バーティー問題 町田市長を任意聴取 メール作成関与の可能性 『東京新聞』夕刊（2006.7.8）
資料
■パーティ問題 《（中田）市長は違うといっておられるようですけれど、（北薗）室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです》 大貫のり夫ジャーナル（2006.7.8）
■パーティ問題 横浜市長側近 立件へ 政治資金規正法違反容疑 町田市長、近く聴取 『東京新聞』（2006.7.8）
バーティー問題 町田市長を任意聴取 メール作成関与の可能性 『東京新聞』夕刊（2006.7.8）
横浜市の前港北区長で二月の東京都町田市長選で初当選した石阪丈一市長（五九）側が、選挙前の政治資金パーティーへの参加と献金の取りまとめを依頼する電子メールを横浜市の局区長らに送付していた問題で、神奈川県警は八日午前、石阪市長の任意聴取を始めた。県警は、メール作成に石阪市長が何らかの形でかかわったとみており、石阪市長本人に説明を求め、政治資金規正法違反（公務員の地位利用)に抵触するかどうか、慎重に判断する。
県警のこれまでの調べに対し、横浜市前市長室長の北薗義広氏は任意の事情聴取で「メールの文案は私が作った」「文案は石阪氏側と相談した」と説明している」
このため県警は、石阪市長もメール作成にかかわった可能性があるとみて石阪市長本人の事情聴取が不可欠と判断した。
石阪市長は会見などで「パーティーは横浜市職員の方から話が持ち上がりお受けした。政治資金規正法はしっかり認識していなかった」と説明している。
石阪市長の政治資金パーティーは、横浜市の三人の副市長と北薗義広前市長室長ら幹部職員十四人が発起人となり、昨年十一月二十九日に開催。これに先立つ同月五日、石阪氏側から、「局区」毎（ごと）に参加者を取りまとめていただき」「下記口座に振り込んでいただくようお願い申し上げます」などとパーティーへの参加や献金を依頼する電子メールが、横浜市のほぼすべての局区長、副局区長に送られていた。