第4章 虚偽、虚勢


 ※ 本章の内容は今日においてもあまりにも生々しいので割愛し、項目のみ記す。

1.インチキな作り方の隠蔽

1) 消費者を騙す
2) ○○での隠蔽
3) 苦情の処理について

2.産地・年号などの表示

1) 産地の表示
2) 年号の表示
3) 品種の表示

3.高級ワインを標榜

 何だか書いていて馬鹿々々しくなって来た。書くほどの価値もないものについて延々と論じて来た様な気がする。「とまれかうまれとくやりすてむ」の心境である。捨てるのも勿体無いから、土の中にでも埋めて置くのが良かろうか。
 そうだ、我が最愛の友、I君よ。この小冊子をビニールにくるんで、どこか醸造用甲州のブドウ棚の隅に埋めておいてくれ。甲州の棚が壊される時が日本のワイン作りの始まりである。その時に、この文章が人々に読まれるように。



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