Alpine 5957s



インプレッション
 juba 5959の下位モデルで,

●20bit複合補間型2DAC方式
●8倍オーバーサンプリングデジタルフィルター
●24bitノイズシェイピング搭載の高音質設計
●ツインD/Aコンバーターによる高S/N比:103dB以上
●優れたチャンネルセパレーション:90dB以上
●ダイナミックレンジ:96dB以上
●当時の希望小売価格:\59,800

 昨今の1bit機に比べてコストをかけ,かなりの実力を秘めたCDCと言えます。残念ながら音声出力が「DINケーブル」の中に含まれていて,そのまま使ったのでは本来の実力が発揮されません。高音質で聴くためには専用のアダプタ(4319)を介し,音声信号を分離しなければなりません。面倒ですが効果は大きいのでやる価値アリです。
 また,「7618J」と「5957s」のこれら2つのユニットは,8pinの中にも音声入力が備わっていること,開発時期が近いこと,価格帯が重なること等から,ペアで開発された可能性が大きいです。
 普及機クラスに属するため,プラスチックの多用,スライドドアの簡素化など,5959と差別化が図られていますが,光デジタルアウトが装備されていますので,光デジタル入力のある外付けDAC,若しくはヘッドユニットと接続して,更なる高音質化を図ることが可能な当たり,拡張性に優れたCDCと言えるでしょう。

Optical Digital Output
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