会員のページ                                     

     みなさんからの感想やコメント・要望など、どしどしお寄せください。  こちらへ(事務局)

            「忘却の想い 中津と尼子山」

●倉吉市  有留 美千代

 定例会を最近さぼり気味の私が今回の中津の尼子山の参加を決めた理由は、私に山や自然のすばらしさ、楽しさを教えてくれ、山好きになるきっかけになった人でもある、私の大の仲良しで大好きだった今年亡くなってしまった人との思い出が中津にたくさんあったからです。
 中津は三朝のかなり奥になるので、なかなか行く事の無いところですが、春・夏・秋・冬どの季節も中津トンネルが出来る前からも、出来てからも河原町に抜けたりと、ちょくちょく行っていた大変思い出のある場所のひとつです。まだまだ生きてあちこちに行き自然に触れたかったその人の想いも一緒に、中津に行って来ました。
 何度も行ってる場所なのに、知らなかった尼子山を歩けた事、えらさや喜び、感動を分かち合え一緒に楽しい時間を過ごせる仲間がいる事、そしてこうして元気で山歩きが出来る生きている事の有り難さを感じながら色々な想いで歩いた今回の尼子山は私には忘れられない山になり、私は亡くなった人の分も人生楽しむぞっ!そんな気持ちになりました。山歩きをしていると、あの登りのえらさを
乗り越えれたら多少の事は頑張れそうな気がしたり、落ち込んだり、くよくよしてる事があっても前向きになれる気がします!
今回も山とみなさんから元気とパワーをもらい頑張れてます。また心身の鍛錬と元気パワーの充電と自然に癒やされにらくらく山歩会に参加して行きたいです
(*^-^)
いつもお世話をして下さるみなさんにも感謝感謝です
m(__)mいつもお世話をしてもらいっぱなしで会員の1人として付いて行くだけの私ですが、いつかみなさんのお役に立てるような事があればいいなぁと思ってますが〜(^^ 


             「山めし愛好会」

●湯梨浜町   田中 靖

  山で食べるご飯“山めし”は何であんなに美味いのだろうか。

 理由はともかくあの美味さは高級レストランのフルコースなんか足元どころか半径5m圏内にさえ及ばない。(たぶん‥‥実は本格的なフルコースを食べた事がない。)たとえ、その山めしがコンビニ弁当やおにぎり、カップラーメンであってもだ。(こちらの3品は僕の定番山めしなのでよく知っている。
 出来ることなら、テレビ番組で「舌先にまったりと‥‥。」などと言っているグルメレポーターを山のてっぺんまでヒィーヒィー連れて行って、なんでもない塩むすびを食わせてやりたいくらいだ。
 一歩また一歩と登って、ようやくたどり着いた山頂で腰を下ろすとお待ちかねの山めしタイム、コンロでお湯を沸かしながら、しみじみと感動的な山めしを「うめぇ、うめぇ」とたいらげる。
見上げる空はピーカン、眼下に広がる大パノラ、五感に感じる物すべてが最高のおかずとなる。これまで数えきれないほど山めしを食べてきたが、良い山で食べるといつも「今日の山めしが一番美味い!」と思う。
 食後のコーヒーを飲みながら至福のひととき、まさに心もお腹も大満足。時間が許せば昼寝するのもチョー気持ちいいだろう。この時ばかりは仕事も借金も下界のしがらみは頭の片隅どころか、このピーカンの空のはるか彼方へ消し飛んでいる。
やがて、しっかりと腹ごしらえをした自称“山めし愛好会”は元気ハツラツ!少しだけ軽くなったザックを背負い意気揚々と下山していくのである。
 「なぜ山に登るのか?」と聞かれ、「そこに山があるから」と答えたのはマロリーだが「そこに美味い山めしがあるから」と言ったら‥‥やっぱり皆が笑うわなぁ。
    さて、次はどの山のてっぺんで“山めし”を「いただきます。」?

            遂に100名山まで(山への想い)

●鳥取市 橋本 恵美子
 ある日突然、娘が皮の登山靴を買ってきて私を驚かせました。「こんな重たい靴を履いて山に登るの?」私の心配をよそに大きなザックを背負って友達と山に出かけていきました。
その後、娘とその友達に誘われるままに大山・富士山・白馬岳に登りました。白馬岳で目にした大雪渓と高山植物、アルプスの景観を満喫し、始めての山小屋泊に戸惑いながらも、そこでのビールはまた格別でした。翌日も晴天に恵まれ、足元のコマクサの可憐さに心引かれながら歩いた稜線は眺望も良く感動の連続でした。
 翌年には槍ヶ岳ツアーを娘に勧められるまま参加し、白馬岳で出会った友達と一緒になりホッとしたのもつかの間、表銀座縦走コースは鉄ハシゴや鎖場で、高所恐怖症の私は引き返すこともできず足の震える思いで槍の穂先に立った時の感動は、私を山の虜にしてしまいました。
そして異変が…
 深田久弥が還暦の歳に山岳雑誌「日本百名山」を完成したことを知り、私も還暦の歳に日本百名山踏破を目標に、ある時は友達と、ある時は夫と二人、いつも頭の中は山のことで一杯で、生活も山中心に変わってしまいました。
 昨秋(2006)念願の百名山を達成しました。
いつの間にか花の名前も覚えるようになり、また別の喜びを感じるようになりました。
山を通して北は利尻島から南は屋久島まで日本各地の旅も出来、このような夢を与えてもらうきっかけとなった深田久弥さん、そして支えてくれた友人、家族に今は心から感謝です。
 山は私に出合いと活力を与えてくれます。私にとって山は夢そのものです。


              07/04/22 岡山最高峰 後山縦走

倉吉市 有留 美千代
 いつも初めて行く山が楽しみで、普段は起きない時間から準備をして“ウキウキワクワク”と出掛けて行きます。
今回の岡山最高峰の後山は雨の登山となり残念ながら霧で景色が見えなかったのですが、きっとステキな景色が広がっていたのでしょうネ〜。
下りは急傾斜だったので(登りじゃなくて良かったぁ)膝がガクガクしててそんな中、可愛い草花や横を流れる沢は心を和ませてくれました。
 私も今回で6回目の参加となりましたが、らくらく山歩会との出会いで、私はますます山が好きになり
山の名前、木や草花の名前、鳥の名前など色んな事が知りたくなりました。
 山に行く度にいつも元気とパワーをもらっています!
これからも自然や人との色んな出会いを大切にして山や人とふれ合いながら色んな事を学んでいきたいと思います。
 いつも準備やお世話をして下さる方たちにとても感謝していますm(__)m                      


            知る人ぞ知る(絶世の美女?)

茨木市 中村 暢宏
 琴浦町の桑本夫妻から、大山の知る人ぞ知るビューポイントがあると教えて頂いた。「是非いっておいでなさい 」の言葉に従い訪れてみた。確かに言葉通り期待に違えないもので以来時々訪れるようになった。
そこは鍵掛峠の迫力ある南壁の、あの喧噪がウソのように静かな、踏み跡もまばらなことでも、確かに知る人しか訪れない、南壁を望むにはこれ以上のところはないといってよい静寂なところだった。
 車を捨て、ほんの30分ほど樹林のアルバイトの間、新緑の梢からチラリと見せる白くまぶしい素肌の南壁。また秋には金色の梢から振り向くと赤く燃える裸体。車から見るのはそれなりしか、汗しなければ見ることも味わうことも出来ないこの感動。
自然の醍醐味はここにあり。
 ある日のこと、ポイントのひとときを終え、このコースで一度も人に出会わないのに、下山の樹林帯で一人の若き女性がさっそうと二本のステッキを操り軽やかに登ってくるではないか!えぇっ!スタスタと登るそのリズムといい、ビシッと決まったスタイルといい、まるで絵か写真から現れたかと‥思わず南壁を忘れ、不覚にもしばし振り向く。ああ‥あと10分ポイントに居れば声をかけることができたのにと悔やむことしきり。
 いま、若者の山愛好家が少ないという。学園では「山岳部」はダサイと名前も「ワンゲル部」にしたとか、それでも部員がこないとも。一方で山は中高年の世界とも云う人がいるが…否「断じて」そうではない。
山の自然は人間にこれ以上の安らぎ・癒しの力を与えてくれるものはないと体験から心底そう思っている。
かって、役の小角や空海や最澄・日蓮などなどに特別な力を与えたのも、これ山々の大自然なのだ。凡人たる我々中高年は遅まきながら、やっとそれに気がついたのだと。
 どうだ、すれ違ったかの若き絶世の美女(と云っておこう)もいるんだと、そして知る人ぞ知る秘密を共有しているとの思いに何となく嬉しく心が豊かになった気がした。若者だって捨てたものでないなぁ。

           06/03/26 雪の回廊トレッキング

●八頭郡八頭町 花木八千代さん
 オオー!大山。御身は私の心の古里です。
美しい雪化粧の稜線を歓喜の目で見上げると、初めは薄曇りであったのが、ゆっくりと晴れて、輝かしい雪の大山の全景が現れた時、御身が私の気持ちを喜んで受け入れて迎えてくれたように思った。
 らくらく山歩会の仲間と、この素晴らしさに酔いしれて眺めた。
大山環状道路の除雪作業も進み、四月の開通を今や遅しと待っている。私たちはこの未開通の道を歩行者天国とさせて頂き、鍵掛峠より三の沢、二の沢へとトレッキングした。その絶景は二の沢よりの眺めであった。
私たちの身の丈以上のもある除雪された雪の壁が、春を待つ森の静けさの中に大自然の畏怖として迫ってくる。
 私の心の古里である大山。御身に決してなれなれしくなく、いつも節度をもって親しんでいくことをあらためて心に誓った。
早春の雪の回廊トレッキングを楽しんだらくらく山歩会の楽しい思いの一日でした。
 毎月楽しい山登りを計画、実行していただく会長をはじめスタッフの方々に感謝いたします。
   今年は皆勤をめざし頑張ります。  よろしくお願い致します。

          05/10/23 キリン尾根

●鳥取市 赤田孝子さん
 今まで、私にとっての山登りは “晴天・らくらく・良い景色・おいしい空気・おにぎり”でした。でも、山歩会に参加するようになって、新たな楽しみをみつけました。
 大きな倒木をまたいだり、くぐったり、まるで障害物競走のような登山。大雨の中での昼食。気温5℃の雪道を歩いたり、指先がかじかむ中、滑らないよう気を付けながらの下山。すべて新鮮でした。
途中一瞬の晴れ間に見えた紅葉、烏ガ山のシルエットなど、とても奇麗でした。下山して、緊張がほぐれた後のきのこ汁は格別。いつもながら、スタッフの方々に感謝感謝です。
 早起きは苦手ですが、おいしいみそ汁と個性豊かな皆さんに会いたい一心で、これからも参加させていただきたく思います。

          05/04/17 三平山

●琴浦町 桑本幸子さん
 毎日同じ日々が過ぎ、もう4月も終わり、月に一度、今年で4年目の「らくらく山歩会」
一日の仕事を終えるとグツタリなのに、「らくらく山歩会」となれば朝から元気になる!
冬の例会から、今回春の三平山、久しぶりの三平山からの雄大な大山を眺め、本当に元気で山歩きができる事、山々に感謝します。ペッコリ
 木陰、茂み!でのキジウチ・ハトウチは山ならでの行動…ハハハ、ハハハ、ヤッホーヤッホー
大山周辺を歩き始めて35年、以前恩師から頂いた言葉 「萬岳オ畏敬シ自然ノ恵ニ報イン」 この言葉、山歩会に参加して痛感するようになりました。
来月もひと月振りで逢えるメンバーに、うきうきです。

          「らくらく山歩会」の横断幕ができました。


 すばらしい「らくらく山歩会」の横断幕です


鳥取市の近藤さんの奥さん恭子さんの手作りです。

04.12.12納山会

         04/12/12 野営場清掃とソバ道場

●琴浦町  大谷美津子さん
 キャンプ場の掃除もみなさん手慣れたもので、自分が思いつくところをやった。だれも指示しなくてもやれるのがらくらく山歩会のいいところです。冬になる前の木々はもう春の用意をしていて、次の芽をかたくしていた。
 落ち葉の欲しい人や、腐葉土がたくさん入った溝の土を花植え用にいただいて帰る人、マキ用にいただいて帰る人、循環しています。一向平に1人で来ていても、こんな恵をいただくことは、まず、できません。副産物の再利用……フムフムフム。
 ふっといソバができ上がったけど、みんなそれぞれ楽しめたでしょうか?指導者が岩本さんだけなのが、ちょっと厳しかったけど、形にはなっていたなあ!
 平成16年のしめくくりは一向平でした。いつもながら段取りをしていただいたスタッフの皆様に感謝申し上げます。
今回気づいたこと。
各自それぞれ、ゴミをもって帰ってくださってうれしかったです。心配りのつみかさねで、暖かい気持ちになりました。掃除のあとのみかんは美味!!
   

     04/11/21 烏ヶ山 調査登山の感想

●琴浦町  岩本 良枝さん
 家の近くの新法万橋の上から東大山の山々をながめることができます。四季折々、その姿を変え私の目を楽しませてくれます。
その中に、2000年秋鳥取西部地震で登山道が崩落し現在登山禁止となっている烏ヶ山があります。地震前、旧東伯町では、毎年、6月に烏ヶ山登山がありました。登山経験のない私でしたが一度は登りたいといつも思っていました。でも、6月は梨農家にとって大袋かけの真っ最中でとても登山どころではありませんでした。
山歩会に入会し”いつかは烏ヘ…”とその日がくるのを楽しみにしていました。11月21日、念願の烏ヶ山です。登山道に入ってしばらくは、ゆるやかな杉林、それからクマザサの道…想像以上に歩きやすい 登山道だと思いました。およそ1時間30分で崩落現場に到着、大小の岩が剥き出しで岩の下がトンネルになっているところもありました。複雑な思いを胸にしばらくその現状をみつめ、そして、いつか再びこの山へ登ることが出来る事を願いつつ山を下りました。
 私にとって山歩会は、山に登ること以上にすばらしいメンバーに出会える会と思っています。 これからもよろしくおねがいします。

編集後記:この月からレポートは「あいうえお」順に決まりました。

    04/10/25 鳥越峠から地獄谷登行の感想

●琴浦町  山田大輔さん(高一)
 今回は地獄谷への登山へ行きました。らくらく山歩会登山記録は、今回が記念すべき第1回目で、それを私山田大輔が書くことになりました。地獄谷も今回が初で、とても美しい川に感動しました。また水曜の台風による倒木を見て災害の恐ろしさも感じました。そして今日のお汁はまた格別でした。また初めてのコースで、台風の爪跡を見とても楽しい1日となりました。
 最後に、移動手段がなかった私をこころ良く乗せて下さった谷口さん、そして山歩会のみなさん、本日はありがとうございました。

 編集後記:この月の感想は出席者の一番若い人、で決まった最初のレポートです
  
 04/9/26 擬宝珠山・象山ハイクの感想  
●倉吉市  吉良 知子さん
 今回の山の出会い、第一弾は山道にゴロ〜ンと登場した巨大ミミズ!衝撃的でした。そして、シトシトと降る中、歩いていくと山道のあちらこちらにキ・キ・キノコ。秋を感じました。しかも、キノコが雨にうたれて生き生きしているようすは、実においしそうでした。(!?)次に、目にはいったのは、びっしりと水滴をつけたクモの巣。宝石のようなどと表現すると少しこっぱずかしいですが、それ以外のことばは見つからないほどきれいでした。そして、足元には次々にさく小さな花々。『秋もこんなにたくさん花が咲いているのだなぁ』と、山登り初心者のわたしには、感動しっぱなしでした。
擬望珠山・象山のハイキングコース。こんな身近な場所に、こんな気軽に登れる山があり、これだけ自然を感じられるなんて。山登り=しんどいからぬけだせない友だちにも宣伝したいものです。帰ってからも、マツムシソウの由来を調べたりと山の楽しみは続きます。
らくらく山歩会には二回目の参加。山登りをしてみたいと思いながら、なかなか仲間を見つけられず、ひょんなことから教えていただいたこの会。毎月、次はどこにいくのかなとお便りを楽しみしています。また参加したいです。
10月に備え、ズボンを購入していましたが、寸出のところで仕事が入り、今回は断念です。次々回にはぜひ。
                                                   
●琴浦町  粟井 愛乃さん
琴浦町で一番高い山、烏ヶ山(からすがせん)に登る予定で出発した今回の「らくらく山歩会」例会でしたが、集合場所に行っても雨と霧は続いていて、擬宝珠山・象山に変更になりました。
鏡ヶ成国民宿舎の裏山といった感じの二山ですが、低くたれた厚い雲に隠れて姿は見えません。
広い山道のブナやミズナラの樹木、枕木や石で階段状に整備された尾根道をいつもより賑やかに進みます。
初心者の私は、いつも歩くのが精一杯で、草花や空を見る余裕がないのですが、今回は階段の隙間や道端にわずかに顔を出し、しっかり花を咲かせている「センブリ」や「リンドウ」を見つけて、その生命力に感動しながら歩きました。
木陰にそっと咲き、強い風雪にも耐え、厳しい自然の中で咲き続ける花達に大拍手したい気持ちになりました。「また逢いにこよう」と心に決めて下山しました。
 名前の通りの「らくらく山歩会」でしたが、自然の美しさと強さを知った楽しい一日でした。

              物語 お知らせ         掲示板