月夜見 宋七彩とお散歩A 〜月夜に躍る・[
 

 

          




 今回の“お仕事”で、ゾロは珍しい対処を二つほど、前以て仕掛けておいた。まず一つ目は、相手の屋敷へ近日参上という予告状を出したこと。“大剣豪”などという大仰な字名をつけたのはマスコミであり、彼自身は…名乗った覚えもなければ、小説や映画の主人公じゃああるまいに“いついつどこへお邪魔しますね”だなんてことを予告したこともない。盗みに入ろうかっていう“お仕事”の前に、何でまた自分の手でそんなハンデを背負わにゃならんのだと、職人として小馬鹿にしていたほどであった彼が。わざわざそんな手を打つからには…それも何かしらのトラップであろうと思われて。そしてもう一つの策は、そんなものが例の金満家のところへ届けられたらしいぞという情報を、豪邸を取材した地元ケーブルテレビの制作スタッフの元へ匿名で密告したこと。


    【もしもし? その情報は信用に足るものでしょうか?】
    【問題の皿をあんたらの番組で見た“大剣豪”が次の標的にと選んだらしいよ。色々と準備しているって話が、その筋で広まってる。俺らの知り合いにも、下準備の仲間にって声をかけられた奴がいるし。】
    【ですが。大剣豪は何かしらの遺恨なり苦恨なりを人々へ持たせた存在や、若しくはあまりに専横なところが目につく権勢家への天誅といった形でしか狙いませんよ?】
    【だからさ、その資産家は、もしかして何か後ろ暗いものを隠し持ってる筋の人間かも知れないってことじゃないのかな。】


 あんたらだってジャーナリストの端くれなんだろ? もっと深く推察して考えなきゃよと。ちょっと小馬鹿にするよな言い方をされて、担当者がムッとし、ならば調べてやろうじゃないかと探ったところが…いかにも慣れない素人の取材だったため、相手を怒らせてしまって接触が侭ならなくなった。それどころか、富豪が予告状を受け取っていたことを、警察より先に知っていたことを“怪しい”と疑われたほどで、
『これじゃあ、せっかくの独占特ダネなのに手も足も出ない』
 とほほんと嘆いていたところへ、

  『…だったら、これ、使いませんか?』

 別の取材班にバイトで来ているというADくんがスタッフたちに差し出したのが、追跡カメラたらいう機器で。広げた手のひらへ乗った黄金虫みたいな数個のそれらは、もう一方の手で指をパチンと鳴らすとふわりと宙に浮いて、彼の手のひらの上を無音のままグルグルと回って飛んで見せ、スタッフの若い衆たちに“おおっ”という歓声を上げさせ、
『SF映画に出て来る昆虫型のものとかみたいに、自分で考えて細かい臨機応変を利かせるような真似は出来ませんけど。』
 専用のGPS対応のICタグを取りつけたものをそれが放ってる電波を追って捜し出し、その対象をほぼ永久的に追跡することが可能な、超小形太陽電池内蔵の優れもので、
『ここだけの話、交通局で駐車違反車を追うのに試験的に使ってるそうですし、先々では車種別のコードを作っておいて、自家車1台1台にも登録の際にタグを義務づけるって方向へ持ってって、様々な事故や違反へ対応出来るようにするって計画も準備中だとか。』
『…ICタグを埋めるのなら、それを直に追わなくたって、それこそGPSで位置は割り出せるでしょうに。』
『追跡となったら? 盗難車だとか強盗が乗って逃げた車。轢き逃げ犯への迅速な対処にってことになると、今の今どこを走っているのかっていうリアルタイムでの“追跡”も必要でしょう?』
 成程ねぇと。スタッフは元より、タレ込みの件を聞き込みに来ていた警察の人にも感心されてしまった。という訳で、ICタグを問題の大皿の裏、糸底の陰に張り付けて、万が一にも盗まれたなら追えるようにと手を打ったものの、

  『何だ? その、盗まれることを前提にした作戦はっ。』

 これまたどういう訳だか、もっと都心にある“本庁”の偉いさんの耳に、こんな片田舎の現場の取った“ハイカラな処置”が素早く届いたらしくって。そんなこんながあったがために、前章でTVクルーたちが凹んでいたように…怪盗が指定した犯行当日という正に“土壇場”になってから、彼らと、この優れものの“追跡カメラ”は協力出来ないことになってしまったのだそうで。

  「なんかサ、色々と目まぐるしかったよな。」
  「ああ。ウチへの密告があってから、
   日を追うごとどころか半日単位くらいで、
   新しい展開になっては引っ繰り返されてって感じでサ。」

 だからこそ、翻弄され切ってた間はついつい…注意力なり洞察力なりが散漫にされてもいた彼らであり。なかなかの性能を見せている追跡カメラを持ち込んだ、金髪のハンサムバイトのADくんが…女性スタッフたちに受けが良かったという印象だけを残していつの間にか辞めていたことや、そんな彼がカメラに関してを説明していた丁度その時に警察が聞き込みに来たというあまりにものタイミングの良さ。TV局なんてものが参加するとは外聞が悪い…もとえ、前例になっては後々で示しがつかないっとばかり、協力へのお断りを入れた上で、それだけに留まらず…本格的な捜査本部を立ち上げるべく、都心の本庁からわざわざ格上の担当官がやって来たりもしたのは。実は…広域捜査課の凄腕警部たちが行きつけのバーにヘルプで入ってたオレンジの髪の美人ちゃんが、現在 何かに胎動中らしき“大剣豪”のことをさんざん褒めちぎったのにムッとしてのことらしいとか。関わった人々が持つ全ての情報を突き合わせたなら、


  ……… っていうけど、何ぁ〜んか 変じゃなぁ〜い?
(笑)


 とばかり。何かしら不自然なほど見事に噛み合っている全ての“間の良さ”へ、故意とか人的誘導とか、その筋で“誰かの意志”と呼ぶ思惑が挟まっているのじゃなかろうか?と、気づいた人が何人も出たかもしれない。でもでも実際はといえば。目まぐるしさに翻弄された人々の全てに、あまりにも時間的な余裕がなかった、だから。多くの部下を駆け回らせて、高い位置から全体を見渡す役どころの“統合本部長”でさえ、都合の良すぎる話運びに流されている自分たちだという事実にさえ気づかぬまま、怪盗が予告した“真夜中まで1時間前”という時間帯を迎えてしまい、


   ――― じりりりりりりりりりり……………。


 これを素早く音読するのは、舌が疲れて大変だぞというほどの“り”を沢山連ねて。
こらこら 収蔵庫に誰ぞが忍び込んで床を踏めば、羽根のように軽かろうとすかさず反応して鳴るぞという警報機が、ここぞという勢いでけたたましくも鳴り響いた。心配だから抱えて寝ると言い出したほどのご当主が、警備担当の責任者である警部さんと待機していた客間へも、その大音響は十分に届き、

  「ややや、大扉どころか、中の金庫までが開いているぞっ。」
  「そんな馬鹿なっ! ついさっき確認したばかりだぞ?」

 鍵がかかっているかどうかに関しては、コンピューターに連動しているセンサーや監視用カメラの映像だけに頼るのではなく、わざわざここまで足を運んで、この手でがっつりとした手ごたえを確かめたのに? ご当主殿と一緒に泡を食って駆けつけて、そんな馬鹿なと金つぼまなこを限界まで見開いてグリグリと蠢
うごめかしている警部様へ、
「…確認、ですか?」
 扉前に通じる廊下に待機していた警察官が…怪訝そうな声を出す。
「そうだっ。お前もさっき、ワシが此処を通った時に会釈したろうが。」
「いえ…あの、さっきって何時でしょうか?」

  ――― あれれぇ?

「何を寝ぼけたことを……………、っ。」
 話の辻褄が合わないのは何故か? そこに綾の糸口を見つけて、ハッとした警部さんとご当主様が顔を見合わせ、古風な洋館風という作りであるがゆえ、長さが馬鹿にならないその上、ムーディにも間接照明だけで灯された薄暗い廊下を少しほど戻ってみれば。1つ手前の角を早々と曲がってしまって進んだならばその先にあるという、別の廊下の奥向きに…安物舞台装置の書き割り風大扉が佇んでおり。

  「やられたっ!」

 何をどう勘違いしたやら…恐らくは、別の書き割り壁で本来の曲がり角までをさりげなく塞いだその上で、警察官に化けた男が立っているのが行く手に見えたので、この角で正しいのだという錯覚をさせての誘導でもって、こちらの偽の扉へと運ばされた自分たちだったらしくって。
「だとしても、数時間とは余裕もなかった筈なのにっ。」
 相手はそれだけ腕の立つ怪盗なんですよと、現場の警官たちが少々呆れ気味に本庁から来た警部さんへと進言申し上げ、
「ですが、逃走の際に、気が緩んだか警報装置に触れてしまったのでしょう。」
 せっかく慎重に周到に運んだつもりでも、肝心な脱出のタイミングを我らに知らせてしまったという失態はかなりのハンデとなりましょう、まだ遠くには逃げ切れていないはず、
「さぁさ、追いましょうぞ。」
「おうさっ!」
 家宝を奪われてなるものかと、富豪も直々同行して、深夜の怪盗追跡劇はその幕を開いたのであった。





            ◇



 さて。そんなこんなで、テレビ局側の小型高性能の暗視カメラを搭載した追跡カメラマシンが、音もなく滑空し追尾してくるのを引き連れて。怪盗さんは軽快な逃げ足で、ビルの屋上やらその壁に取りつけられた看板の縁などなどを、スパイダーマンもかくやという超人的な跳躍も挟んでという、信じ難い神業を披露しつつの移動中。

  「それにしても…。」
  「凄げぇよなぁ、大剣豪。」

 月の綺麗な晩だから、ビルの陰やら隙間やらから姿がちらりと見えればその都度、屈強精悍に鍛え抜かれた肢体や俊敏な動き、何より本人そのものの姿が蒼い月光を浴びてくっきりと、カメラが収録中の画面へと収まっている。さすがにあまりに近づき過ぎると不審に思われ叩き落とされる危険もあるのでと、適当な距離を保っての追跡ではあるものの、数mは離れているような距離や高さでさえ物ともせずに、ひょいひょいとかなりの加速に乗ってすっ飛んでゆく豪快さは、たいそうリアルに伝わって。

  「こんなとんでもない怪盗だったとはなぁ。」

 その名前こそ英雄のそれのように囁かれ続けている義賊さんだが、肉眼で見つつ追った人というのは、実はそうはいない。何たって事件が起こるのは真夜中が大半だし、予告状なんてもの、今回の“例外”以外はまず出さないのだから出没の予測も立てようがないし。かてて加えて、事件が起これば非常線が張られるとあっては、その至近にまでなんて近づきようがなくて。よって、警察関係者や 襲撃を受けた会社や何やに詰めていた警備員などの目撃談でしか、一般の人には知りようがなかった彼の活躍やその勇姿であり、

  「もっと渋くて地味かと思ってたんだがな。」
  「馬鹿だなぁ。そんなで今時のハイテクな警備を突破出来るかよ。」

 軽口を叩きつつも目線はモニターから離せないまま。勤め先こそ地方の小さなケーブルテレビ局ではあれ、今回の解析スタッフに割り振られたほどには一応“映像のプロ”な筈なのにね。まるでアクション映画やアミューズメントパークのアトラクションを観ているかのような感覚に襲われているからで。正にエンターテイメント並みの見世物を体感しているような迫力と、これが紛れもなく“本物”であるということ…娯楽目的や実は安全を考慮されまくっているんですよな代物ではなく、ピストル構えて威嚇射撃なんて事だって辞さないだろう警察に追われている、正真正銘、本物の“チェイス”なんだという事実が、観ている者の気分を知らず高揚させるらしくって。…アメリカでハイウェイパトロールと犯人のカーチェイスを中継する報道番組の視聴率が物凄いのも、そんなせいなんでしょうね、きっと。紛れもなく本気の本物。たった今盗んできた獲物の大皿を小脇に抱えて、追っ手の追跡から颯爽と逃亡を続けている大怪盗。その生の姿とスリリングな逃走を、彼も気づかぬ闇の中からこそりと盗み見ている自分たち。何だか女性の着替えシーンよりもドキドキすると、よく判らない例えを若いADが持ち出せば、あんなスカーフなんぞで顔を隠しているとはな、結構時代がかった すかした野郎じゃないかと、古株の音声さんが苦笑する。
「古い皿って、結構重いんですよね。」
 土の成分が違うのか、今時のは工夫がなされているからか。洋食器に慣れた手に、骨董品の和食器や中国の逸品は結構重く感じられ、
「あんな重いの、よく担げますよね。」
 こうして見る分には十分鍛えられたいい体つきをしてはいるが、片手が塞がるだけでも不利だろにと。そういう意味でも感心する。
「ネズミ小僧も千両箱を抱えて屋根の上を走ったって言うじゃないか。」
「馬鹿だな、あれは…。」
「フィクションだからですか?」
「いや、そうじゃなくってだな。」
 古株さんが、宥めるように言ってやる。
「ネズミ小僧が活躍した頃ってのはな、不況だったから貨幣は随分と質が落ちてたらしい。」
 だから、千両箱と言っても随分と軽かったって話だよと、苦笑混じりに説明してやっていると、

  「おやっさん、あれ…。」

 画面を指差して、若いのが声を張った。軽快に逃げ回っていた怪盗“大剣豪”だったが、人気のない公園、いや、どこぞのオフィスビル前の植え込みあたりへいつの間にやら舞い降りて、その足を止めている。休憩なのか、それにしてはちょいと苛立ってウロウロきょろきょろと落ち着きがなく。追っ手が絶えないことへか、どうにも機嫌が悪い模様。
「そりゃあ落ち着けはしなかろうさ。」
 追っ手に追われるのは慣れてるだろうに。というか、どうしていつまでもこの界隈ばかりを行ったり来たりしている彼なのか。
「…もしかして。こっちのカメラに気づいているのかな。」
「何だって?」
「だって、アジトを知られたくないから、いつまでも撒こうって動きをやめない訳でしょう?」
「それは、そうかもしれないが…。」
 だが、こっちの追跡カメラは、この真っ暗な夜陰の中ではそう簡単には見定められないくらい離れて飛んでいるのに?

  「…あ。」

 タグに気づいたか、それとも追跡マシンの気配に気づいたか。なかなか振り切れないのへ業を煮やした怪盗は、皿を何度も眺め回してから、スカーフからわずかに見えていた眉をちょいと寄せると………。なんと、そこいらの植え込みの上へほいと無造作において、そのまま闇の中へ駆け去ってしまったのだ。


  「………どういうことだ?」
  「さあ…。」


 キツネにつままれたようなというのは、こういう気持ちを指すのだろうか。自分たちの監視がばれたとは思えないながら、だが、あまりに呆気なく。その、無音ながらも華やかな“追跡劇”は、やはり音もなくあっさりと、終止符を打ってしまったのだった。








            ◇



 それから。TV局スタッフたちが偽名で通報し、追っ手の警察官が現場まで駆けつけて問題の大皿を発見し、無事に回収されはしたが。その皿にはこんなカードが添えてあり。

  《 至急、鑑別されたし。》

 言われなくとも、ひびでも入っていないかと富豪が専門家に調べてもらったところが。破損箇所は全くないが、
『これ、以前に何かしらの鑑定をお受けになりましたか?』
 専門家の先生から逆に問われた。ぎょっとした富豪が、
『偽物、ですか?』
 青ざめながらそう問うと。
『と言いますか。』
 鑑定した先生は少しばかり困ったような表情になって。

 宋代にはここまでの絵つけの技法はまだありません。釉薬をかけて白い地に焼いた磁器の上へ、様々な色合いの上絵を施して更に焼きつけて完成させる、所謂“赤絵”もしくは“五彩”という技法が中国で完成を見るのは明代になってから。宋の時代はやっと、深みのある白磁や青磁の釉薬が完成し、今世でも有名な彼
の景徳鎮が栄え始めた辺りの頃合いなので。ですから、これがあなたが持ってらしたそのものであっても、宋代と冠したものでこんな種の、特に紅の上絵のここまで鮮やかな彩色皿は存在しない。あなたが信じた箱の上書きがそもそも出鱈目だったということになりますね…と。それは丁寧にそうと指摘され、とんだ赤恥をかいたらしい。


   そして………………。







            ◇



 事後の集合場所とした、港町の場末にあるグリル『バラティエ』には、今回の当日班としての仕事はなかったサンジが、退屈そうにカウンターを磨いていたのだが、
「………お。」
 裏通りから入れる勝手口の戸が開く音がして、
「サンジ、たっだいまっvv」
「お帰り。無事だったようだな。」
「あったぼうよvv」
 作業着姿のままで得意げに笑う弟くんのふかふかな髪を撫でてやり、
「夜食、すぐに暖めるからな。」
「うんっ。………あれ? ゾロは?」
「まだだよ。TVサイドの兄ちゃんたちの撮ってた映像じゃあ、とっくに引き上げたらしいんだがな。」
 電波を横取りしてこちらでも観ていたサンジであったらしく、案外ドジ踏んでやがんのかもなと“くつくつ”笑ったお兄様へ、
「そんな筈ないもんっ!」
 ムキになった坊やの声に続いて、

  「まったくだぜ。あんな鬼ごっこごときで、何でこの俺が捕まらにゃならん。」

 顔から暑苦しかったスカーフを引きはがしつつ、やはり裏口から足音もなく入って来たご本人様。
「ゾロっ!」
 坊やが飛びつこうとするのへ、
「お前、よくもまあこんなもんで飛んだり撥ねたりをやっとったな。」
 その鼻先へと突き出した手で、革製のベルト付き がっちりタイプ腕時計…みたいなものを差し出した。
「タイミングを読み間違うと、肩の関節が抜けかねんぞ、これ。」
「だってゾロはしっかり鍛えてるじゃんか。」
 それに、慣れるまでの練習はずっと見ててやったじゃんよと、叱られるなんて心外らしきお返事を返す。そう…これこそが、今夜の彼の超人的な跳躍による逃走劇をお助けしたアイテムで。釣り道具のリールをひたすら頑丈なそれへと改造した、射出装置付きの鉤爪ワイヤーセット。これで目的のビルの屋上やら看板やら、遠かったり高かったりする移動先へと飛びついては、超人的な移動を繰り広げていたのだが、
「だ〜〜〜っ、こんな無茶は金輪際お断りだ。」
 思わぬ重労働だったと言いたげに、大活躍だった怪盗様、大きく背を伸ばすと、肩をこきこきとほぐして…何だかお父さん臭いぞ、あんた。
(苦笑)


  ――― さあさ、種明かしは次の章にてvv







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  *このシリーズのタイトルの『月夜に躍る』は、
   英文にすると、It jumps at month night.だそうで。
   …いえ別に深い意味はないんですが。
   ここに書くことがなかったもんで、はい。
(苦笑)