〜快適な乗り心地をめざして〜 |
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≪ダンパーに対する考え方...≫ カロ号を購入した時期('00.11)は,足回りを交換する人=見た目だけの自己満足と思っていました。何故なら車高を下げることを目的とした車が多く,バランス良く極まった車に出会うコトが稀だったからです。車高調整はあくまでも手段であって目的ではなく,公道を走るだけならば『足回りの変更は不要!』と考えていました。 ≪考え方は変わるモノ...≫ オーディオにおけるパワーアンプの場合と同様に,私の足回りに対する考え方が変わって(というよりも,足を換えることに対して理解できるようになって)きました。web上には“換えて良かった”という意見が溢れる一方で“乗り心地が悪化した”“ボディの寿命が短くなる”という意見もあります。多くのご意見が存在するならば試したくなるのが漢の性!というコトで,この度,足回り交換を決意しました。 ≪ダンパー選定≫ カロ号に手を加える際に,私が一貫してめざすのは『快適な乗り心地』です。それを第一に考え,調整の幅が広がる『全高調整式』・『減衰力調整式』等の条件を付け,狙いを定めた結果, ・kg/mm ・TEIN ・BILSTEIN 以上を候補に挙げました。さすがに,好条件が揃うと皆さんも欲しいようで...なかなか落とせませんね。その様なとき,見知らぬダンパーが出品されました。それがToda Racingさんの提供するFIGHTEX FS Seriesとの出会いでした。 出品者のコメントによると『意外と乗り心地が良く,走行距離・使用期間は不明だが“抜け”は感じられない』とのコト。当初予定していたkg/mm DNA Damperの半分の予算で済むこと,それに滅多に出てこないブツなどから,気が付くと落札していました。残念ながら『全高調整式』ではないけれど,ノーマルアッパーなのが乗り心地に『有利に働くかな?』と期待しています。 ≪Toda Racingとは...≫ 『クルマの夢をカタチにする』を合言葉に,元レーサーである社長を先頭にレース用エンジンやオリジナル自動車部品を設計・製造しています( Toda Racing HPより抜粋 )。 ...とあります。自社で開発したパーツを用いてレースを展開するには,豊富な資金力や技術力は勿論の事ですが,何よりも『強い“こだわり”を持って臨んでいる』ように感じます(“何となく”ですけどね)。更に情報が欲しくてWebを検索すると,主にエンジン等のチューニングパーツを制作しているメーカーで,足回りに関する資料はあまり見かけません。ましてやカローラに取り付けた例なんて...... ・・・・・・ひょっとして・・・・・・カロ号が最初?<んなぁことは無い! 入手したダンパーは元々ジム・カーナ等のレース用に開発されたモノなので,カロ号...ましてや公道しか走らないのでは「猫に小判」「豚に真珠」か...。まぁしかし足回りを強化した事による走る愉しみが味わえるだろうし,燃費の向上(「それまで柔らかいバネに吸収されていたタイヤを回転させようとする力が,バネを強くすることで地面に効率よく伝わる」という持論)という期待感があります。 ≪自分で遣るかショップにお願いするか...≫ いつもの処置(オーディオ関係の取付等)は失敗しても周りに大した影響は与えないので自分で遣るのですが...。さすがに車の根幹に近い場所なので不安を覚えます。誰か経験豊富な暇人が居れば『美味しい古酒』を手土産にお願いして一緒に遣りたいんですけどね...。 折しも赤い菱印が欠陥隠しで世間を騒がせていたタイミングの悪さも手伝って,普段は興味を持たない家族からも反対されれば...仕方ないですね...ショップのお世話になるのは久し振りです。
某オレンジの看板のお店では...なかなかこうはいかない。 |
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