W.Furtwangler Archives etc.

フルヴェン資料室エトセトラ(WF Archives etc.)

[about資料室][shin-pのコラム]

ここでは、年代順の資料室に掲載できなかったCD/LPについて、ここにその収録曲目や録音状態を解説するコーナーです。
KOCH−SCHWANNの1935-41ウィーン国立歌劇場録音 情報提供:劉邦氏

第2巻「マイスタージンガー」1938.9.5。第1幕より2曲14分、第2幕より6曲27分、第3幕より9曲42分。 ハンス・ザックス:ルドルフ・ボッケルマン、ベクメッサー:オイゲン・フックス、エウ゛ァ:ティアナ・レムニッツ他。 テノールとソプラノの選曲が少なく全体に地味な感じ。優勝の歌がないのが寂しい。
第4巻「タンホイザー」1935.10.15。第1幕より1曲3分。     「タンホイザー」1935.10.18。第3幕より2曲5分。 ともにアレクザンダー・スウェッドのウォルフラム。 「夕星の歌」に感動したいのだが音が・・・。
第6巻「トリスタンとイゾルデ」1941.12.25。第2幕より3曲13分。 トリスタン:マックス・ロレンツ、イゾルデ:アニイ・コネツニ、ブランゲーネ:マルガレーテ・クローゼ。 3曲とも第11巻の43年の演奏でほぼ同じ部分を同じ歌手で聴ける。ただし41年の方が歌唱も音の状態も少し良いようだ。
第10巻「タンホイザー」1935.10.13。第2幕より1曲4分。 ルートウィヒ・ホフマンのラントグラーフ。 なかなかの歌唱。
第11巻「トリスタンとイゾルデ」1943.1.2&1941.12.25。第1幕より4曲16分、第2幕より8曲54分、第3幕より12曲69分。 トリスタン:マックス・ロレンツ、イゾルデ:アニイ・コネツニ、ブランゲーネ:マルガレーテ・クローゼ他。 ロレンツとコネツニがともに歌い切っているという感じですがすがしい。
第20巻「ワルキューレ」1936.2.13&17。第1幕より8曲31分、第2幕より4曲17分、第3幕より6曲21分。 ジークムント:フランツ・フェルカー、ジークリンデ:マリア・ミュラー、ウォータン:ワルター・グロスマン、ブリュンヒルデ:アニイ・コネツニ他。 これは名唱、名演。一枚物抜粋盤として十分愉しめる。コネツニのHojotoho!にブラボー!       「マイスタージンガー」1937.11.25。第1幕より3曲12分、第2幕より3曲10分、第3幕より6曲25分。 ハンス・ザックス:カール・カーマン、ワルター:マツクス・ロレンツ他。 これも名唱、名演。収録量は第2巻の38年のものの半分だがこちらの方が聴いたという感動がある。ロレンツの優勝の歌は勝利のカタルシスを感じさせてすばらしい。        「タンホイザー」1936.1.9。第1幕より1曲2分、第3幕より4曲8分。 タンホイザー:マツクス・ロレンツ、エリザベート:マリア・ミュラー。 すばらしいです。        「タンホイザー」1935.10.13。第2幕より1曲3分。 アンナ・バティのエリザベート。 工夫してドラマチックに歌っているがミュラーに続けて聴くと・・・。


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