*聖☆兄 第12巻発売記念!
やっぱりまたまたしっかりネタばれしまくりの内容ですので。
ご家族、お友達が買ったのを貸してもらう予定だとか、
もう少しお値頃になってから買うからと
まだ読んでない方は、ご自身の判断で読み進めてください。
あと、ネタばれの方向性も
当方仕様で ずんとずんと偏っておりますのでご容赦を。(笑)
*10巻の感想書き散らかしは こちらvv
*11巻の感想書き散らかしは こちらvv
◇◇
待ちに待った新刊が発行と相成りまして、
相変わらずな聖人たちの立川ライフは、
多少は今時の下界に住み慣れたブッダとイエスが
浮世離れしたお仲間たちの言動におろおろする場面も多々ありという
新しい傾向も増えつつも。
それでもやっぱり “おいおい”というツッコミなくしては読み進められない、
勘違いと笑いに満ちた日常聖活が
何とも楽しかった一冊でございましたvv
ペトロさんのロードサイクルへの勧誘篇は
いかにもなお誘いっぷりが
いちいち宗教的な“なんで?”に弾き返されてるのが大笑いでしたね。
そしてここで明らかになったのは、
どんな娯楽もスポーツも、
苦行レベルの負荷のついた代物でないと
ブッダ様の関心は惹かないという恐ろしさ…。
苦行スイッチ系の話を見るたび思うのですが、
中道が一番じゃなかったんでしょうか、ブッダ様。(う〜ん)
続いての“花まつり”伝道活動は、
確かに何でブッダ様の誕生日がこうも普及してないのか、
天部としては反省もしましょうが。
…その方向性が相変わらずに凄まじかったですね。(笑)
「私としては、花御堂で祝ってあげられてたのは嬉しかったけどね。」
「…ウチの立川駅前広場にも 次の春は作ろうとか構えないでね。」
「……。」
原作様に勝てるわけないでしょうと、
場外からもーりんも口添えしたりして。(こらこら)
カットサロンへのいざない篇では、
“カットハウス・ブッダ様”で間に合わせてなかったの?と、
ちょいと不審を覚えちゃいましたね。
「そうだよね。ブッダのハサミ捌きは絶妙だしvv」
「でも、3日で元通りになってたとは知らなかったよ。」
そうならそうで、やっぱりちょっと引っ掛かるんだけどと、
特に他意はなく聞かれたもんだから、
「違うって、
本誌のあれは あまりの損傷だったんで復活機能が働いたというか…」
ブッダの優しい手で構ってもらえなくなったらヤダよぉと、
頑張ってフォローに励むうちのイエス様だと思われますvv
ただ、そういう言い方だと、
失敗したとはいえ手掛けて下さった方々の方へ失礼かもしれないが。
…あれでは仕方ないかなぁ?(おいおい)
そして、オシャレなヨハネちゃん、人間世界のお笑いにも詳しいとは意外だ。
またまた瞑想モードに入ったブッダ様へ、
運動不足をどうこうと持ってくとブーメランが返って来そうだったとはいえ、
びくとも動かないのはやっぱり体に悪いよと、
何でああも熱心に諭していたイエス様なのか。
「構ってくれなきゃ寂しいよぉと、素直に言っちゃえばいいのにねvv」
「言われたら言われたで、リアクションに困るでしょうが。////////」
すいません、ウチのお二人だとこうなります。
二コーっと笑顔全開で臆面もなく言い放ってしまうイエス様だと思われます。
つか、ウチの二人だと もはや親友以上の間柄だから
一緒にしちゃあいけないのでしょうけれど。
「でもって、シバゴ先生って怖すぎるんだけど。」
「うう。」
「しかも、結構油断してか、お風呂に入ったまま寝てたりしたの?」
「いやあの、えっとね?」
そういや、ブッダ様の教えに陶酔するあまり、
背中の腫瘍の手術されてても気がつかなかった人というのもいましたね。
あれとは趣旨も施術者も違うんでしょうから、
「私 時々、
なんでキミと同じ時代に生まれなかったのか、すごく悔しくなるんだけど。」
「いえす〜。///////」
いくら歯がゆくとも、それは言っちゃあいけないよと
こういう時だけ無駄に凛々しくも険しいお顔になる伴侶様へ、
誰へのどういう憤懣かが判るだけに、
案じてくれるのは嬉しいがと複雑な胸中になるブッダ様だったりし。(苦笑)
星観に行こうというお出掛けのお話は、秋のお題だったと思うのですが。
「ウチでは頻繁に出かけているから、
本誌様でも扱おうとは思わなかったね。」
「というか、
あんなにもいっぱいのネタがあれやこれやと掘り出されようとは…。」
立川も賑やかなところらしいからそんなに星は見えない設定だったのですね。
ウチだと住宅街だから結構見えてる設定だったんで、
流星群だの月食だの、天体ショーのたびに出かけてましたしね。
星が激減しているとパニック起こすイエス様が
天然過ぎて可愛すぎましたvv
キューピッドさんが相変わらずつれないのは仕様と割り切るとして、
オリュンポスサイドの皆様が
何でああも“やらかした伝説”で天に描かれているのかという解釈は、
斬新だったというか、そういう解釈もありかと吹いてしまいましたよ。(笑)
確かになぁ、ゼウス様の女好き逸話とか多すぎだし、
主神なのに ちっとも崇拝されてなくないか?
「逸話がいちいち人間臭いのがギリシャ神話だとはいえ…。」
「古代の偉い人たちは、妻や側室が何人もいたからそっちへもってけば…。」
それはともかく。
後半の段にて、夢の島が縄張りだと登場なさった悪魔サイドの顔ぶれが、
やっぱりどこか親切なのが…元は天使だった由縁でしょうか、ルシファーさん。
ああ、早くパンの話を書き上げないとと、
こっちの事情なことまでも思い出してしまった世話焼きな一団でございました。
(そして、サーリプッタさん、もはや迷惑キャラでしかなくなってませんか?)
(浄土サイドの数少ない頼れるキャラだったはずなのに…。) 笑
イケアもあるとは、やっぱり立川って繁華街なんですね。
というか、大きな市なので
緑多き風致地区もあれば、にぎやかな商業区もあるってことなんでしょうが。
小田原と言えば提灯しか浮かばない関西人には、
なかなかそこまで思いが至らないもので失礼してました。
兵庫県民なのに大阪の人と言われると ちょっと訂正入れたくなりますものね。
(何の話や。)
そんなイケアに、でもでも足を運びたくなかったブッダ様、
業務用スーパーやコストコも絶対に行ってはならぬ地と禁苑扱いしてそうですね。
お値打ちだと思わせて、実は無駄なものを手に取らせてしまう誘惑の苑とか
そういう警戒から近づけなかったという辺り。
「そうなんですよ、
業務スーパーもコストコとやらも
大人数でシェアする前提で行ったとて、
趣味嗜好が重なってないと要らないものまで買わされる羽目になるし、
頭数次第ではちっともお安くならない商品もあるし、(個人的な意見です…)
何より大きい冷凍スペースがあるご家庭じゃないと買い置きなんてそもそも無理だし。」
「…ブロック肉とかかぶらないものね、ウチは。」
北欧神話へのアプローチが、ブッダとイエスとで全く違うのも面白かったvv
そっか、巨人族の奥様が多いのか。
ブッダ様物知りだなぁと感心した後だけに、
ロキと聞いてピンとこないイエス様は、
目の前のことにしか頭を使わない、一点集中型なんだなぁと
あらためて感じ入りましたが (どんだけイエスびいき…)
「……。/////////」
「いやあの、ほら、キミって博愛の人で誰へでも公平だから、
特別扱いしないのがデフォだから、
逆に言えばほとんどの人をお初扱いにしてしまう…というか。」
ブッダ様、落ち込みかかるヨシュア様を掬い上げるのに懸命です。
「誰のせいですかっ 」
わあ、怖いっ! そんなに光らなくたって…。
某様がイチオシだった、
意外や意外で植物からも好かれてしまうブッダ様の災難話では、
「確かにあれは、あの壁ドンはいけません。」
「壁ドンて…。///////」
本誌のイエス様は、
鉢植え相手に何でツンデレ風に告ってるの?とか思ってたらしかったですが、
「さすがは王子だよね、ブッダ。
私の可愛いバンビーノとか素で言ってなかったでしょうね。」
「言ってません。」
それでなくとも、王子時代は黒歴史だって言ってたでしょうが。
リラックスしてなるものかと踏ん張ってたって言ったでしょう?
「それに、今にして思えばあの頑なさもまた罪作りな態度だったかもと、
反省の材料でしかないんですからね。」
「それでもっ。」
やや骨の立ったところが、ウチのブッダ様には愛しくも頼もしい手をぐっと握りしめ、
丸め込まれもせぬままに(おいおい) いやに力説しようとするイエス様で。
「蓄積がなければ、あんな気の利いた言い回しはすらすらと出てこないよ。」
「え?」
「キミったら、私の番の時も時々似たような言い回しとかするじゃない。」
「は、ははははい?////////」
「緊張してない?震えているねとか、私にゆだねてとか〜〜〜もがむが、」
「い、イエス、そういう話はここでは、ね?ね?///////」
………はっ。
し、失礼いたしました。
いつも誤魔化して、もとえ、省略している神仏神の後半部も、
なかなかな展開があるようで
「…もーりんさんっ。///////」
ああ、ごめんごめん。
*一部、某野崎くんの王子様的セリフがありましたこと、
判りにくくてすいませんでした。(笑)
個人的に一番好きなお話は、
靴を買いにとお出掛けする二人のエピソードでして。
久し振りに出て来たサンダルフォンさんも大好きなキャラでしたし、
ブッダに土踏まずがないというくだりで、
踏まれない土が可哀想ってあなた…。
大地という解釈からすれば、
森羅万物の生みの親まで慕わせますかとなるほどの話の大きさですが。
「それが隠れ苦行だったとは…。」
尊い特徴みたいに言いくるめられてたのが口惜しいか、
物凄い形相になってたブッダ様でしたが、
「自転車の巻では苦行スペックがついててこそ魅力みたいな言い方してたのに。」
天部の手のひらの上で転がされてるってのは腹が立つんですよっ
あ、そっかそか…。
実は志向とか趣味嗜好とかいった基本的なところが
相容れない者同士だったのかもしれませんね。
“それはそれで大問題じゃないでしょうか…。”
そして、ピアス店員をまたぞろ新しい舎弟、
もとえ新しい信徒にしてしまった感のあるイエス様。
…あの聖痕てどのくらい一般人に見えてよしとしているんでしょうね。
背中の鞭打ちの跡とか凄惨過ぎて銭湯で引かれてませんか?
それこそ、オーラを薄めるついでに、
痛くは見えないないとケープ効果とか発動させているんでしょうかしら。
「まあ、あんまり凝視する人には、
ブッダが気もそぞろになるほどチェックしてくれてるようだけど♪」
「え?え? いやその・あのあの。/////////」
気がついてないと思ってた?
ううう、それはそれで黙ってるなんて意地悪だよぉ。///////
ごめんたら、落ち込むんじゃないかって思ったのvv
…なんかいきなりお二人の世界に入ってしまわれたので、統括ぽいものを。
ウチの二人は 基本“百合っぷる”系なので、
本誌のお二人がたびたび見せる “キミ大丈夫なの?”と他人行儀になっちゃう距離感が、
物凄く違和感あったのが印象的でしたね。
巻を重ねるのに沿ってというかそれへ重ねてというか
自分の原作様からの隔たりようをまざまざ思い知らされたようでもあり、
ウチはまだ平和な方だと思ってたんだがなぁと、白々しい言い分けなんかしちゃったり。
〜Fine〜 15.11.28.
*このくらい日が経ったらばもういいかと思いましての
新刊への言いたい放題でございましたvv
いやもう、さすがは公式様で、
すっぱり健全かと思えば思わぬ地雷というか
ネットのバナー広告ネタには大受けでしたよ、ええ。
何でああもティーンズをあおるような広告がバンバン出るのか
私も日頃からお部屋によっては迷惑なとか思ってましたし(…私情)
まだまだ話したいことは山ほどですが、
あまりのネタバレも何ですのでこれまでということで…。
めーるふぉーむvv
掲示板&拍手レス

|