| 8月9日 銀の雨 |
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| そして、その眠りは午前2時半に破られた。台風の影響を考慮して、到着予定の午前4時より30分早く到着するらしい。 船内のくどいくらいの放送を聞きながら下船準備を済ませ、やっと、北海道の地を踏んだのは午前4時前だった。 啓子ちゃん・・・北海道はとてもロマンチックです・・・雨さえ降っていなければ・・・。 しとしとと小雨が僕らを迎えてくれた。 上陸して、すぐに燃料を補給して高速で一路北を目指す。 北海道の燃料は思っていた以上に高い。この現象は道東に行くほど顕著になっていく。 軽油は大阪のガソリン並に、ガソリンはハイオク並の値段になっていく。行かれる方は早めに降りたところで補給を忘れなく。 |
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| ファーム冨田 | まだまだ遅咲きのラベンダーは満開 | 近くのラベンダー園 | |
高速のPAで朝食を済ませた僕らは、道東に向かう途中で、富良野に寄ることにした。 晴れていれば、一望に富良野を見渡せ、ラベンダー畑&混雑で有名なファーム富田もこの時期、この時間には閑散としていた。 それでも遅咲きのラベンダーは淡い香りで僕らを迎えてくれた。 |
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| 北の国から |
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| 小雨の降る中"北の国から"でおなじみの麓郷へ向かうことにした。 途中、富良野神社(蛍と正吉が結婚を挙げた:98時代、また雪降る中、富良野に住む決心をした結を純が迎えたところ:02遺言)、 財津医院(五郎が蛍を勤めさせようとした:92巣立ち)、くまげら(草太が亡くなった後、蛍と正吉の結婚について話した:98時代)など、 どうでもいいようなところをウロウロしながらたどりついた。 この時間潰しには訳があった・・・02遺言でロケに使われた"拾ってきた家"は午前9時からしか近くに立ち寄れなかったからだ。 お一人200円也の入場料を払って見せてもらう。ドラマでは立派に見えた家も・・・ロケセットとはこいうものなのだ。 ちなみに遠目に見るだけなら24時間いつでもみられます(笑) 昨年もすぐ横を通ったはずだが、全然ドラマの筋書きを学習してこなかったため、見落としていた。 とりあえず、今年の目標のひとつをクリアした。もうひとつの目標は・・・後日。 |
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| 富良野神社 |
雪子の家 |
正彦・(中畑)すみえの新居 |
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| 純と結の新居予定地 | 五郎の飼っている緬羊 | 拾ってきたゴンドラ | |
台風はまだまだ南にあるものの、刺激された前線が全道を覆っていた。そんな不安定な天候のもとを帯広まで走る。 |
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雨 |
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| 丁度、昼時だった。計算通り。適当な駐車場に車を止めると駅前の元祖豚丼の”ぱんちょう”へ向かった。 ざっと、行列は30人を超えていた。これも予想通りだった・・・。 今年は特に、こだわりもなく、雨降る中を空腹を抱えて待つ気も無いので、僕らは手近の店に入った。 ここらでは、どこでも豚丼と称するものを味わうことができる。それぞれに味は微妙に違うだろう。 せっかくだが、ボリュームは今日の店が上だった。味は・・・・1年前に食した元祖の味など覚えているはずもない。 2つを並べて、食べ比べるよりも、記憶の中に留めて置く方がいつまでもおいしく残るだろう(笑) |
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すっかり空腹を満たして食後のデザートを食べるために少し歩いて六花亭に足を進めた。 店内の数あるデザートの中から僕らは"サクサクパイ"を選んだ。 工場からの送られるパイロールとカスタードクリームをこの店で一体化させる。 パイ生地のサクサク感を味わうために3時間以内が賞味期限になっている。つまり、他店では味わえないのだ。 ケーキは別腹と言うが、先ほどの豚丼に加えてこのデザートですっかり満腹中枢は過大な刺激を受けてしまい、 木苺のミルフィーユで降参の白旗を揚げた。 |
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| 雨宿り | |||
僕らは次の行き先を探した。台風に刺激された前線はその勢いをますます強めていた。 僕の"絵"に描いた今日の計画では、このあとちょっと上士幌の航空公園によることになっていた。 今日からこの公園で北海道バルーンフェスティバルが開かれている。 ここで、熱気球のフライトを楽しみ、ついでに環境がよければお泊りも・・という"絵"だった。 既にラジオでフライトの中止の情報を得ていたし、今晩の天候を考えれば、明日もフライトは望めないと判断して 僕らは、方向を東のほうへ向けるようと考えた。 (結局翌日は、天気が早く回復したため、台風の余波が残る中でフライトが行われた。それを知ったのはずーと後になってからだった) 明朝の台風の接近を考えるとテントを張るのは躊躇されたので、どこかでバンガローを借りよう・・・と結論に達し、 進行方向にあるキャンプ場へ片っ端から電話を掛けるが、この天候では誰も考えることは同じで空いているはずもない。 |
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ツイてるねノってるね |
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| 最後に、岩内の自然村に1つだけ空きを見つけた・・ツイてる・・・・んん???だけど 岩内って、どこ?? 地図で調べると、帯広から下へ約30Km。ちょっと遠回りになるが、まあいいっしょ。 途中で、食材を買出し・・当然"クラッシック"(北海道限定のビール)もゲットして宿泊地へ向かった。 ワイパーを全速で動かしてもわずかの視界しか与えてくれない雨と、轍に溜まった水でボディの下を洗車しながらの走行はとてつもなく長く感じた。 現地では、親切な管理人が待っていてくれた。バンガローはそんなに広くはないものの、 屋根と電灯があるだけ良しとしよう。何しろ1棟500円なのだ。"0"が一つ足りないのでは・・と思うくらいだ。 もっとも、あと1つ”0”がついていたら、借りなかっただろう(笑) 簡単に荷物を運び入れて電灯のスイッチを入れると・・点かない・・ということは電気が使えない・・ |
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| ・ ・ ・ 「暗くなったらどうするんですか?」 「夜になったら寝るんです。」 「じゃ炊事とか、トイレとかは?」 「ランプがあります。」 「テレビはどうするんですか?」 「テレビは見ません。」 「じゃ、冷蔵庫とかは?」 「そんなもんより、外の方がよっぽど冷えます」(ウソ) ・ ・ |
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| と、言うような会話が交わされた・・・かどうかは知らないが(笑) "不運"なことに故障しているようだ。僕は故障に対していくつかの可能性を考えたが、途中の断線だろうと、判断して管理棟へ訴えた。 が、管理人は単に球切れと診断して新しい球と交換してくれた。・・・点くはずもなかった。 どうせ車内から電源を引くつもりだったのでどっちでもよかったのだが、不憫に思った管理人さんは大きな本棟の休憩室を開放してくれた。 屋内の炊事場とトイレが使え、14畳の畳の間は照明、コンセント付。もちろん料金は据え置きのまま。 これで不満なわけがない。雨音は本棟の大きな屋根が遮り、台風はどこを通るかなんて そんなことは全然知らなかった。 |
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