E「お昼寝」



「たくさん食べたね。お部屋に戻ってお昼寝しようね。お手手を自由にしてあげるから良い子にしてないといけないよ。」
肘掛に固定されていた手は自由になったが、目隠しはそのままなので、自分では動けない。美咲はお爺ちゃまが頼りの赤ちゃんなのである。
「お手手を貸してごらん。育児室に戻ってネンネしようね。イチニィサンシ、イチニィサンシ」
「ああっ、お爺ちゃま。目隠しを取ってください。美咲は自分で歩けます」
「わがままを言ったらいけないよ。美咲は自分では何も出来ない赤ちゃんになってしまったんだよ。」
「嫌、私は赤ちゃんなんかじゃありません。もう、たくさんです」
美咲は老人の手を振り払うと、目隠しを取って、老人とは反対方向に走って逃げ出した。「走ったりすると危ないよ、美咲。いい子にしてお爺ちゃんのところにおいで〜」
廊下を曲がったところで偽りの母親役の初枝に取り押さえられた。
「美咲、どこへ行くんです?勝手に出歩いては駄目でしょ、メッ。さあ、お爺ちゃまのところに戻りますよ」
「ああっ、嫌〜。誰か助けて〜。こんな生活もう嫌〜」
「まあ、急に悪い子に戻ってしまったのね。後でお仕置きをしてもらいましょうね。お手手は後ろよ」
「嫌〜。アッ、ムグッ、ムムッ」
「騒いだりしてはいけませんよ。静かにしないとね。さあ、お爺ちゃまのところに行きますよ」
後ろ手錠をかけられ、オシャブリを銜えさせられた美咲が初枝に引っ立てられながら、人気のない廊下を歩かされて行く

「ほら、もっと大きくアーンしてごらん。うるさい子は嫌いだよ。静かにネンネできるように素敵なオシャブリをあげようね」
革手錠と皮ベルトで後ろ手高手小手に厳重に縛り上げられた美咲は老人の膝の上で、可愛いお口を大きく開けさせられていた。
「さあ、美咲、オシメを見せてごらんなさい。まあ、こんなにオモラシを。グショグショですよ。13歳にもなってこんなにオモラシするなんて。なんて子でしょ。毎日毎日洗濯する私の立場にもなってごらんなさい。たっぷり反省するんですよ」
今開かれたばかりのオシメをハサミで小さく切ると、一切れずつ美咲のお口に詰めていった。一切れ、また一切れと。
「ガッ、アガガッ、ムッ、ゲェッ、ムムッ、ゲェ、ンゲェー」
13歳の少女が、ゴム引きのオシメカバーとベビーブルマーでたっぷり蒸らされたオシメを頬張らされているのだ。こみ上げてくる吐き気を涙を流しながら必死に耐えている。いや、耐える他ないのだ。
オシメを口からあふれんばかりに押し詰められると、別のオシメで鼻を覆うように縛られ、さらに黒光りするなめし皮製の猿ぐつわで締め上げられた。鼻にかかったオシメがずり落ちないように、革ベルトが鼻の両脇を通って頭の後ろの締め金具に連接されている。これでは呼吸するのでさえ必死である。しかし、大きく呼吸するたびに自分のオモラシを臭いをたっぷりとかがされることになる。
「さあ、支度が出来た。ネンネだよ、美咲。どうしたら可愛い赤ちゃんになれるか、良く考えてごらん。オッキしたら反省の言葉を聞かせてもらうからね。しっかり反省しないとお仕置きだからね。いいね、わかったね、美咲」
吸水性に優れたネルといえども、何回ものオモラシに裾漏れ寸前である。にもかかわらず再び濡れたオシメがあてがわれた。オシメの猿ぐつわをするためだけ開かれたのであった。外気に触れて冷たくなったオシメが体温で再び蒸らされていく。これともうどうしようもなく不快である。
「可愛いマスクだね、美咲。ハローキティのオシメのマスクなんて、めったにないよ。たっぷり嗅いでネンネすれば、素直で可愛い赤ちゃんになれるよ、美咲。ブルマーも穿こうね」
裾漏れ対策としてベビーブルマーが穿かされた。オシメを同じ生地で出来たハローキティのブルマーである。厚手の生ゴム張りなのでごわごわしているが。純白のサテン地のベビードレスを着せられた美咲は、お揃いのベビー帽を被されてベビーベットに寝かされた。13歳の少女のとために用意されたベビーベットにはいたるところに、皮ベルトが取り付けられていた。胸・腹・ふと股・膝・足首とベルトで拘束されると上蓋が閉じられた。普通のベビーベットと違って、上も完全に閉じられる。完全な檻になっているのだ。リクライニング機構を操作して背を起した。そうしないと喉が圧迫されて危険なのだ。
皮で後ろ手高手小手に拘束され、オシメを猿ぐつわをされた13歳の少女がベットに閉じ込められてお昼寝を強要されているのだ。メリーゴーラドのスイッチを入れて老人が出ていった。美咲のうめき声はオルゴールの曲にかき消されて聞こえない。

ねエゝんね〜んねんねこよ。ねんねのおもりはど〜こいた院」
や〜まをこ〜えてさ〜といて〜。さ〜との御みやに名にもろた〜。
でんでん太鼓に笙のふえ〜。おきあがりこぼしにふりづヾみ〜。

「ムッ、ムッム、ングッングッ、ゲェー、ンッンッ、ゲェー」



戻る 目次に戻る ホームに戻る 続き