B「おやつの時間」



「さあ〜、今度はカステラをあげようね。美咲ちゃんは赤ちゃんだから、上手にカミカミできないね。お爺ちゃんがカミカミしてあげるからねぇ。モグモグモグ、さあ〜、食べさせてあげようね」
 横抱きにした美咲の口に分厚い大きな口を押し付け、老人の唾液でグチャグチャにされたカステラが流し込まれた。美咲は口を完全には閉じられない『赤ちゃんのお口』を装着されているのである。小さく丸く開けられた口に舌を差し込んで、老人は上手におやつのカステラを食べさせてやっているのである。
「アウッ、ムグッ、ムッムム、ングッ、ンッンッ、ゴグッ」
水色の涎掛けに変えられていたが、美咲のよだれをたっぷりと吸い込んだ涎掛けはもうすでに吸収の限界にに達しているようであった。縁には赤い刺繍で「おおしまみさき」と13歳になる赤ちゃんの名前が書かれてあった。肩が大きく膨らんだ提灯袖のベビー服にハローキティのベビーブルマー姿の美咲が老人の膝の上でおやつを食べさせられているのである。腰の辺りまでしかないベビー服のすそには白いフワフワした丸い飾りが付けられていて、透き通った赤のベビー服と対照的で、とても可愛く見える。赤基調のベビーブルマーとあいまって、本物の赤ちゃんのようである。腿とウエストには白い幅広のゴムテープが使われているため、提灯ブルマーのように大きく膨らんでみえるのが、老人にはたまらないのである。13歳の愛児のために、老人はたくさんの生ゴム引きベビーブルマーを用意してあるのだ。ハローキティノオシメを美咲が当てられて3時間が経過していた。そろそろお漏らしをする頃である。
「カステラの次はりんごにしようね。ビタミンがたくさんだよ。たくさんたべて大きくなろうね。モグモグモグ、はい、アーン」
「ムムッ、ンッンッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ」
「おうおう、美咲ちゃんは食べるのが上手になったね〜。いい子だいい子だ。もっとあげようね。モグモグモグ、アーン」
13歳の赤ちゃんに与える10時のおやつは、しかし、量がたっぷりあった。カステラが2切れとりんごが半分ではあったが、『赤ちゃんのお口』を装着されている美咲が食べるには、大変な時間がかかるのである。なにしろほとんどが口移しによるおやつなのであるから。
「今度は自分で食べてみるかい、美咲?たまには自分のお口で食べてみようね」
老人はモグモグしてドロドロになったりんごを、ベビースプーンに載せると、小さく開いているお口に差し込んだ。
「ムムッ、ンッンッ、ングッ、ンッンッ」
「おやおや、食べにくいのかえ?やっぱりお爺ちゃんの口移しがいいのかい?おうおう、そうかい、そうかい。可愛い子じゃ。可愛い子じゃ」
老人はスプーンのりんごを再び口中にいれて、モグモグしてから、美咲の口中に流し込んだ。
「ングッ、ングッ、ゴクッゴクッゴクッ」
「よしよし、たくさん食べたね。お乳を飲んでおしまいにしようかね、美咲」
13歳の赤ちゃんにのために用意された哺乳瓶には白いミルクがなみなみと満たされていた。500cc入りなのである。オシッコがいっぱいでるように利尿剤がたっぷり含まれているミルクである。
「美咲、お乳のおねだりをしてごらん。」
「おひいしゃま、みはきにお乳をくらさい」
「だいぶ上手にいえるようになったね。上手にお乳を飲もうね」
美咲が装着されている『赤ちゃんのお口』に空いている小さな穴に哺乳瓶の乳首が差し込まれた。
「上手に吸ってごらん。」
「ンッンッンッ、ゴクゴクゴクッ」
「上手だよ〜。美咲。たくさん飲もうね。」
美咲は老人に抱かれて授乳されながら、後悔していた。
(ああっ、どうしてこんなことに。13歳なのに、手も足も縛られて赤ちゃんにされているなんて。ひどいわ。もう一週間にもなるのに、逃げ出せる機会もないし。なんとかしなくっちゃ)
美咲は赤い袋帯のようなもので、後ろ手高手小手に厳しく縛り上げられていたのである。ベビーブルマーと同じ生地で作られているため、よく見ないと縛られていることに気づかないくらいである。
500ccのミルクを全部飲み終えた美咲は老人の膝の上にうつぶせにされて背中を叩かれていた。ゲェップをさせられているのである。やがて小さなゲェップをした美咲は足を胡座に縛り上げられ、老人の膝の上にちょこんと乗せられたのである。



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