13歳の赤ちゃんの朝A



女児用のピンクの三尺で後ろ手高手小手に縛り上げられた美咲は、偽りの母に抱かれて授乳されていた。
「ンッ、ンッンッ、ムムッ、ウグッ」
「なかなか上手に飲めるようになったわね。美咲はいい子ね。いっぱい飲んでお姉さんになりましょうね。いい子いい子」
13歳の赤ちゃんが勝手におしゃべりしたりしないように、「赤ちゃんのお口」が装着されているのだ。バネ仕掛けの「赤ちゃんのお口」はマウスピースのように歯を覆い隠し、まだ歯の生えていない赤ちゃんのお口のように見せる働きとともに、お話や食事の練習にも使用されるのだ。。完全に口を閉じることは出来ないので、飲食は非常に難しいのであるが、だいぶ慣れてきたのである。
「はい、今度はこっちのオッパイでしゅよ」
右の乳房から左の乳房の乳首を含まされ、再び授乳が始まった。思春期の少女が後ろ手高手小手に縛り上げられ、乳首を含まされて授乳されているのである。毎朝のことで慣れてきたとはいっても、一週間前までは13歳の中学1年生だったのである。ときどき恥ずかしさのあまり飲むのを止めると、鼻をつままれて呼吸を止められるのである。苦しさに負けて、再び飲み始める。その繰り返しで一週間が過ぎたのである。
「美咲ちゃん、いっぱい飲んだかい?こっちへおいで」
初枝から美咲を受け取ると、嬉しそうに膝の上に乗せた。身長が143センチしかない美咲は老人の肩のあたりにも届かない。大勢の文通相手の中から選ばれた美咲は老人のお気に入りなのである。膝の上で美咲の顔をしたに向けさせ、背中をトントンと叩いている。愛児にゲップをさせようとしているのだ。
「ほらほら、ゲップをしてごらん。トントントン」
たまらずに美咲は小さなゲップを一つした。
「ゲプッ」
「おうおう、いい子だよ、美咲は。ちゃんとゲップも出来るんだね〜。さあ、朝のオッパイも飲んだことだし、少し運動しようかね。初枝や、歩行器を出しておくれ〜」
「はいはい、こちらに」
ピンクに塗られた13歳のために作られた歩行器は、お座りする部分がU字形の細いステンレスパイプで、しかもパイブ機能も付加されていて、美咲にとってはとてもつらい歩行器なのである。
「さあ〜、ノンノするよ〜」
後ろ手に縛り上げられている美咲は簡単に歩行器に乗せられてしまった。パイプの位置は美咲がやっと爪先立ちの出来る位置に調整されているのである。
「さあ〜、アンヨのお稽古だよ。廊下に出て、一回りしようね。あっ、そうそう、オシャブリをあげようね。ほれっ、大きくアーンしてごらん。アーン」
大きなゴムボールを口中に押し込められ、ピンクの革ベルトで締め上げられた。
「ウグッ、ムムッ、ンッンッ」
「おうおう、可愛いね。オシャブリを銜えた美咲ちゃんは本当に可愛いよ。よだれが出てきたね〜、涎掛けをあげようね。ほ〜ら、可愛い涎掛けだろ?」
白いレースの縁取りのある黄色い涎掛けの真ん中には大きな子猫が描かれていて、白いレースの曲線に合わせて「13歳の赤ちゃん美咲」と赤い糸で刺繍が施されていた。
「アンヨは上手、アンヨは上手。ほれほれ、しっかり自分の足でアンヨしないと駄目だよ。いつまでもアンヨできないと幼稚園に行けないよ。幼稚園に行ってパレーの練習をしたり、可愛いブルマーを穿いて運動したいだろ?んっ、そうだね、美咲?お返事は?」
大きなゴムボールを含まされ、話すことの出来ない美咲に返事を要求する老人。ツバとリングの付いたオシャブリは外見上は本物の赤ちゃんのオシャブリと同じに見える。しかし、口中には大きなゴムボールが挿入されていて、話すことはおろか、ツバでさえ飲み込むことができず、赤ん坊のようによだれをタラタラ流し続けながら、つま先でヨチヨチと歩く美咲。オシメを当てられて大きく膨らんだお尻を振りながらヨチヨチ歩く姿が老人にとってはたまらなくいとおしいのだ。
「お返事できない悪い子はお仕置きだよ。美咲はどんなお仕置きが好きなのかな〜」
「ムグッ、ンッンッ、ウックック」
「よしよし、お話したくないならそれでもいいよ。」
「ウウッ、ウーン、ウーン」
老人はスイッチを入れて、パイプを激しく振動させ、歩行器を押したのである。ヨチヨチ歩きしか出来ない美咲は、その押された速度に足の運びが追いつかず、パイプの上にまたがってしまったのである。オシメをあてがわれているとはいえ、これはつらい。ころあいを見計らって速度を落とし、また美咲にヨチヨチ歩きを強要するのである。
「アンヨは上手、アンヨは上手」
長い長い廊下を後ろ手高手小手のまま歩かされる美咲であった。よだれを垂れ流しながら。



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