日帰り温泉紀行  インチキ山屋の温泉体感記
 ★File.036★
    秩父・大滝温泉

2004年04月25日
大滝温泉・遊湯館「三峰神の湯」
▼場所・温泉名・・・埼玉県秩父郡大滝村/大滝温泉
▼泉質・・・・・・・・ナトリウム・塩化物温泉 (32.5℃)

▼料金・・・・・・・・・ 600円 (子供300円)/3時間
▼入浴場・・・・・・檜風呂(1階)、岩風呂(地下1階)
               
▼п@: 0494-55-0126
         http://www.chichibu.co.jp/~otaki/

   埼玉の秩父から山梨県へと至る国道140号線は、彩甲斐街道とも呼ばれる。その道の奥秩
  父に温泉の名がついた「道の駅」がある。ここには、日帰り温泉施設の「遊湯館(ゆうゆかん)」
  と、食事処の「郷路館(ごうろかん)」、特産品販売センター、宿泊施設などが集まっている。遊
  湯館には露天風呂はないが、ここの源泉はNa,Cl,炭酸水素,メタホウ酸などの各イオン成分の
  含量が極めて高いのが特徴。男女とも1階がやや広い「檜風呂」、地下に少々狭い「岩風呂」
  があり、内側からも階段でつながっているので行き来は自由。檜風呂の大窓からは、荒川源
  流と四季折々の自然の景観が眺められる。シャンプー・石鹸は備え付け、ロッカーは大きめの
  貴重品用のみ鍵付き。畳敷きの休憩室が大と中で2箇所。個室も用意されている(別料金)。セ
  ルフサービスの簡単な食事処が付帯する。
  04シーズン初の山登り「妙法ヶ岳」の後に、立ち寄った。

  ●COMMENT
温泉に含まれているイオン成分の量が、日本の温泉平均量より多いとの事
で、1kg中に 草津で1640mg、伊香保 1408mg、石和 276mg に対して、ここは
5347mgもあると、HPやパンフで盛んに強調して宣伝されていた。しかし、当方
とすればそんな事はどうでもいい。湯治の効果(温泉の効能)についても、それ
は継続して何度も訪れて専念しなければ無理。おそらく大多数の人は、要す
るに施設や景観も含めて、総合して気持ちがいいかどうかである。自分として
の基本は、やはり源泉掛け流しの露天風呂である。残念ながらここ、その何
れにも満足できなかった。加熱循環ろ過式の室内風呂は、ハッキリ言ってス
ーパー銭湯と同じ。窓の外の景色は綺麗だったが、開放感がないので感激も
薄い。休憩室は喫煙可と禁煙で2箇所に分けられていたが、優先は(いまだ
に)喫煙のようであり、禁煙の方は狭く食事処からも遠い。自分も(迷惑な)喫
煙者のひとりだが、これは時代錯誤というもの。経営者の質が問われる。食
事処は敢えて利用せず、隣の施設「郷路館」にて、地元の手打ちソバを食べ
た。今回は、ちょっと厳しかったカナ !?
浴槽の縁取りのみで「檜風呂」と呼ぶのは、期待させておいてガッカリさせる
ので、やめておいた方がいい。その「檜風呂」、それなりに気持ちよかったの
だが、もうひとつの「岩風呂」の方は、タバコの煙の臭いがするという最悪の
空気 !! 、どうして??お風呂でくつろぐどころか、すぐに逃げ出したくなるほど不
快 !!この事を、「遊湯館」の人は 御存知だろうか!? 空調の配管でも、イカレ
ているのか ?せっかく泉質が良いのに、それを台無しにしてしまっているの
が、まったく残念です。
休憩所が狭かったと思う。カラオケがあったが、物好きな人は歌うのかなあ?
でも、寝ている人とかに迷惑だと思う。だから、やめたほうがいい。(誰も歌っ
てなかったけどね。)お風呂は、上が「檜風呂」で、下が「岩風呂」。 「檜風呂」
は、まわりの縁のところが檜で出来ているだけで、ただのお風呂 (怒) 洗い
場も、混んでいたら ちょっと少ないかなあ〜って、感じ。「岩風呂」は、空気が
タバコ臭かったから、すぐにやめた。 スモーカーなら特に気にしないんだろう
けど、アレはちょっとマズイんじゃないかなあ。露天もないし、ちょお〜っとー、
キビスィ〜かなぁ〜!! ところで、さっき山登りの後に食べた「山女(やまめ)の
塩焼き」、うまかったぁ〜 !!!                         (中1)

                 


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