日帰り温泉紀行  インチキ山屋の温泉体感記
 ★File.068★
    
あだたら高原・岳温泉

2012年10月14日
あだたら高原・岳温泉 「岳の湯」

▼場所・温泉名・・・福島県 二本松市/岳温泉
▼泉質・・・・・・・・・・単純酸性泉
          (源泉: 51℃・乳白色, pH2.5)

▼料金・・・・・・・・ 300円 (子供 150円)
▼入浴場・・・・・・大浴場のみ
          素泊まり宿泊施設あり (3500円)
          
▼℡ :   0243-24-2139
 

      安達太良山の麓、二本松市にある温泉街 「岳温泉」。源泉は安達太良連峰の「鉄山」
   の下にあり、通年営業の温泉付き山小屋 「くろがね小屋」で入れる温泉と同じものだ。
   約10kmの距離を引き湯して、分配している。
    その温泉街の入口にある「岳の湯」は、原点でもあり共同浴場的存在の老舗施設。
   外観は何かの商店のようで、「ゆ」のしるしが無ければ一見では判りづらい。
   日帰り入浴の他に、素泊まりの宿泊施設も兼ねている。料金はいずれも格安。
   その代わり、シャンプー等の備え付けはなく、脱衣所も無法地帯。貴重品用のロッカーが
   あるのみ。専用駐車場はないが、すぐ近くに無料の公共Pがある。
   
●COMMENT
温泉そのものについては、申し分なく、基本的に "源泉かけ流し" の本格的な
ものだ。強酸性で硫黄臭があり、いわゆる 「温泉らしい温泉」である。乳白色で
あるのもいい(笑)。源泉の温度もちょうど良く、長い距離を引湯しても何も手を
加えることはない。これが本当の「天然温泉」でしょう !!
肌もすべすべとなり、湯から出ても体の芯まで温まっているので、いつまでも温
もりが持続していた。
ただ施設としては… まあ、割り切るしかないだろう。単純に入浴のみの銭湯
であるから、何かを期待してはいけない。狭い待ち合いスペースに、自販機が
あるだけで、何もないシンプルな構造だ (笑)。浴槽、洗い場も狭く、混雑時は
順番待ちとなるそうだ。そう、ここは地元の人たちの公衆浴場なのだ。
ちなみに本来ならば、今回の山登り (安達太良山) では、登山口のゴンドラリ
フト乗り場に隣接している「富士急ホテル (奥岳の湯) 」の外来入浴を利用する
つもりであった。 残念ながら、ホテルそのものが、改修工事のために休業中
だったので、やむを得ずこちらを利用した。
う~ん、超残念 !!
大人ひとり300円~
白く濁ったお湯は、本物の温泉だそうで確かにとても体が温まった。
お湯の中で足をマッサージしたら、全く筋肉痛が出る事もなかった。
…温泉効果かも !?
その後、数時間 しばらく体が ほっかほか のままで、とても良いお湯でした。



トップへ

戻る