「冬ソナ」ロケ地めぐり(笑)!

 今日は今回の旅行の主目的である「冬ソナ」のロケ地となった南怡島(ナミソム)、そして春川(チュンチョン)へのショートトリップの日。行き方やお昼に食べる予定のタッカルビのお店も、すべて旦那がリサーチしておいてくれたので、私は至って気楽なもの。当初は朝食にお粥を食べに行ってその足で出かけようかと思っていたのだが、時間があまりないので、たまにはホテルのレストランで朝食をとってみよう、ということになった。ホテルの朝食ってどこに行っても食べられるようなものばかりでつまらないんだけどね…。と、文句を行っている割にはよく食べた。

朝食は時間がないのでホテルのレストランで
このパンはおいしい! ミックスオムレツを焼いてもらいました
朝からよく食べたなぁ…(笑)

 新羅ホテルの最寄り駅は東大入口(トンデイック)。ここから地下鉄3号線に乗り、鍾路3街(チョンノサムガ)で1号線に乗り換え、清涼里(チョンニャンニ)で下車。4番出口から地上に出て、右の方向へ少し歩くと国鉄の清涼里駅がある。切符売り場で加平(カピョン)までの切符を買う。ソウルナビの掲示板などで得た情報によると、春川行きの電車はすごく混んでいて、特に週末は指定席が取れない可能性もある、とのことだったんだけど、無事、指定席が取れた。改札が始まるまでの間に駅構内の売店でお茶を買い、少し待っていると改札開始。車内はハイキングに行くらしき団体さんでほとんどの座席が埋まっている。そして、彼らはまるで子供の遠足のようにはしゃぎ、お菓子を食べ、ジュースを飲み、素面でよくもここまで盛り上がれるもんだ、と感心させられてしまうくらい元気だった。耳鳴りのしそうな騒音の中、耐えること1時間20分ほどで加平駅に到着。やっとこの喧騒から逃れられる…。

地下鉄1号線の清涼里(チョンニャンニ)駅の
4番出口を出て国鉄の清涼里駅へ
切符売り場で加平(カピョン)までの指定券を
買います
加平までW3200(約310円)です 春川(チュンチョン)行きはゲート1の2番線
から発車します
電車がやってきました 車内はほぼ満席 団体さんが実ににぎやか
で…参りました

 加平駅で下車し、駅からはタクシーで南怡島行きの船の出る船着場へ向かう。船着場までは10分くらいだろうか? 船着場の駐車場には観光バスが並び、かなりの混雑だ。さぞ日本人観光客が多いことと思いきや、そんなことはなく、日本人の姿はほとんど見当たらなかった。(時間的に見て、恐らく既に南怡島観光を終え、春川に向かったものと思われる)それでもこの人出。すし詰め状態の船に乗り、南怡島に渡る。

加平駅に到着しました 加平駅 駅前からタクシーで南怡島(ナミソム)行きの
船着場へ
乗船券はW5000(約485円) こんなポスターが貼ってあります 船のチケット
この船で南怡島にわたります

 ついに、南怡島に上陸! 思わず、旦那と二人して「冬ソナ」のテーマ曲を口ずさみながら(恥ずかしい…)歩く。目指すはもちろん、あの、メタセコイア並木の道。一応案内板やパンフレットもあるんだけれど、ちょっとわかりにくい。とりあえず、人の流れに乗って歩いていくと、「恋歌の家(ドラマカフェ)」発見。ここは撮影時の俳優さんやスタッフ達の休憩所として使われていたのだそうだ。特に飲食をしなくても内部の見学はOK、との情報があったので、中に入ってみると、スナップ写真やポスターが所狭しと貼ってある。サイン色紙ならぬサイン木片も飾ってある。中をひとまわりして写真などを眺めてから店を出て、ついに、メタセコイア並木の道にやってきた。当たり前なんだけど、テレビで見た通りの並木道だ。ほんの1〜200メートルほど?(すみません、距離感のない人なのではっきりわかりません)の短い道だけど、緑が鮮やかで、気持ちいい。ここが撮影場所に選ばれたわけがわかる気がした。まっすぐ歩いていくと湖に突き当たるので、そこから引き返して、次は湖沿いを歩きながら撮影スポットを見て回った。できれば島を1周してみたかったのだけど、あまりの暑さにギブアップ。春川行きの電車の時間のこともあるので(1時間に1本程度です)、そろそろ駅に戻ることにした。

南怡島に着きました
こんな遊び場もあったりして 恋歌之家(ドラマカフェ)
店内には撮影時のスナップ写真がたくさん
ペ・ヨンジュンのサインです こんなところ(動物の檻?)にも写真が
いっぱい
メタセコイアの並木道
ユジンとチュンサンが手をつないで上を歩いた
事故死したチュンサンに同級生たちが別れを
告げた場所
雪だるま…といえば ユジンとチュンサンのファーストキスのシーン
で使われたベンチです
別の角度から

 結構きわどいタイミングで13時54分発の春川行きに乗ることができた。加平から春川までは30分程度の道のりなので、あっという間に到着。「電車が混む」という情報がどうしても気になったので、帰りの指定券を買ってから街に出ることにした。(そんなに時間は要らないだろう、と少し早めの電車の指定券を買ったのだが、後になって「1本後でよかったかも…」と後悔することになった)

 とにかく、お腹がすいていたのでタッカルビを食べに行こう、とタッカルビ横丁までタクシーで行くことにした。タクシーに乗るや否や運転手さんは観光地図を取り出し、「冬ソナ」ロケ地ツアーはどうだ、と勧められた。「昼食がまだだから」と言っても結構しつこく食い下がってきたけれど、却下。明洞界隈で車を降ろしてもらった。昼食が済んでいれば悪い話じゃなかったんだけどね…。タッカルビ横丁では旦那がリサーチした「明洞1番地タッカルビ・マッグクス」というお店へ。席に案内されると、小さなエプロンが手渡される。ビールとタッカルビ2人前を注文し、お店の人に目の前で調理してもらう。いいにおいがして、見るからにおいしそうだ。できあがりをさっそくひとくち。…うまいっっっ!!! 辛さの加減もちょうどいい。最後はご飯を入れてもらって完食。今までソウルではあまり食べ物ではずしたことはないけれど、これは1、2を争う美味だったかもしれない…。

 この後時間があれば他のロケ地を見に行きたかったのだけど、時間がない。仕方ないので、明洞通り界隈を少し歩いて、タクシーで春川駅に戻った。電車は空いていた。…こんなことなら指定券を買っておくんじゃなかったかも… まあ、おいしいタッカルビにも出会えたことだし、また次の機会を狙ってもいいかもしれない。

加平から春川(チュンチョン)行きの切符
(W2500・約240円)
30分ほどで春川駅に到着
放送部の仲間たちでキャンプに行った時の
待ち合わせ場所
駅前の観光案内所で日本語の冬ソナ撮影地
ガイドがもらえますよ!
タッカルビ横丁 「明洞1番地タッカルビ・マッグクス」という
お店
タッカルビのできあがり! これがめちゃくちゃ
おいしいんです〜!!
最後はご飯を混ぜてしめ!ビール2本とこれだ
け食べてW30000(約2910円)
クリスマスの夜にユジンとチュンサンが待ち
合わせをした通り
ユジンのお母さんのお店のある市場
アイスクリームを食べて休憩

 一日中歩き回って疲れたことと、なんといっても変な時間にタッカルビをお腹いっぱい食べてしまったので、ホテルに戻ってしばし休憩。夜10時ごろになって小腹が空いてきたので、晩ご飯を食べに行こうか、ということになったのだが、この時間に開いているところはそんなに多くはない。それなら、とPCをネットに繋いで、ソウルナビで夜遅くまで営業しているお店をリサーチ。その結果、南大門市場の方に24時間営業のお店、しかも、食べてみたかった冷麺(ネンミョン)やソルロンタンもメニューにあるらしい。よし、決めた! とまた地下鉄に乗って南大門市場へ向かった。お店の場所は会賢(フェヒョン)駅から歩いてすぐ。ハングル語のメニューしかないため、旦那に解読してもらってソルロンタンとネンミョンを注文した。このソルロンタンがめちゃうま。ネンミョンはスープがおいしくて、思わずスープまで残さず食べてしまった。また1軒、安くておいしいお店を見つけた! ここも通ってしまいそうだ…。

晩ご飯は24時間営業の「ウォンイルブンシッ」
というお店で
なんだかアットホームなお店です
ソルロンタン(W5000・約485円)は
めちゃうま!
ネンミョン(W4500・約435円)もうまい!

 ちょうどお店の正面あたりにまだ営業しているお店があった。そこで韓国のりをたくさん買いこんでホテルに戻った。ホテルに着いた頃には時計は12時を回っていた。明日はもう帰国だ。お粥を食べずに帰るのは心残りなので、明日も頑張って少し早起きだ!




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