥の大噴水を中心に菩提樹の雄大な幾何学模様の並木通りが造られ 5つの噴水
が配されている。2度の大戦で破壊されてしまったがハノーヴァー市が再建を進め 1966年の開園300周年には元の華麗なバロック様式の大庭園が再現された。