チェンジャ比較『CDX-A100』&『XES-C1』編

普及機クラスながら“上級機のノウハウ”を受け継ぎ,新世代の筐体・技術が導入され,
『隠れた名機』と名高い(?)Sony CDX-A100

“2001 Series”を発展させ,フルデジタル・カーオーディオを実現させた
Sony Mobile XES Series

どちらも新たな『リファレンス』となるハズだった,第三世代の筐体を採用。
基本設計は共通らしく,違いを見つけるのが大変...。

音の方はXES-C1の圧勝...のハズ。ここでは,
『両者の違い』に焦点を当て,
あれこれと遊んでいます。

何はともあれ,まずは逝ってみよ〜!

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諸元比較...
  CDX-A100 XES-C1
発売時期: 1990年 1991年
D/A変換: 18bit Dual 20bit ※
S/N比: 100dB 100dB ※
ダイナミックレンジ: No Data No Data
チャンネルセパレーション: No Data 100dB ※
外形寸法(幅×高×奥行): 320×112×240mm 320×112×240mm
重量: 3.9kg 4.1kg
希望小売価格: \89,800 \100,000

※XES-X1のデータより類推

 今回の比較で判明したのは,XES-C1の筐体はCDX-A100のお下がりらしいという事。唯一異なるのは天板のみで,残りは形から材質(の感覚)までみ〜んな同じ。ちょっと考えてみれば,値段も大して変わらない(差額\10,200)んですよね...。外見に関しては,全く一緒と言っても良い程です。どちらにも「光デジタルアウトコネクタ」が付いていますし,ここまで一緒なら音の方まで同じなのかな?と思ってしまいます。
 ダイキャスト・フレームを採用した,従来(CDX-A2001)の重量級CDCに代わる新たな筐体でしたが,直後に登場したCDC(CDX-A55:第四世代)の登場によって短い生涯を閉じた悲運の筐体です(爆)。
 A55以降,SonyのCDCの『筐体』と『音』は,小型・軽薄へと移り替わってゆきます。


CDX-A2001との比較

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