目標 '04.02.21
先に述べた通りカロ号活躍の場は「公道」です。それも峠を攻める事も無く,ドリフトに精を出す訳でも無く,スピードをガンガン出す事もありません。所詮1,498ccのカローラです。その様な運転をしても
タカが知れています
クルマを操るのはMTの方が絶対良いと思いますし,トルクフルなクルマでぐいぐい加速すると大変気持ちが良いモノです。モータースポーツ自体は嫌いでは無いのですが...チューンやジム・カーナに参加するとなると,精神的に受け入れらないのは少し残念です。また,一般道にて“シグナルダッシュ”や“接近運転”を行う運転手がいますが...『危ないなぁ...』というのが正直な気持ちです。あーでも追い越し車線でノロノロ運転されるとついつい近づきすぎてしまう,未熟な自分が居るのは反省しなければならないですね。
さて...。動力性能を考えるとカロ号で“できるコト”は限られてしまいます。高回転時よりも低回転時のトルクを重視したエンジンは「ふつーに走るクルマ用」と言えますね。カタログ上では100ps/5,600rpm・14.0kg/4,400rpmとなっていますが,通常は3,000rpm以下を使用していますので半分程しか使っていない計算ですな。その様なカロ号ですが,排気音は意外とデカイのです。通常の範囲(1,500〜2,500rpm?)は大したこと無いのですが,3,000rpm以上となると結構煩い。以前修理に出したカロ号を受け取る際に,カロ号の音を初めて外で聞いたのですが,驚くほど大きかったのでビックリしたモノです。
『コレがカロ号本来の音なのか...』
当然の事ながら,マフラーを交換した方が音が大きいハズです。ただ,ノーマルでも外で聞く分には意外と大きいのですが,車内だと小さく聞こえる...。そのとき,世のドライバーがマフラーを交換する理由が解りました。
『彼らは運転中にエキゾースト・サウンドを愉しみたいのだ...』
と。エキゾースト・サウンドに包まれながらの運転は,さぞ心地よいのでしょうね。そうすると,自然科学を学びエコ・ドライブが染みついてしまった上に,夜な夜な騒音に悩まされ続けた私はモータースポーツに向かない人間だということでしょうか。
あれやこれやと好き勝手に述べてしまい,肝心の目標を言いそびれてしまいそうになりました。
この様なエコ・ドライブ派の私でもクルマを操る愉しみは味わいたいと思っても良いはず。高回転域の音・ワインディング走行・爆音・ドレスアップ等々が好きではない(どちらかと言うと嫌い)自分は天の邪鬼なのか...。トドのつまり「思った通りに反応してくれる=ハンドリング重視」という結論に達し,その方向に決まりました。
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