第3回目(1999年7月11日) エッシェンシュタインを探せ! その1−エッシェンシュタインってどんな国?−

 遠藤淑子作品初期の代表作、「エヴァンジェリン姫」シリーズ。その舞台となっているのが、ヨーロッパの架空の小国、「エッシェンシュタイン公国」。今回は、その実像に迫ろう、というのがテーマである。
 「エッシェンシュタイン公国」は、どこにあるのか、って、それは架空の国だろう、という答えがすぐに返ってきそう。まずは、作品から探られる、エッシェンシュタイン公国の様子を洗い出してみたい。


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(この他に、「エッシェンシュタインこんな国」情報がありましたら、ぜひお寄せください)


 まずはこんなもんだろうか。スイスに程近い山がちののどかな小国、というイメージが浮かばれるというものだが、ところで、現実にヨーロッパの地図を広げてみても、スイスの周りには(というか、世界中どこにも)エッシェンシュタインなどという国は実在しない。が、よく似た名前の、リヒテンシュタイン公国(Principality of Liechtenstein)という国は実在する。
 リヒテンシュタインとはどんな国だろう。次回はそれについて書いてみようと思うが、惜しむらくは日本には、リヒテンシュタインに関する情報が少ない。どうなることやら。

「私と遠藤淑子」第2回目

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