シャンパーニュ・発泡性ワイン
1)Crement de Loire
(Tour de Loy)
Cepage:Chenin Blanc等
市価約2,000円
2)Crement de Bourgogne
(Tour de Loy)
Cepage:Chardonnay等
市価約2,200円
3)Crement de Bordeaux
(Tour de Loy)
Cepage:Semillon, Sauvignon Blanc等
市価約2,500円
4)Champagne
(Pommery Brut Royal)
Cepage:Pinot Noir, Pinot Meunier, Chardonnay
定価4,800円(750ml)、2,600円(375ml)
5)Champagne
(Pommery Brut Rose)
Cepage:Pinot Noir, Chardonnay
定価5,800円(750ml)、3,000円(375ml)
6)Cidre
(De Longueville)
市価約千円
発泡性ワインの製法
発泡性ワインは通常のワインを作った後、何らかの操作によってワイン中に炭酸ガスを発生させてつくる。代表的な方法として、以下のようなものがある。
1.シャンパーニュおよび "伝統的製法"など(瓶内発酵)
ワインに糖分と酵母を加え、瓶に入れる。王冠で栓をして、低温で保存する。やがて発酵が始まり、アルコールが少々と炭酸ガスが発生する。これをそのまま熟成させた後、瓶を少しずつ回しながら逆さに立てて行き、オリを瓶口に集める。この先の部分を凍らせてから栓を抜き、オリの部分を取り除く。この際目減りした分、若干のワイン(糖分を加えることもある)を加えてコルク栓を打ち込む。
ドイツなどではこの方法のヴァリエーションで、発酵が終わったワインを加圧したまま濾過、再び瓶詰めする方法が用いられる。
なお、特別大きな容器や小さな容器の場合、普通の瓶で作った発泡性ワインを素早く移し替えることもある。
2.シャルマ法
ワインに糖分と酵母を加え、耐圧性のタンクに入れて発酵させる。発酵、熟成後、加圧したまま濾過、瓶詰めする。
3.炭酸ガス添加法
通常のワインに炭酸ガスを人工的に吹き込んで作る方法。主に新世界の安価な発泡性ワインに用いられる。
シードル:ノルマンディー地方のリンゴ酒
本日のフロマージュ
シャンパーニュは食前酒から肉料理まで、あらゆる場合に合わせられるが、フロマージュは合わないと言われている。地元の高級レストランなどではボルドーやブルゴーニュの赤ワインや、地元で少量生産されている赤ワインを合わせることが多い。そういうわけで、今回は以下の1種類にとどめておく。
Pont l’Eveque AOC
ノルマンディーのウォッシュタイプ。カマンベールにくらべるとやや固めでコクが強いが、他のウォッシュタイプに比べるとまろやかである。地元ではシードルと合わせて楽しむことがある
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