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読者に お詫びをせねばならない。 実はこの後、彼がなんと言ったか忘れてしまった!。 じらしているのではない、マジで忘れてしまったのだ。 たしか、そんなあたりさわりのない事を話したような気がする。逆に言えばあたり さわりがなかった故に、記憶していないのかもしれない。 なんにせよ、僕にとっては、彼が日常的動作をしながら、日常では見られない奇怪 な生理現象を見せてくれた事に驚愕したわけで、未だにあの時の事を思い出すと冷 や汗が出るのである。
「おいおい、この前のあの汗の原因、解ったよ」
一ヶ月位して彼のほうからきりだしてきた。
言い忘れていたが、彼は眼鏡をかけている。
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おわり
ここにあげられたエピソードは すべて本当に起こった事です。 作者である鳥取崎 優氏は私(POP.OFF)の高校時代からの友人 ですし、緑色の汗を流した彼に至っては中学校時代の先輩であ ります。 |