〜アメリカ・オーランド満喫編(2)〜



5月31日(4日目)ユニバーサルスタジオこの日は土曜日。
オーランドへ着いた日に現地係員の人が土日はすごい人だから
…とすすめてくれたので、オプショナルツアーで「ユニバーサ
ルスタジオVIPツアー」
を申し込んでいた。このVIPツアーは、
ユニバーサルスタジオ専属のVIPツアーガイドと日本語ガイドの
詳しい説明付でスタジオ内を見学できる。又並ばず、裏口よりア
トラクションに入る事ができるという特典がついていた。時間は朝
8時〜夕方5時迄。料金は1人80ドルだった。私達は新婚旅行の
カップル4組程と一緒だった。広いユニバーサルのアトラクション
を7つ、時間が決められているショーを3つ、昼食時間も含めて8
時間で周るわけだから、並ばなくていいといってもかなりハード
スケジュールだった。途中、写真を撮る時間も、飲み物を買う時
間もなかった。それでも必見アトラクションやショーのほとんどを
周れる為、初めて訪れた人にはいいと思う。ただ、私達は2回目
だったので、「ちょっと失敗だったかな?」と感じた。
周ったものをあげてみるとコングフロンテーション(6階建ビルに
相当する世界最大級のサウンドステージ内で体長11m・体重6ト
ンのキングコングがマンハッタンの街で大暴れする)、ザ・ファン
タスティック・ワールド・オブ・ハンナ・バーバラ
(宇宙船に乗
りチキチキマシーン風のアニメの世界へと冒険旅行!コンピュー
ター制御のフライトシュニレーターと立体映像アニメーションの特
殊演出)、ジョーズ<右の写真>(船長と48人乗りの漁船に乗
り出航。突如、他の漁船から”巨大人食いザメに襲われた!”と
の報告が…。そして私達の船も全長10メートル、3トンの巨大ジョ
ーズに襲われる事になる)、バック・トゥ・ザ・フューチャー(ブラ
ウン博士が発明した8人乗り最新タイムマシーンが悪人ビルに
奪われた。それを追って私達もデロリアンに乗ってタイムトラベル
!急上昇、急降下、大疾走!)、アースクェイク(私達を乗せた
地下鉄がサンフランシスコ、エムバァケダロ駅に到着。その直後
グォーッという地響きと共に突如、強烈な横揺れ、縦揺れ。天井
からトレーラーと共に道路が崩れ落ち、トレーラーが爆発!そし
て反対車線の電車が暴走…、マグネチュード8.3の大地震を体
験)、E.Tアドベンチャー(自転車に乗ってE.Tの故郷を訪ね
ます)、ターミネーターU 3−D(1966年4月にオープンしたニ
ューアトラクション。映画ターミネーター2をもとにライブアクション
テクノロジー、3−Dフィルムの全てを駆使した絶品もの。シュワ
ちゃんやロバートパトリックも特別出演して作られている)、ワイ
ルド・ウエスト・スタントショー
(喜劇っぽいウエスタンショー)
アニマルアクターズ(映画にでてくる動物達のショー)、メイク
アップホラーショー
(ホラー映画の裏を喜劇っぽく見せてくれる
)。中でもジョーズ、ターミネーターU 3−Dはここでは初めて
体験した事もありおもしろかった。時間があればもう1回づつ入り
たかった。ユニバーサルの中には左の写真の様なフォトスポット
がいくつかあった。上半分の映像は絵である。そして私達と一緒
に写っているふくよかな女性が専属ガイドのクリス。日本にユニ
バーサルができたら是非そこで働きたい…といっていた。
アニマルショーを見ている頃(スケジュールの最後だったのでた
ぶん、16時過ぎ頃だったと思う)から空模様があやしくなり、嵐
のようなスコールが降った。幸い屋内にいたのでぬれる事はな
かったが、ショーが終わってからも小降りながら降り続けていた
ので、VIPツアーはあわただしく解散になった。バックフューチャ
ーをもう1度乗りに行った人もいたが、集合時間にあまり時間が
なかったので私達はユニバーサルのすぐ隣にあるハードロック
カフェ
へ行った(左の写真)。私達はココでおみやげのTシャツと
自分達用にピンを購入した。L.AでGジャンとピンを買って以来
ピンを集める事にしている(ピンにはそれぞれの地名が入ってい
いる)。
ユニバーサル・スタジオは年々ニューアトラクションが増える為、
また来なくては…といつも思う。今回も「ツイスター」「ジュラシ
ックパーク」
が工事中だった。ガイドさんの話では「ジュラシック
パーク」はL.Aのものとは異なったもので、とてつもなく広い敷地
に実際のジュラシックパークをつくっているとか…。もちろん恐竜
は作り物だろうが、どんなものができるのか今からとても楽しみ
だ!
雨が降っていた為、写真を撮るのもままならず、仕方なく夜のツ
ァーの集合場所のユニバーサル駅へと向かった。
この日はユニバーサルVIPツアーとハイライトディナーツアー
セットで申し込んでいた。これはまず「らん月という日本食レス
トランで日本食の夕食をとり、その後、古き良きアメリカの雰囲気
があるチャーチストリートで見学や買い物をし、名物のお化け
屋敷「テラー」を体験するもの。時間は17:30〜24:00。料金は1
人130ドル(ユニバーサルとセットすると両方で200ドルだった)。
17時に集合した面々はVIPツアーで一緒だった顔ぶれとほとん
ど変わらなかった。「らん月では3つのコースから好きな物を選
べたので私達はじゃぶじゃぶを選んだ。前菜にワニ料理がでて
きた。この店の名物らしい。味は鶏肉に似ていてあっさりとして
いる。初めて食べたが違和感もなく食べれた。食事の最中にガ
ラス張りの舞台で日本太鼓ショーを見る事ができた。家族でやっ
ているらしく、まだ英語のたどたどしい女の子が挨拶していた。
私達のテーブルのそばに初めて日本食を食べるらしい外人さん
がいた。お箸入れに書かれているお箸の使い方を丁寧に読んで
いた。さしみを躊躇しながら食べた時の顔が印象的だった。
食事の後バスでダウンタウンのチャーチストリートへ移動した。
ブランド店がたくさん入っているアウトレットのデパートみたいな
所で簡単な説明を受け、自由行動になった。私達はブランド店
では買い物せずに、チャーチストリートの通りに出た。古いアメリ
カ映画に出てくるような風景が目の前に広がった。しばらく写真
を撮ったりしながらブラブラしていた。日本人らしい年配の夫が妻
をビデオに撮っていた。T氏は「撮りましょうか」と進み出た。夫ら
しい人はニッコリ笑ってビデオをT氏に渡した。T氏がファインダー
を除くとそこにはハングル文字がでていた。どうやら韓国の人み
たいだった。「オリエンタル?」と聞かれたT氏はあわててたのか
その意味を「オリエンテーション(研修)ですか?」と勘違いしてし
まって「NO」と答えてしまった。東洋人ですか?と聞いたのにノ
ーと言われその夫婦は不思議そうな顔をしてた。いったいT氏は
どこの国の人に思われたのだろう?思いっきり東洋人なのに…
さて、再び集合してメインの「テラー」へと向かった。7人1組で中
にはいった。7人が前の人の肩に掴まって、まるでムカデ競争の
ような格好だ。中は暗く2階建てか3階建てになっているらしい。
狭い通路を歩いていった。フレディーがあの長い爪で襲ってきた
り、ジェイソンがあのチェーンソーをもって追いかけてきたりして
スリル満点!もちろん人間が仮装しているのだが…。恐がって「
キャーキャー」いうとその人を集中的に襲ってくる。Aの後ろの女
の子がすごく恐がって集中攻撃を受けていた。その度にAの肩
にその子の爪が食い込んでくる!真っ赤に日焼けしてジンジン
しているその肩に!Aは恐いよりも痛かった(^^;)。
6月1日(5日目)オーランドでの最後の1日となった。日曜と水
曜はMGMスタジオが1時間早く入場できた。この日は日曜日
で私達は8時少し前に到着した。がすぐに入れたのでまっすぐ、
お目当ての「タワー・オブ・テラー」へ向かった。「1939年のハ
ロウィンの夜、ホテルの宿泊客5人がエレベーターに乗り、もの
すごい落雷と共に消えてしまった。その時エレベーターの針はあ
るはずの無い13階を指していた」というトワイライトゾーンの話
に基づいたアトラクションだ。古ぼけたホテル(右の写真)の中に
入っていくと生気の無いホテルマンがエレベーターへと案内して
くれた。イスに座りシートベルトが降ろされるとホテルマンはニヤ
リと笑って戸を閉める。しばしの間、トワイライトゾーンの不思議
な世界の雰囲気を味わい…と思っていると真っ暗な中で突然、
1回目のフリーフォール!でもこれはウォーミングアップにすぎな
い。次に一気に上昇したかと思うと目の前の窓が開き、とてつも
なく素晴らしい眺め…と思う間もなく13階から落下!そしてもう1
度上昇!落下!!!!!!!とてつもない恐怖!2回目に上
昇した時に写真を撮られる。それが出口近くでモニターに映され
ているので希望者はフロントで購入する事ができた。もちろん、
私達も購入した。Aは大きな口をあけて「ムンクの叫び」さながら
の顔をしており、T氏はなぜか笑顔だった(?)すごーく恐かった
がそれがクセになりそうなくらいおもしろい!大人気とあって朝
早くても行列ができていたが、私達は2回続けて乗った(これも
朝1時間早く入れたおかげ!)。充分に恐怖と叫びを堪能した後
MGM内「サウンドステージ・レストランへと向かい(昨日ア
メックスで予約を入れてもらっていた)キャラブレ(キャラクターブ
レックファースト)をとった。ここで出会えるのは「アラジン」「ノー
トルダムの鐘
」「ポカホンタス」に出てくるキャラクター達。左上
の写真はアラジンに出てくるジャスミン。とても美人でまたまた
T氏の鼻の下が伸びた。左下はアラジン。かっこよくて今度はA
の目尻が下がりっぱなしだった。「We were from JAPAN」と言
うと「ホントォ。コンニチワァ」と日本語で挨拶してくれた。手をとら
れ、肩を抱かれAは満面の笑み(^^)。Aがポーッとしてしまって
いる時、T氏はジャスミンを目で追っていた。この他にはジニー
アラジン)、カジモド(ノートルダムの鐘)、ミーコ(ポカホンタス)
に会えた。私達は「ポカホンタス」を見ていなかったのでミーコが
何ものなのか知らなかった。その為ミーコがテーブルに来てくれ
ても一緒に写真を撮る気がなかったので、握手だけしてすませ
ようとした。ところが、ミーコはテーブルの上に置いていたカメラを
指さして、写真を撮れ!といわんばかり。仕方なくT氏がカメラを
とり、Aとミーコの2ショットを撮るとすかさず今度はT氏の腕を掴
まえてAに写真を撮れ!というしぐさをした。写真を撮り終わると
手を振って去っていった。なんともちゃっかりしたあらいぐまだっ
た。カメラのフィルムがあまり余裕がなかったのに…。もう1度、
ジャスミンと一緒に写真を撮りたい!という願いがかなってジニ
ーとジャスミンが同時にテーブルに来てくれた。右の写真はその
時最後の1枚で撮ったもの。ミーコのおかげでヒヤヒヤものだっ
た。ところでこのレストランでの食事はバイキング形式だった。
自分の好きな量だけ食べれるのでこれは良かった。味もおいし
かったし、特にオレンジジュースがおいしかった。おすすめです。
私達は予約を入れたが、特に入れなくても大丈夫そうだった。
ミッキーやミニーはいないけど、会話を楽しめるので気に入って
しまった。次回もまた来たいと思った。後で知った事だけどここは
2年位でキャラクター達が変わってしまうのだそうだ。その時に
人気のあるキャラブレになるのだろう。次はヘラクレスとかと出会
えるのかな。
食事の後、「Beauty and the Beast(美女と野獣)」のス
テージショーを見た。私達が見たのは10時半から始まる2回目
の公演だった。入場口に着いた時、ちょうど1回目の公演が終わ
ったところだったので、前の方の真ん中という最高の席をゲットで
きた。「美女と野獣」はディズニーアニメ映画として日本で上演さ
れた時、夫婦で映画館に観に行ったのでストーリーはわかって
いた。ストーリーのあらすじは…「悪魔の呪いで、身も心も醜い野
獣に変えられた王子。だが、この城に迷い込んだ優しい娘ベラと
出会い、人間らしい心を取り戻していく。そして愛し合う事でやが
て呪いが解け、野獣は王子の姿に戻り2人は結ばれる」というも
の。ステージの横に大きなスピーカーが置かれていて、そこから
大迫力の音量の音楽が流れてくるし、目の前のステージでは色
鮮やかな衣装や着ぐるみを来た人たちが所狭しと歌い踊る。た
ちまち世界に引き込まれていった。そしてショーのクライマックス
ベラと王子が結ばれるシーンでは本物の白いハトが十数羽、い
っせいにステージそでから飛びたった。ステージの時間は20分
間という短い時間だったが、映画のハイライトシーンが歌と踊り
で展開され、映画本編と変わらない感動を味わうことができた。
ホントに鳥肌がたつほど感動した。ただ…ショーの後半、野獣が
王子の姿に戻るシーンで早変わりがあった。それはちょっとよそ
見をしてたら見逃すほど一瞬の、見事な早変わりだった。その時
野獣は白い煙幕に包まれ、王子の姿で現れる。Aはどんなにか
っこいい王子様だろうと大きく期待をもって身を乗り出して見てい
た。だけど…王子様はいまいちだった。
ここMGMスタジオは映画やテレビの世界がテーマになっていて
「スター・ツアーズ」以外は日本未上陸のものばかり。おすすめ
なのは「スター・ツアーズ」「タワー・オブ・テラー」「バックロ
ット・ツアー
(映画のロケ現場をトラムに乗ってまわるアトラクショ
ン)「インディー・ジョーンズ・スタント・スペクタキュラー(レ
イダース/失われたアークをスタントショーにして再現したもの)
。インディー・ジョーンズのショーは迫力があって思わず息をの
むシーンもある。右の写真はMGMスタジオ内にある「グレート
ムービー・ライド」
。ハリウッドにあるチャイニーズ・シアターをモ
デルに作られている。この中はというと「雨に唄えば」のワンシー
ンからスタートして、往年の名画から最新のヒット作に至るまで
の100以上の映画の名場面をトラムに乗って巡っていくようにな
っている。西部劇の世界で銃撃戦に巻き込まれたり、エイリアン
に襲われそうになったりして、なかなかおもしろい。又、グレート
ムービー・ライドの正面の広場には右下の写真のようにミッキー
がカチンコを持っている植え込みがある。もちろん右上の写真に
も写っているのだが、わかるかな?
さて、「美女と野獣」のステージショーを見終わった私達は次に
「101バックステージパスへ向かった。これは'96年の秋、全
米で公開されたライブ、アクション映画「101匹わんちゃん」で使
われた大道具やセット、実際に使用された衣装、特殊効果など
が展示されているもの。オーディオ・アニマトロニクスのダルマシ
アンの小犬やグレン・クローズが演じるクルエラ・デビルの屋敷
の外観など精密な特殊効果は必見物!ぜひ映画かビデオで予
習してから来よう!そうしないと全然意味がないかも…。
私達が「101」に入った頃から雨が降り始めた。14時からは「ト
イ・ストーリー・パレード」
を見る予定にしていたので、止んでく
れるようにひたすら祈った。願いが通じたのか「101」を出た頃に
は雨は小降りになり晴れ間が広がりつつあった。私達は濡れな
いですむベンチを探してそこでパレードを見る事にした。雨宿りを
しながらパレードの始まりを待っていると、やがて完全に雨は上
がり、陽がさしてきた。そこでベンチそ離れ、パレードが通る道の
沿道に場所取りした。パレード開始の1時間半ほど前だった。
おなかがすいたので、T氏が珍しく「俺が買ってくるよ」といって昼
食を買いに出かけた。Aは場所取りの留守番だ。いつもは食事を
買う時はAが行く。T氏がひとりで食事を買いにいったのは、もし
かしたら初めてだったかも…。店に着いてT氏もその事実に気が
ついたらしい。だが、もう遅い、買うしかない。T氏は度胸を決め
た。メニューを見た。どれも英語で書かれていた。読めない事は
ないが、それがいったいどんな料理なのかが皆目検討がつかな
かった。…と「TAKO…」という文字が目に止まった。「タコ…?」
まぁ、これでいいや。とT氏は注文した。「何なんだろう、コレ?」
どうやら思っていたのとちがうものが手元に届いたようだった。
とにかくパックにはいったタコ…?のセットを1セット持ち帰った。
「さっぱりわからんかったからコレにした」とT氏はAに渡した。そ
れはタコスだった。ボリュームのあるセットを2人で分けて食べた
少し食べにくかったけど味はおいしかった。そうしているうちにパ
レードが始まった。「トイ・ストーリー」はビデオを借りてきて見た。
その中に出てくるキャラクター達が目の前をパレードしていく。「
あっ、バズだ!」「ウッディーも向こうから来てるよ」といいながら
写真を撮ったり、ビデオをまわしたりしていた。上の写真はバズ
を撮ったもの。日本でも彼はすごい人気で彼の人形は売りきれ
続出で買いたくてもなかなか手に入らないらしい。パレードの最
後をとるウディーが見えた頃から急に雲行きがあやしくなり、ポツ
ポツと雨が降ってきた。目の前にやってきたときには、かなり大
粒の雨が勢い良く降ってきた。あわててウッディーだけをカメラに
収め、黄色のミッキーポンチョを着た。機械類は濡れない様にポ
ンチョの中で抱え込んだ。楽しみにしていたパレードだけに晴天
の中ゆっくり見たかった。雨をしのぐ為、私達は「ジム・ベンソン
のモペットショー」
に入った。これはセサミストリートに出てくるよ
うなぬいぐるみ達の立体ギャク映画(4D)だった。英語もわかり
やすくて楽しめた。このアトラクションから出てきたら、もうスコー
ルは止んでいた。出口のそばにある噴水が可愛かった。今見た
ばかりのぬいぐるみ達のモニュメントが真ん中におかれ、フォトス
ポットとしてはGOODだと思う。もちろん私達も写真を撮った。次
に何にはいろうかなと思いながら歩いていると、トイ・ストーリー
のパレードに出てきた、緑の兵隊人形に会った。ホントはバズと
一緒に撮りたかったが、バズの所在はわからなかった。まずAが
兵隊人形さんと一緒に写真を撮った(左上の写真)。Aが敬礼の
ポーズをとると、兵隊人形も同じポーズをとってくれた。続いてT
氏も撮った。小さな子供たちが並んで見ていたのでT氏は少し恥
ずかしそうだった。最後に「スター・ツアーズ」に入った。アトラクシ
ョンもさる事ながら、その前に置いてあるモミュメントもすごい(左
下の写真)。これってスターウォーズで本当に使われたセット?
MGMスタジオを後にした私達はホテルでしばしの休息をとった
のち、おみやげを買うべく「ディズニー・ビレッジ・マーケットプ
レース
へ言った。ここはブエナビスタ・ラグーン(湖)に面して広
がっている、リゾート最大のショッピングゾーン。キャラクター入り
のウエアやグッズ等、あらゆる専門店がそろっている。その中で
も一際目立ってたのが「ワールド・オブ・ディズニー(右の写
真)。'96年10月にオープンした世界最大のディズニーショップ。
Tシャツのコーナー、キッチン用品のコーナー等、店内は12のエ
リアに分かれていた。ディズニーグッズのほとんどがココで揃う。
私達が行った時は、ちょうど25周年だったので記念グッズがたく
さん売られていた。ゆっくり時間をかけて店内を見てまわりたくな
る所だ。各エリアにはそれぞれテーマがあって各エリアの中央
には、大きくなって家からはみ出てしまったアリスや大きなシャ
ボン玉に包まれて海に浮いているミッキー等凝りに凝ったモニュ
メントが置かれていてそれらを見てまわるだけでも結構楽しい。
買い物があまり好きではないAさえ時間を忘れて見てまわった
程だった。私達は両手に持ちきれない程、買い込んでしまった。
マーケットプレース内にはこの「ワールド・オブ・ディズニー」の他
にもたくさんの店がある。グルメ・パントリーといって、キッチン
やダイニングに関する商品がズラリと揃っている店(グラスやキ
ャラクターをかたどった調理器具、お菓子等を置いている)や
ート・オブ・ディズニー
(ディズニーアニメのオリジナルのセル画
や限定ナンバー入りのリトグラフ等美術価値の高いアートグッズ
が並んでいる。又ミッキーの脚の付いたイスなどもある)、クリス
マス・シャレー
(年中クリスマスのディスプレイがされている店
内にはクリスマス用品やサンタの格好をしたミッキーなどのぬい
ぐるみがある)、チーム・ミッキーズ・アスレチッククラブ(チー
ムミッキーや大学、プロチームのロゴが入ったスポーツ着やスポ
ーツ用品等がある)、トイズ・ファンタスティック(子供が喜びそ
うなぬいぐるみや人形やおもちゃが置いてある)等ひとつひとつ
あげていくときりがない程。左上の写真を見て下さい。これはミッ
キーが水瓶に水を移している所をかたどってつくられた噴水(?)
マーケットプレース内にはこのような植え込みをミッキー等の形
にかたどったものがあちらこちらにあった。
買い物で歩き疲れた私達はザ・ビレッジタワー(子供用の汽車
の乗り物等がある子供の為の遊び場)のそばのベンチに腰をお
ろし休憩をとった。夕暮れがせまるヴィレッジ内の風景も大変、
芸術的で趣きがあった。しばらくボーッとした時間をすごした。
T氏は高価なカメラを持って歩いていた。あまりに夕暮れがキレ
イなので写真を撮りにひとりででかけた。湖のほとりでカメラを構
えていると1人の警官らしい男性に話しかけられた。よくよく聞い
てみると「あの辺を撮ってみるといい」とアドバイスしてくれている
ようだった。左下の写真はそのアドバイスで撮った芸術的写真!
キャプテンジャックス・オイスターバーとフォレスト・カフェが写
っている。写真右隅に山のような影があるがそれが1日目の夜
食事をしたフォレスト・カフェだ。写真ができたら送ってくれとその
男性は名刺をくれた。それには”アーティスト”と書いてあった。
美しい景観を堪能した私達は予約を入れておいた写真のオイス
ターバーで夕食を取った。ピッチャーにはいったバドワイザービー
ールとハーフサイズのロブスター等を食べた。久々のシーフード
はとてもおいしく、私達は味わいながらオーランド最後の夕食を
楽しんだ。6月2日(6日目)帰国の途につく日。朝4:30起床。よ
く起きれたと我ながら思う。昨夜は夜遅く帰宅し、それから荷作
りをし日にちが変わってから床についた。仕度を整えながら夢の
ようなココでの日々を思い返すと後ろ髪をひかれる想いでいっぱ
いになる。まだまだ行ってない所はたくさんあるし、行きたい所
やりたい事もたくさん残したままの帰国…毎度の事ながら、帰り
たくない!そんな想いを残しながらAM8:30オーランド発のノース
ウエスト933便でオーランドを後にした。デトロイトでノースウエス
ト69便に乗り継ぎ13:10、アメリカにさよならをした。機内では連
日の睡眠不足で2人共、食事の時以外は死んだように眠った。
大阪の関西国際空港へは6月3日16:00前に到着した。右の写
真は帰国後自宅で撮ったもの。バービー人形はマーケットプレ
ースのトイズ・ファンタスティックで購入したものでバービーちゃん
がミッキー帽子をかぶりッキー風船をもっている。ディズニーワ
ールド25周年の限定品らしい。
そしてその前に置いている
ラスは取っ手の所がミッキーとミニーをかたどっているもの
でこれは同じくマーケットプレース内にある「EUROSPAIN
いうクリスタルショップで、25周年記念のロゴが入っているので
記念に購入した。ロゴの向かい側にはそれぞれT氏とAの名前を
刻んでもらっている。もちろんミッキーグラスはT氏の名前、ミニー
グラスにはAの名前だ。2人の記念日にはこれでワインを傾けよ
うと思う。楽しかった思い出を語り合いながら…。(おしまい)

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