体育館の周囲


訪問日 : '01.05.25

訪問者 :  姉妹



 仙台市体育館の入口のすぐ右側。特に時計などの様子が、8巻70ページの、三井が中学MVPをとった試合の体育館の様子とそっくりですね。
 このときは、私たちが法事のため帰省する途中に、まだ仙台市体育館を見たことがなかった妹と2人で寄ったのですが、この日は翌日から行われる「障害者スポーツ大会リハーサル大会」の準備(^^)が行われていて、テントが張られていました。このため体育館は貸し切り扱いになっていて、この日は残念ながら体育館の中には入れなかったです。
 こちらは上の写真の体育館部分のアップですが、8巻162ページの三井の高校1年時の回想シーンの背景の体育館と比べてみてください。
(実際には、コミックスではこの反対側の、階段がある側からのアングルが描かれています)

 それにしても、井上先生の仕事場や出身地からも遠く離れた仙台市体育館が、
これだけモデルとして多用されたというのはいったいどうしてなのかなあ?、と思っていたのですが、姉の部屋をご覧いただいた長町南のベアさんこの仙台市体育館等でバスケットのご指導をなさっていらっしゃっていて、息子さんも、強豪仙台高校出身で大学でも四年のとき大学選抜の全国大会で東北選抜を優勝に導きMVPをとられているそうです !(@o@)!) より、「井上先生は当時行われた宮城でのインターハイを見にいらしたのではないでしょうか?」という情報をいただきました。
 早速調べましたところ、確かに
平成2年(1990年)の夏に宮城でIHが行われています。1990年の夏というと、スラムダンクの連載が同じ年の9月に始まっており、連載開始直前ということになります。その頃にはおそらくもうスラムダンクの新連載が決まっていて、高校バスケットの大会を参考にするために、おそらく井上先生ご自身が仙台までいらして写真をたくさん撮っていかれたのではないかと思います。
 長町南のベアさん、貴重な情報をありがとうございました〜!〜(^^)〜



 余談ですが、桜木軍団の苗字はすべて地名から来ているらしい(「スラムダンクの秘密2」より)ということを考えても、リョータの苗字「宮城」は、おそらく宮城IHの宮城から来ているのではないでしょうか…? 井上先生は、もともと三井については「チームに入れるつもりなんかなかったの。」とお話になっているので、はじめの構想では三井の回想シーンなどはなしで神奈川県予選が始まる予定だったはずで、県予選の前最後に加えたキャラを(結局その後三井が予定外に加わりましたが)「宮城」と名付けたのではないかと思います。







さて、ここまでご覧いただいたコアなSDファンの皆様で、もし、さらによく仙台市体育館のことを理解したい! とお考えの方がいらっしゃいましたら、こちらをクリックしてください。仙台市体育館の平面図が表示されます(^^) 文字が細かいため読み込みに若干時間がかかります。






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