ALPINE CD Remote Changer System CHM-S653RF



インプレッション
 '98年に発売されたアドオン式のCDチェンジャー。筐体が従来モデルと大きく異なり,世界最小(当時)に匹敵する小ささ。しかしコスト削減の波が押し寄せ,肝心の音の方ではJuba 5959は言うに及ばず,5957sにも遠く及ばない。
 とは言うモノの,本体+制御部込みでサンキュッパを実現したお手軽モデルであり,またその後も似たようなモデルが出ているので,サポート体制に不安が少ない。

●レギュレーテッド1bit DAC方式
●8倍オーバーサンプリングデジタルフィルター
●ノン0クロス歪み
●ハイスピードディスクチェンジ
●SN比:103dB以上
●優れたチャンネルセパレーション:85dB以上
●ダイナミックレンジ:94dB以上
●当時の希望小売価格:\39,800

 従来のマルチビット方式から現在主流のシングルビット方式になった為か,5957sと比べてガッツがある力強い音色(悪く言えば,繊細さが無くて高音が伸びない音色)へと変貌しています。音声信号ケーブルの廃止など,コストを削りに削った安価モデルであり音色の方は,今ひとつの感が否めません...(^^ゞ。プラスチックの多用,鉄板を薄くして軽量化を図るなど,音質にあまり拘らずにCDを手軽に聴きたいユーザー向けに開発されたモデルだと思う。

表の印刷と裏のシールとでは型式が異なる(苦笑)
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