Sony CDX-A100



普及機クラスの中で,最高級のCDCと思われます。

諸々...
 これまでのスライド式だったマガジンの挿入口をバックル式のロック機構を備えたドアに変更され,より密閉された状態になっています。Sonyの普及版の価格帯に属しますが,(当時)最強のXESと同じ筐体だけあって,その流れを継承していると思われます。この写真には写っていませんが,インジケーター(これも...用途は不明ですが...電源オンでく光ります)の違いによる,2つのCDX-A100が存在します。私的には,CDX-A50の使い回しではないか?と思っています...(苦笑)。

 これまでのリファレンスであった「CDX-J10(¥159,000)」「CDX-A20(¥89,800)」に比べて飛躍的な進化を遂げたと思われますが,価格は僅か¥89,800に抑えられています。弟分のCDX-A50の出現等,次代を担う新しい筐体という輝かしい将来を期待されて(?)いたはずでしたが,あのXES-C1を含めて僅か3機種に採用されただけで消えてしまいました...。これ以降,ソニーのチェンジャーは小型・軽量化へ衰退していきます...。残念!

 最近('01頃)の普及版には採用されない「マルチビットタイプ(=18bit)」のDACが使われていて,チップには「B.B PCM1700U」と書かれています。「B.B社製」のチップは,かのNakamichi CD-700にも使われています。この1700Uは,どんな音がするんでしょう?
後ろから見た図。「SONYのロゴ」は好みです...。
筐体がダイキャスト合金製ではない辺り,CDX-A2001と差別化されています。
 通常の廉価版「CDX-A15」と異なり,基盤が後付けされたようになっています。この様にDAC部分が余計に付いている筐体はCDX-A2001と同じです。ただ,開けてみると違いは歴然でした...。所詮は¥89,800ですね...。
設置のし易さはCDX-A2001よりも向上しています。
シールされた「Optical Output」のコネクタ。使えたら良いんですけどねぇ...。

インプレッション
 動作未確認のジャンク品を購入。本来の目的はおまけの「RM-X2」で,チェンジャーは動けば儲けもんとして考えていました。電源も入り,CDも読み込みますが,残念ながらCDが再生されない...。中身がとてもきれいなので,いつかは修理に出そうかと思っています。
   
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