「おば様の赤ちゃん」十一



「ほら、ちゃんと読んでごらんなさい」
「私の名前は明子でしゅ。素直で可愛い赤ちゃんになれますよ、厳しく躾けてくだちゃい」
「よく読めたわね。えらい、えらい。どんどん読んでいきましょうね」
「ああっ、許してください。ここから出してください」
「本読みのお稽古のときはえじこの中よ。出して欲しかったら、いい子にして読むのよ」
秋夫は口移しの強制食事のあと、えじこと呼ばれかごの中に入れられて屈辱の本読みをさせられているのであった。後ろ手高手小手、胡坐縛りに厳重に縛り上げられて。食事後オシメは交換されたが、オシメを当てられる前にブリーフを穿かされた。秋夫が赤ちゃんにされたときすでに穿いていた自分の下着である。初めてのお漏らしでグショグショに濡れた下着は密封されて保存されていたのである。その下着を穿かされ、その上から今朝オシメ交換時に外されたオシメが再び当てがわれたのである。厚手の生ゴム貼のオシメカバーの上から、さらに厚手の生ゴム貼りのベビーブルマーを穿かされ、下着とオシメを蒸らされているのである。蒸れてくる下着とオシメの不快感に秋夫は耐え切れず、えじこから出して欲しいとお願いしたわけである。
籠の中
「さあ、続けて読みなさい。たくさん本読みして、早く可愛い赤ちゃんになりましょうね」
「いやです、こんなひどいこと。ここから早く出して〜」
「まあ、聞き分けのない子ね。せっかくオシャブリを外して話しやすいようにしてあげているのに。オシャブリをしましょうね」
「あっ、待ってください。オシャブリはいやです。読みます」
「オシャブリを許して欲しかったら、きちんと言ってごらんなさい。『明子、悪い子でした。いい子になりますからオシャブリは許してください』ってね」
「明子、悪い子でした。いい子になりますからオシャブリは許してください」
「いい子になるって、どうするの?」
「本読みをします」
「誰にお願いしているの?」
「里奈お姉ちゃまに」
「そうね、言い直しなさい」
「明子、悪い子でした。いい子になって本読みしますから、オシャブリは許してください。里奈お姉ちゃま」
「そうよ。いい子にしないとオシャブリをしてお仕置きよ。続けて読んで」
「朝のご挨拶。伯母様おはようございまちゅ。今日も一日明子が素直で可愛い赤ちゃんになれますよに、厳しく躾けてくだちゃい。お乳のおねだり。伯母様、明子に朝のお乳をくだちゃい。オッパイのおねだり。美記お姉ちゃま。明子にオッパイをくだちゃい。お昼のマンマのおねだり。伯母様明子にお昼のマンマをくだちゃい。オシメのおねだり。伯母様明子お漏らししちゃいました。オシメを換えてくだちゃい」
「そうそう、なかなか上手よ。これは基本だから忘れないようにね。赤ちゃんのお口になる前におねだりをするのよ。忘れたりしたら厳しいお仕置きが待っているわよ。分かったわね」
「はい」
「はい、里奈お姉ちゃまでしょ?」
「はい、里奈お姉ちゃま」
「続けて」
「ネンネのご挨拶。今日も一日明子を素直で可愛い赤ちゃんになるため、厳しく躾ていただき、ありがとうございまちた。明日も一日厳しく躾けてくだちゃい。おやすみなちゃい。」
「はい、今度は問答集よ。読んで」
「何でオテテをナイナイされてるの?『オイタをしないようにオテテをナイナイされてまちゅ』。何でオシャブリしてるの?『赤ちゃんはオシャブリが大好きでちゅ。明子も大しゅきでちゅ』。なんでオシメをしてるの?『明子、まだお漏らししちゃのでオシメを当ててもらってまちゅ』アンヨは何でナイナイされているの?『あぶないところに行かないようにでちゅ』。ああっ、もういや、あっ、アグッ、ムムッ」
「せっかくいい子になったと思ったのにね。まだまだ明子ちゃんにはお仕置きが必要ね。しばらくえじこに入って反省してなさい」
「ムムッ、ウックッ、ウグッウグッ」



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