日帰り温泉紀行  インチキ山屋の温泉体感記
 ★File.028★
    信州・早太郎温泉

2003年08月23日
早太郎温泉 「こまくさの湯」
▼場所・温泉名・・・長野県・駒ヶ根市/早太郎温泉
▼泉質・・・・・・・・・・アルカリ性単純泉
            (PH 8.5 , 泉温 27.2℃)
▼料金・・・・・・・・・500円(子供300円、幼児0円)、1日
▼入浴場・・・・・・内風呂、露天風呂、薬湯(ハーブ)、
          泡風呂、水風呂、サウナ
▼п@: 0265-81-8100
    http://www.komakusanoyu.com/

    中央アルプス・木曽駒ヶ岳の麓、南信州・駒ヶ根高原に、平成8年に湧出された新しい温
  泉。地元に古くから伝わる伝説の霊犬「早太郎」にあやかって命名された。13軒あまりの温泉
  施設があるが、日帰り専用施設はここだけらしい。この地は高台に位置し、遠く南アルプスも
  望めるので、景観の良さが最大のウリであろう。両アルプスの雄、二大駒ヶ岳を眺望できるの
  にちなんで、二つの(男女別の)浴場に「東駒の湯」, 「西駒の湯」と名づけて、1ヶ月交代で男女
  を交代して運用しているそうだ。
  ロビー、売店、食堂、大休憩室(畳敷き、複数)、と揃っている。鍵付き無料ロッカー、シャンプ
  ー・ソープ、ドライヤー備付。西駒『木曽駒ヶ岳』、山登りの後に利用した。 

●COMMENT
これまた、恵まれた景観の素晴らしい場所である。温泉自体は、沸か
し湯の循環濾過式と思われ、極ありふれたもので特筆すべきものは
ない。しかし、まだ新しい施設全体は広々として、きれいに整備されて
おり快適であった。この地の名物、「ソースカツ丼」や、地ビール、高
原牛乳&コーヒー牛乳(瓶入り)などの地元産の食材を扱った食事処
も美味しくて良かった。
この日の風呂場は男湯が「東駒の湯」の方で、露天からは南アルプ
ス方面の展望ができた。また、露天の外壁側には南アの主な山岳シ
ルエットを石板彫刻で、モニュメントとして再現してあった。やや芸術
的だし、凝っていて良いのではあるが、それよりも露天風呂の面積を
もう少し広くする方が重要だと思う。それから、露天の屋根(ひさし?)
は、一部に掛かるのは良いが、全部に掛かっていたのでは全く意味
がない。休憩室や食堂では、空間も広く取っていて良かっただけに、
この風呂の狭さはとっても残念でならない。
コマクサが、本当に咲いていた。
登ってきた木曽駒ヶ岳を見ながらの露天風呂は、とても贅沢な気分。
疲れを満足感に変化させてくれる。が、確かにちょっと狭いか‥‥。
食事処で、名物のソースカツ丼を食べた。ボリュームがあって、おいし
かった。
休憩所は広かった。時間が早かったので、空いていてとても良かった。
今回は、早め早めの行動で、全てがうまく行ったって感じ。
露天では、近くで、きれいにデッかく山が見えた。
でも、すごく狭くて、ハーブ湯なんかは、ちょっと汚れていた。
だけど、ちゃんとコマクサが生えていたから、まあ良し。
                              (小6)

 


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