こうしてアンプの原点に帰って,車載用ユニットしての理想を追求することで,ソニーのパワーアンプは,
スピーカーの持ち味をフルに引き出すとともに,各帯域を分割・再生するマルチアンプシステムをパワフルにサポート。
スーパーウーファー専用パワーアンプとしてすぐれた低域再生を目指したXES-M3と,
全帯域にわたってCDの高音質をひずみなくクリアに再現するXES-M1の2種類のパワーアンプを誕生させました。
〜カタログより〜
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■電源部:高音質を生み出す新開発デジタルシンクMOS-FET電源。
■アンプ部:大型トランジスタの採用で,低負荷ドライブ能力にすぐれた出力段。 ■コンストラクション:ストレートな信号伝達,両チャンネルの独立化を目指したダイレクト・ツイン・コンストラクション。 ■高音質パーツ:妥協することなく高級パーツを厳選,そして新開発。 |
●Sony製は「素直で癖が少なくやさしい音色のため個性がない!」と疎遠されがちなアンプ。XES/量販の両モデルとも,その傾向にそれほど変化は感じられない。しかし,量販モデルとの最大の違いは「解像度・情報量」の圧倒的な高さ。演奏者の微かな息づかい,観客の僅かな気配など,一瞬「ノイズか?」と思ったほどの,微妙な音までも見事に聴かせてくれた。それまで使っていた「XM-450G」とのあまりの違いに,衝撃を受けたのが印象的です。
●「Sony XESシリーズ」は,Sonyが音質優先で開発したシロモノ。話には聞いてはいましたが,「450G」との違いは一聴して解りました。僅か\10,000の違いは大きい差でした。現行機種は本体のみだけでも\850,000。ですが音は最高で,デジタルの雄「carrozzeria χ」とタメを張るそうです。何だかんだで「カロッツェリアχ」「Alpine F#1 StatisTM」と次々100万円クラスの「Hi-Fiシステム」が登場しました。しかし,10年前からHi-Fi思想を持ち続けたソニーはやっぱり偉いと思う。 ●今後の予定としてフロントのウーファーを担当してもらうつもり。 |
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