学生・若手社員で実務経験がない場合
つい先年まで、上級シスアドは「大学卒業後5年以上の実務経験またはそれに相当する・・・」という想定で、試験が行われる年の4月1日に満27歳以上の者でないと受験できなかった。現在はオンラインで受験を申し込む際に判断文を入れるのがめんどくさいから(笑)この年齢制限はなくなっているが、試験内容は殆ど変わっていない。実際に合格者の平均年齢は一貫して30代後半である。したがって、大学生や新入社員が受けても受かるはずがない。上述のように、実務経験がものを言うのである。
しかしながら、試験はペーパーテストだけである。出題意図に合った論文を完璧に捏造すればどうなるか? 合格するはずである。ただし、ここで一つ気を付けなければならないことがある。情報処理試験の答案用紙には必ず生年月日を記入する欄があることである。大企業の管理職として、自社の業務改善のために素晴らしいシステムを構築させ、コストダウンと売上アップに成功した!!! と書いた人間がもし満23歳であったなら、その論文に書いた話は嘘であることがバレバレである。(笑)
合格するための勉強法は?
人によって違います。
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合格証書番号の付け方
無事合格し、晴れて合格証書を貰ってよく疑問に思う人がいるのは、合格証書の番号はどのように付けられているのかということである。これは実に簡単な話である。
証書番号の前半は試験区分と試験実施年等を表している。上級シスアドの場合、平成8年に実施された試験の合格者ならH28、平成9年試験の合格者ならH29、・・・、平成12年試験の合格者ならH32で始まっている(合格発表は翌年初め)。これは、Hが上級シスアドの略号(エッチな人が多いから。え、こいつが代表?→ =^^=;;)で、28は情報処理技術者試験が始まってから28年目であることを表しているのである。平成13年以降はSD-2001-10-、SD-2002-10-・・・で始まっている。これは、SD(上級シスアド)に2001年あるいは2002年の試験で合格したということを表している(合格発表、証書交付は翌年1月)。10は1年に複数回実施される試験では変化するが、上級シスアドでは固定されている。記憶が定かではないが、10は多分10月に実施した試験ということであろう。現在は春秋2回の試験しか行われていないが、近い将来毎月のように基本情報技術者と初級シスアド試験が行われるようになれば、01、02、・・・、12となるものであろう。
さて、証書番号の後半は、合格者の通し番号である。その順番がどのように付けられるのか疑問に思う人が少なくないのである。成績順だろうか、住所によって順に付けられるのだろうか・・・。そんな面倒なことをする筈がない。受験番号順である。受験番号は、平成12年まではHxxx-xxxx、平成13年以降はSDxxx-xxxxとなっていて、前半のxxxが会場番号、後半のxxxxが会場別の受験番号である。このxxx-xxxxをそのまま7桁の数字だと思って、合格者を若い順に並べて、00001から順に番号を付けていったのが、合格証書の番号なのである。したがって、合格者の受験番号が発表された時点で最初から数えて行けば、証書が送られてくるのを待つまでもなく、自分の証書番号がわかるのである。
情報処理技術者試験午後 II 論文コーナー 化け猫情報処理論文集
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